同僚にこんなことを言われました。確かにアメックスのサポート・保証・特典は、金銭的なメリットを与えてくれるだけではなく、日々のわずらわしいトラブルを大部分取り除いてくれる気がしています。
その中でも特に充実していると言われるのが保証!今日はアメックスの「ワランティ・プラス」について少し勉強してみたいと思います。
※2016年10月25日一部修正
補償限度額の章に「保証の対象となる修理費用もしくは損害額は、5,000円以上とします。」と記載があり、マヒログでは5,000円以上の修理費用・損害額について5,000円を控除した金額が補償される(5,000円の免責)と記載していましたが、読者様からのご指摘で「あくまでも5,000円以上の修理費用・損害額の商品が対象となるだけであり、5,000円の免責が付いているわけではない」とのコメントをいただきました。申し訳ありませんが修正させていただきます!
メーカーの保証期間が終了した後の故障、欠陥部分の修理、部品交換などの必要が生じた場合でも、カードでご購入の商品はさらに2年間、メーカーとほぼ同等の保証をいたします。
引用:アメックス :プラチナ・ウェブ、ワランティー・プラス
簡単に言い換えますと、メーカー保証期間が終了した後に、故障してしまったり、部品交換が必要になってしまったりした場合に、メーカーとほぼ同等の保証をしてくれるというサービスです。
メーカー保証期間が1年間の家電製品、パソコン、時計、カメラ、電話機(携帯電話、PHSを除く)などの製品が保証対象となっています。
プラチナウェブから見てみますと、東京海上日動火災保険株式会社の提供している保険のようですね。
保証対象の商品は限られていますが、ヨドバシさんとかビックカメラさんでポイントを払って延長保証を受けることができますよね。アメックス・プラチナではプラチナカードで決済をすれば、自動的に付与されるという何とも使い勝手のいいものです。
様々なシーンで活用されるケースが多い、ワランティ・プラスとなっていますが、一口に保険と言っても、様々な項目に分かれていますので、それらについて少し紹介していきます。
旅行中の事故、ケガや携行品の盗難など | 旅行傷害保険 |
海外航空便遅延費用保証 | |
カードで購入した商品のキャンセル・破損・盗難など | キャンセル・プロテクション |
オンライン・プロテクション | |
リターン・プロテクション | |
ショッピング・プロテクション | |
ホームウェア・プロテクション | |
ワランティ・プラス ←今回勉強中 | |
日常生活における賠償事故やスポーツ中のケガなど | 個人賠償責任保険 |
ゴルフ・テニス・スキー保険 |
上記の3つの分野に分かれていて、それぞれのシーンで活用することが出来ます。
ワランティ・プラスをマスターするためには利用規約の理解は必要不可欠です。以下に利用規約(2015年7月31日時点)を引用しながらレビューをしてみたいと思います。
(なお、実際に利用されるときにはしっかり利用規約をみておいてくださいね)
以下、引用元:ワランティー・プラス及びホームウェア・プロテクション保証規定
・ワランティー・プラスとは、プラチナ・カード会員がプラチナ・カードにより購入された製品の保証期間を2年間延長(メーカー保証終了後2年間)し、故障の修理費用を保証するものです。故障とは取り扱い説明書及び本体貼付ラベルなどの注意に従った正常な使用状態で修理が必要となる場合を言います。
ここでのポイントは、保証期間をメーカー保証終了後2年間延長するものであることです。
この保証は、プラチナ・カード会員の基本カード会員及び追加カード会員に対して提供されます。
本会員だけでなく、追加カード会員のカードで購入したものも対象になります。
ワランティー・プラスの保証期間は、メーカー保証期間終了後2年間とします。また、購入が上記の保険期間内になされたものであれば保険期間終了後であってもメーカー保証期間終了後2年間とします。
後述しますが、メーカー保証期間が1年間の家電製品が保証対象となっていますので、何でもかんでも保証されるわけではなく、1年保証の家電製品が3年保証になるというものです。
・毎年12月1日より起算した1年間、ワランティー・プラスとホームウェア・プロテクションの保証を合わせ50万円を年間の保証限度額とします。また、この限度額はプラチナ・カードの基本カード会員及び追加カード会員合算となります。
・ 保証額は購入された製品の代金、カード代金請求書あるいは購入店の領収書に記載された金額をもとに、購入日から起算した使用期間に応じて設定された保証限度額以内となります。
利用規約には「試用期間に応じて設定された保証限度額のテーブル」が記載してありますが、これはホームウェアプロテクションというプラチナ・カード会員が所有している製品に対し、火災、盗難、破損、水濡れなどの偶然な事故により生じた損害を保証する保証サービスとの保証限度額が合算されて算定される、という意味です。
例えば、ホームウェア・プロテクションで既に30万円保証を受けている場合、その年に使える保証はワランティー・プラスとホームウェア・プロテクションの保証を合わせて残り20万円ということになります。
で!注意する点が複数あります。
保証限度額についての留意事項
・保証の対象となる修理費用もしくは損害額は、5,000円以上とします。
・修理費用とは部品代、工賃、出張費を言います。但し、出張費はメーカー保証規定で出張修理対象製品のみ保証します。
・本保証サービス以外の保証書または保険などがある場合は、その保証規定または保険などでの支払いを優先しそれらから支払われる金額を控除した残額をこの保証規定での損害額とみなします。
ポイントは「5,000円以上とします」です。保証対象商品が壊れたとします。修理に12,000円かかったとすると、実際に保証されるのは5,000円を超えた7,000円部分、ということになりますね。※
※2016年10月25日修正
マヒログでは5,000円以上の修理費用・損害額について5,000円を控除した金額が補償される(5,000円の免責)と記載していましたが、読者様からのご指摘で「あくまでも5,000円以上の修理費用・損害額の商品が対象となるだけであり、5,000円の免責が付いているわけではない」とのコメントをいただきました。申し訳ありませんが修正させていただきます!
・ メーカー保証期間が1年間の家電製品、パソコン、ワープロ、時計、カメラ、電話機
(携帯電話、PHSおよびポケットベルなどの移動電話を除く)などの製品
・ 日本国内で修理可能な製品
ここで微妙になってくるのが家電製品ですね。正直確認してみないと分かりませんが、ヨドバシさんやビックカメラさんで取り扱っているような一般的に「家電」と言われるようなものは該当してきそうですね。(要確認)
昨年トイレに落として水没してしまった携帯電話は対象外、残念!
保証とならないケースは細かくたくさん書いてありますので、注意が必要な部分だけ抜粋してみました。
・中古品及び転売を目的として購入された製品
・プリンター、ソフトウェア、周辺装置、コード及びバッテリーなどの製品本体に付属して使用する製品
・メーカー保証の対象となる場合及びメーカー保証において明記されている保証範囲外の事由による保証対象製品の故障
・製品の自然消耗、摩擦、さび、かび、腐敗、変質、変色、その他類似の事由による故障、損傷及び損害
・置き忘れ、紛失、遺失に起因する故障、損傷及び損害
・業務用途での使用の場合
簡単に一つずつ解説してみます。
といったところでしょうか。それ以外にも保証とならないケースがありますのでご一読ください。
私自身、保証対象となる商品は購入したことはありますが、ワランティ・プラスで保証してもらったことはまだありません。
しかし色々とブログを見ていますと、プラチナホルダーの皆さんは家電を購入する際には積極的にプラチナカードで決済をされているようですね。(これもアメックスの戦略?)
アメックス・プラチナで購入するとワランティー・プラスという保障を1年延長する保険が付く。
更に、親父に自慢ができる。「2年目までに故障したら、俺に言ってくれ。俺の保険で治せるよ」っと。
ほかのカードにこのような保険が無料で付くのは聞いた事がない。
他のカードでは、有料で似たようなカード付帯サービスを追加することができるところもあるが。
今日のお買い物で、ビッグのポイントとアメックスのポイントも稼がせてもらいました。ラッキー!
引用:ヒロボの思ふこと
メーカー保証期間が過ぎてしまうと、修理に大きな費用が発生するケースも少なくありませんが、プラチナカードで決済するだけで、さらに2年間も保証してもらえるのなら十分なお得感があると思われます。
特に私のようなケチ人間は、ヨドバシなどの延長保証をつけるときにポイントを取るか保証を取るか、とっても迷ってしまいます。自動付与なら、迷う必要はないですしね。
ということで、今度購入予定のPC用のディスプレイはアメックス・プラチナで買ってみましょう!
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