マヒログでもこれまでご紹介してきましたとおり、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」(アメックスプラチナカード)は、使い勝手が良く、さまざまな保有上のメリットがあり、あこがれのクレジットカードといえます。
アメックスプラチナカード以外にも、保有上のメリットが大きなプラチナカードは各カード会社から発行されています。年会費などの運用コストを考えると、お得な特典がついているなど、コストパフォーマンス(コスパ)の高いカードもあります。
そこで、今回は、「アメックスプラチナカード以外に持ってもいいと思うクレジットカード5選」と題して、人気の高いカードをご紹介したいと思います。
「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」は、数あるセゾンカードの中で最高峰に位置するカードですが、年会費は2万円(税別)とリーズナブルです。リーズナブルでありながらも、コンシェルジュデスクなど、プラチナカードならではのサービスが利用できる、コストパフォーマンスの高いカードです。
ポイント還元率は通常0.5%ですが、「ショッピングマイルプラン」に無料登録することで、カード利用1,000円につき10マイルが付与され、実質還元率は1.0%となります。
付帯保険については、ショッピング保険は年間最大300万円の補償にとどまりますが、旅行保険では、国内、海外旅行ともに最大1億円が補償されます。カード会員本人だけでなく、家族会員にも同額の旅行保険が適用されることが大きなメリットです。
また、「オンラインプロテクション」では、ネットショッピングにおいて身に覚えのない請求があったり、カードを不正に利用されたりした場合であっても、セゾンが調査を行ったうえで損害を補償してくれます。これによって、インターネットショッピングでも安心してカードが利用できます。
「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイトはこちら
国内カード会社大手の三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードの最上位クラスとなるカードです。「三井住友VISAプラチナカード」と「三井住友Masterプラチナカード」の2種類が用意されています。
年会費は5万円(税別)です。家族カードは、無料で発行することができます。「三井住友VISAプラチナカード」と「三井住友Masterプラチナカード」の2枚を同時に取得することも可能です。この場合の年会費は5万5000円(税別)と、比較的リーズナブルになっています(家族カードは無料)。
旅行、グルメ、ショッピング、レジャーなどでの基本的な特典に加えて、三井住友プラチナカード最大の特典となるのが、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®)での優待です。具体的には、カード会員限定の特典として、「ユニバーサル・エクスプレス®・パス(アトラクション優先入場券)」が1日1枚もらえます。この特典は、三井住友プラチナカードだけのものであり、貴重です。三井住友カードがUSJのオフィシャルカードであるからこその特典でしょう。
世界最高の感動と興奮あふれるエンターテインメントの数々に、大人も子どもも夢中になれる!そんなユニバーサル・スタジオ・ジャパン®において、人気アトラクションの待ち時間をギュッと短縮するユニバーサル・エクスプレス®・パスを、お1人さまにつき1日1枚差し上げます。
※同伴者さま最大4名まで
引用:「三井住友プラチナカード」公式サイトのレジャー・イベント(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®)のページ
なお、「三井住友プラチナカード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
年会費は2万円(税別)であり、プラチナカードの中では比較的安くなっています。家族カードは1枚が無料、2枚目以降は年会費5,000円(税別)です。カードブランドは、MasterCardのみです。
SBIカードの最上級に位置するのは「SBIワールドカード」(ブラックカード)であり、「SBIプラチナカード」は上級の位置づけです。ですが、「SBIプラチナカード」は、高いポイント還元率を誇るなど、コストパフォーマンスの高いカードといえるでしょう。
「SBIプラチナカード」のポイント還元率は最大1.5%です。ポイントをためるほど交換レートがアップする仕組みで、1万ポイントをためると、1万円のキャッシュバックを受けることができます。また、半年ごとのカード利用金額に応じて、追加ポイント(ボーナスポイント)がたまります。
ボーナスポイント ご利用金額に応じてボーナスポイントをプラス!
ボーナスポイントは、ご利用対象期間中のご利用額に応じて利用時のポイントに上乗せして付与されるおトクなポイントです。
現在のボーナスポイント
ご利用対象期間:2016年10月から2017年3月まで
ご利用額合計
ポイント付与
25万円以上
500pt 50万円以上
1,000pt 100万円以上
2,500pt 150万円以上
7,500pt 200万円以上
10,000pt
このほか、「ラウンジ・キー」による空港ラウンジ無料利用特典もついています。
世界500カ所以上の空港ラウンジを専用カード発行なしでご利用可能
空港ラウンジサービス「ラウンジ・キー(LoungeKey)」を標準装備。専用カード不要、SBIプラチナカードを提示するだけで世界中の空港ラウンジを年6回まで無料でご利用いただけます。SBIプラチナカードをお持ちの本会員様はもちろん、ご同伴の方のご利用(有料)も可能です。
なお、「SBIプラチナカード」は審査が厳しいといわれています。入手するのは決して簡単ではないことに注意しておきましょう。
三菱UFJニコス株式会社が発行する「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」も年会費が2万円(税別)であり、リーズナブルなプラチナカードです。
年会費が比較的安いといっても、特典は充実しています。例えば、24時間365日使える「プラチナ・コンシェルジュデスクサービス」や、世界中の空港ラウンジが無料で使える「プライオリティ・パス」がついています。
また、ヒルトン東京のスイートルームが半額で利用できたり、ホテルの部屋が無料でアップグレード可能であったりという、プラチナカードらしいVIP待遇特典(「スーペリア・エキスペリエンス」)も用意されています。ホテルなどの利用頻度によっては、「スーペリア・エキスペリエンス」だけで年会費の元を取ることも可能でしょう。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード会員様だけがご利用いただける特別なご優待プログラム「スーペリア・エキスペリエンス」は、プラチナ会員様の大切なひとときを、限りない至福の時間へと演出いたします。
国内・海外の一流ホテル、厳選された上質なダイニングやスパなどでご利用いただける数多くのご優待特典をご用意しております。プラチナ会員様にふさわしい優雅なひとときをお愉しみください。
ご優待特典の一例
ホテルのご優待
・特別優待料金でのご提供
・朝食サービス
・アーリーチェックイン/レイトチェックアウトのご提供
ダイニングのご優待
・特別ディナーのご用意
・ウェルカム・ドリンク プレゼント
スパ・エステのご優待
・特別優待料金でのご提供
・オリジナルメニューのご用意
引用:「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」公式サイトの「スーペリア・エキスペリエンス」のページ
なお、「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイト
年会費は3万5000円(税別)であり、これまでご紹介した4枚のカードと比べても、まずまずといったところでしょうか。家族カードは、無料で発行することができます。
「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」は、ポイント還元率が高いことが特長です。カード利用100円につき4ポイント(リボ払いの場合は5ポイント)が付与されます。このポイント(「SuMi TRUST CLUB リワードポイント」)には、有効期限がありません。また、年間のクレジットカード利用金額に応じて、ボーナスポイントを獲得できます。
たまったポイントは、「SuMi TRUST CLUBリワードプログラム」として、Amazonギフト券やJCBギフト券と交換したり、クレジットカードの年会費に充当したりすることができます。
SuMi TRUST CLUB リワードポイント
カードご利用金額に応じて付与されるポイントは、最大100円=5ポイント。
さらにボーナスリワードプログラムで、多彩な商品へも一足飛びに。
ボーナスリワードプログラム
年間のご利用金額に応じて、次年度年会費のお引き落とし月の翌月にボーナスポイントを獲得いただけます。
引用:「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」公式サイトの「SuMi TRUST CLUB リワードポイント」のページ
このほか、特典として、プラチナカード専用の「Visaプラチナコンシェルジュ」によるサービス、「プライオリティ・パス」の獲得などがあります。
なお、「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」は、インビテーション(カード会社からの招待状)が届いてからだけでなく、直接申し込みをすることもできます。ただし、審査が厳しいといわれています。直接申し込みができるからといって、入手するのは決して簡単ではないことに注意しておきましょう。
「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」の公式サイト
今回は、アメックスプラチナカード以外におすすめのクレジットカードを5つご紹介してきました。
維持費(年会費など)、特徴、入手難易度などを踏まえ、普段よく利用されるサービスやお店をお得に利用したい、ポイントを効率的にためたい、ワンランク上のサービスをお得に受けたいなど、目的に応じて、ご自身に合ったカードを検討されるがよいでしょう。
クレジットカードを上手に利用・活用して、日常に彩りと楽しさを添えてみてはいかかがでしょうか。
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