中にはアメックスに限らずプラチナカード全般的なご質問もいただくようになりましたので、ここで一度プラチナカード初心者の方に向けて(といっても、基本的に私もアメックスしか使ったことはありませんが)基本的なものを解説してみます。
もしかしたら、あまり馴染みも無く、一般人が保有するに敷居が高いと思われているかもしれませんが、実は近時においては、年会費も下がっているケースも多く、中には年会費2万円で保持できるカードもあります。
また、プラチナカードというと、「選ばれた人」しか持つことが出来ないということで、クレジットカード会社からの※1インビテーションがあって、初めて持つ資格が出来るといったものが本来でしたが、近時においては、このインビテーションが無くても、申し込みすることが出来るケースも増えてきました。
このプラチナカードの敷居を低くしている理由は、おそらくどこのクレジットカード会社も優良顧客の囲い込みをしたいからだと思います。本来クレジットカード会社の収益の大半は、キャッシングを利用させて、金利手数料を得るというものでしたが、近時においては、このキャッシング金利手数料も改正貸金業法により、以前は年間27%を上限として、得られていたものが、18%以下に引き下げられてしまいました。そこで、その代わりとなる、「クレジットカードの年会費」が少しでも欲しいというのがカード会社の本音だと思います。
カード会社によっては、会員に「電話勧誘」をしてくるところもありますし、今後もこの「プラチナカード」は一般人に対しても馴染み易いカードになってくるのではないかと思います。
※1・・・保有しているクレジットカードのランクアップをしませんか?という案内状のことです。ゴールドカードを既に持っている人が、プラチナカードに切り替える時に返信用封筒尽きで切り替え申込書が入っております。
「プラチナカード」の内容がわからない人は、沢山いるのではないでしょうか。まずは、このプラチナカードのサービスを簡単ですが、下記にまとめてみました。
プラチナ・コンシェルジェ・デスクでは、カード会員様の国内、海外へのご旅行、レストランでのお食事、フラワー・サービスのアレンジメントなどをインターネットでお問い合わせいただけます。
引用:アメックス・プラチナウェブ、プラチナ・コンシェルジェ・デスク
プラチナカードの代名詞といっても過言ではありません。これは会員専用デスクが設けられており、レストラン、ホテル、飛行機などの交通機関の予約、大切な人へのギフト送付サービス、お勧めの観光スポット案内など、秘書や執事のようなサービスが受けられます。
私は、このサービスが受けられるこそ、プラチナカードを持つ意味があると思っています。例えば、忙しいビジネスマン、経営者にこのような何でも手配してくれる「秘書」がいたらすごく便利だと思いますし、この秘書を年会費数万円で雇えると考えたら、安いものだと思っています。
選りすぐりの洗練されたダイニングにて、大切な方とのお食事にふさわしい、厳選されたダイニングの数々。 「ダイニング・アクセス」は、魅力ある名店でのお食事の際にご利用いただける優待特典です。旬の食材を使ったディナーコースを2~4名様でご予約いただきますと、1名様分の料金が無料となります。
引用:ダイニング・アクセス
例えば、社会的地位の高い経営者の人を接待する時、大切な人、家族人のお祝い事をする時などはこのレストランサービスが役に立ちます。ちなみにアメックスのプラチナカードは、対象となる有名店舗での食事が、2名以上で申し込みをすると、1名分が無料となります。このコース料理は、1万円以上するようなものですので、月に1回以上利用するだけで「もと」が取れるのではないでしょうか。
他にも、ゴールドカード、一般カードにも付帯しているような「ショッピング保険サービス」、「ポイントサービス」、「空港ラウンジサービス」なども当然ですが、あります。
こちらでも詳細に書いています。
おそらく、年会費2万円のプラチナカードがある。と言ったら、少し前であれば、「こんなに安い年会費であれば、サービスもたいしたことないんではないか?」と思われてしまうかもしれません。
例えば、三菱UFJニコスのプラチナカードは、年会費2万円ですが、24時間365日利用できるコンシェルジュサービスも利用できます。これは、本当にお得ですね。オンラインサービスからの申し込みであれば、最短で3日で発行されますので、プラチナカードの最初の1枚としてはお勧め出来るカードかもしれません。
クレジットカードを検討する際には、クレファンというクレジットカードの使い勝手やレビューなどが貯まっている情報サイトに利用者の声が集まっているので大変参考になります。
クレファンは、日本最大級のクレジットカード、電子マネー専門情報サイトです。クレファンなら各クレジットカード会社、電子マネー発行会社が発行するクレジットカードや電子マネーを横断的に検索することが可能です。
また、カード探しの際、今まで発行会社ごとに探していた手間も、クレファンなら条件を設定するだけで検索することが可能な他、公式HPでは手に入らない情報も併せてご覧いただくことが可能です。
さらに、クレジットカード、電子マネー専門のQ&Aサイトや専門ニュースも取り扱っており、包括的な情報がまとめて得られます。
引用:クレファンについて
以下にアメックスプラチナのレビューよりいくつか利用者の声を抜粋してみました。
先日北海道へ会社の旅行でした。しかし現地についたは良いけど財布が無い!!
あちこち探しましたが見つからず各カード会社の連絡して止めてもらいました。(中略)解決出来ましたけどそんな中で即日カードを再発行して現地のホテルに速達で届けてくれたのはAmexだけでした。おかげで嫁等にお土産を一杯買って帰ることができました。他のカード会社がまぁ普通なんですけど1週間から2週間のカード再発行に時間が掛かるようでその間利用出来ないのでやっぱり不便(^_^;)
正直プラチナなんて維持出来るような属性じゃないので1年使って辞めようと思っていましたがもう少し所持したいと思います。
引用:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード/いやー助かった(^^;)
アメックス・プラチナになってから、まだそれほど日がたっているわけではないのですが、実際にホルダーになってみて、思ったことをレビューとしてコメントいたします。(中略)
私自身はサラリーマンで秘書がいるほどの役職でもなく、海外も含めた出張がそこそこありますが、基本的には自分で手配する必要があります。(中略)
プラチナかゴールドかで、ホテルから提供していただけるサービスには大きく差があります。このため「ホテルグレードアップ修行」みたいな宿泊をするのも、若いうちならまだしも、いまさらそれも無駄に思えます。
このように、部下はいるけれども、秘書はいないサラリーマンからすれば、旅行の手配全般を受けつけてくれて、場合によってはこちらの想定を上回る提案もあり、飛行機のアライアンスにかかわらずにラウンジも利用できるプライオリティ・パスも付き、ホテルの会員権のアップグレードも宿泊数にかかわらず保障してくれるのであれば、旅程やホテル選択の自由度もそれだけ広がることになります。
このサービスが年間たったの14万円で受けられるのであれば、大満足と言えます。
引用:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード/秘書のつかないサラリーマンには最高のカード
プラチナカードの魅力は、持ってみないとわからないと言われています。これはおそらくコンシェルジュサービスがあるからだと思います。
例えば、プラチナカードで有名な「アメックス・プラチナカード」のサービスデスクのホスピタリティーは、物凄く評判が良く、本当に有能な秘書を雇っているような感覚になるでしょう。この敷居が低くなっているプラチナカードを持つことで、この「ホスピタリティー」を味わってみるといいかもしれません。
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