海外で病気にかかったり、けがをしたりして治療をすると、とんでもない金額の治療費を請求されることがあります。このような高額の治療費は、日本人にとって想像を絶するものです。
このような場合、あらかじめ保険に加入していると安心です。
クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯するものが多く存在します。
そこで、今回は、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険についてご説明するとともに、レンタカーを利用される際の保険に関する留意点、そして、付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードについてご紹介したいと思います。
クレジットカードの付帯保険をチェックする際、必ず「傷害・疾病」の項目を見ましょう。この補償金額が高いカードは、良いカードといえます。
傷害によって死亡したり後遺症が発生したりした場合は、複数枚持っているクレジットカードのうち、最も金額の高いものが選ばれ、その金額を限度に支払われます。このため、例えば、「死亡・後遺障害で1億円補償」というプレミアムクラスのクレジットカードを数枚持っていたとしても、補償金は1億円以上出ません。
これに対して、「傷害・疾病治療」、「賠償責任」、「携行品被害」、「救援者費用」の場合は、実際にかかった費用を上限として、加算されていきますので、複数枚のカードを持つ意味があります。例えば、「傷害・疾病治療費の補償金額が200万円」というカードを5枚保有している人は、最高1,000万円の治療費が補償されることになりますので、海外での高額の長期入院治療費も賄うことができます。
海外では、日本円にして300万円や400万円といった治療費はよくあることです。何と1,000万円ということもあります。海外での治療費は、日本人の想像を絶するものです。このような高額の治療費は、保険に加入していなかったら、到底支払えるものではありません。
先の節では、複数枚のカードを保有すると、傷害・疾病治療費の補償金額が加算されていくことをご説明しました。
ただし、これは、付帯条件が「自動付帯」でないと都合が悪いことに留意する必要があります。
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険には、「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。「利用付帯」が条件のカードは、自宅を出発してから日本を出国するまでに利用した公共交通機関の料金をカードで決済するか、または、ツアー代金自体をカードで事前に決済しておく必要があります。このため、複数枚の利用付帯カードの補償金額をすべて加算していくことは難しくなります。
これに対して、「自動付帯」のカードは、カードの名義人が海外に行きさえすれば、無条件で保険が付帯されます。このため、とにかくカードを保有さえしていれば、補償金額が保有枚数に応じて加算されます。
以上のことから、クレジットカードは、海外旅行傷害保険が「自動付帯」のカードを選びたいものです。
海外旅行や出張では、レンタカーを利用するという方もおられると思います。
海外でレンタカーを借りるときには、必ず保険に入る必要があります。
クレジットカードに付帯する保険の中で、純粋に海外レンタカーの保険(「レンタカー保険」)として付帯するサービスは、年会費無料のカードはもちろん、ゴールドカードにも存在しません。さらに、クレジットカードに付帯する保険では、「レンタカー保険」が適用されない場合がほとんどです。
Q:自分の海外旅行傷害保険やクレジットカードの保険は適用されますか?
A:適用されない場合がほとんどです。詳しくは、ご契約の保険会社・カード会社にお問い合わせください。
引用:ハーツレンタカーの公式サイト「初心者でも安心!海外・ハワイドライブパーフェクトガイド」「よくある質問」
これでは、万一の事故に対しては不安が残ります。そこで、ぜひ入っておきたいレンタカー保険3つを以下の表にまとめました。何かがあったときの備えになり、安心です。ご参照ください。
入っておきたいレンタカー保険
保険の名称 | 内 容 |
LP・PP 自動車損害賠償保険 |
日本の自賠責保険のような対人・対物保険です。レンタル料の中に強制的に含まれます。
ただし、補償額は国や地域(例えば、州)によって異なるので確認が必要です。 |
LDW 車両損害補償制度 |
レンタカーの盗難や破損の修理費が免除される制度です。
ただし、車の鍵を付けたままで盗難にあった場合は対象外です。 |
LSI・SIL・LIS 追加自動車損害賠償保険 |
上のLP(自動車損害賠償保険)の補償額をアップするオプションです。
自動車損害賠償保険の補償額が低い場合に加入します。 |
付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードも存在します。その一つが「エポスカード」です。
Visa付きのエポスカードの場合、海外旅行傷害保険が自動付帯されます。海外旅行時のけが、病気、携行品の損害などに対して補償されます。出発前の届け出や手続きは一切不要です。
エポスカードは、年会費無料でありながら、治療を受けるために、実際に支出した金額(治療費、入院費、薬剤費など)に対して、最高270万円の保険金が支払われます。
補償内容
保険の種類
保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円 傷害治療費用 200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額) 賠償責任(免責なし) 2000万円(1事故の限度額) 救援者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) 携行品損害(免責3,000円) 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
引用:エポスカードの公式サイト「海外トラベルサービス」「海外旅行傷害保険」
付帯する保険が優秀なクレジットカードとして、もう一つご紹介したいのが「REX CARD Lite」です。
これは、株式会社ジャックスが発行する年会費無料のカードです。また、ポイント還元率が1.25%と高いこともメリットの一つです。
こちらも、自動付帯される海外旅行傷害保険の内容が厚く、安心感の高いカードです。詳しくは、以下の表をご参照ください。
補償内容と保険金額
補償項目 保険金額 補償する場合 傷害死亡 最高2,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に亡くなられたとき 後遺障害 80~2,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に後遺障害を生じたとき、その程度に応じて 傷害治療費用 最高200万円 事故の日を含めて180日以内に偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けられたとき 疾病治療費用 最高200万円 疾病が原因で旅行期間終了後48時間以内に医師の治療を受けられたとき、または特定の伝染病が原因で14日以内に医師の治療を開始したとき 賠償責任 最高2,000万円 他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負ったとき 携行品損害(免責 3,000円) 1旅行かつ1年間の限度額
最高20万円 携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けたとき 救援者費用 1年間の限度額
最高200万円 捜索救助等が必要になった場合
引用:株式会社ジャックスの公式サイト「トラベルサービス」「海外旅行傷害保険」
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険には2種類あり、「自動付帯」のカードを選ぶことが重要です。
また、海外でレンタカーを利用される方は、クレジットカードに付帯する保険では、「レンタカー保険」をほとんどカバーしないことに留意する必要があります。
そして、付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードも存在します。このようなカードをうまく利用することにより、海外での滞在を安心して楽しむことができます。
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海外に滞在すると、クレジットカードが必要であることをあらためて認識します。これから海外に行こうとしている方の中にも、クレジットカードを持って行くという方もおられると思います。
海外でクレジットカードを利用する際には、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。
そこで今回は、海外に渡航する前に、ぜひ知っておきたいクレジットカードに関する知識を5つご説明したいと思います。
海外には、クレジットカードを最低2枚は持って行くようにしたいものです。例えば次に挙げるような理由により、1枚のクレジットカードが使えなくなってしまった場合でも、予備としてもう1枚あれば、窮地を乗り切れるからです。
・カードを失くしてしまった
・利用限度額に達してしまった
・財布ごと盗まれてしまった
・磁気ストライプの異常で使えなくなった
・使おうと思っていたら、既に有効期限がオーバーしていた
特に、カードの紛失などを懸念される方は、財布とは別の場所(例えば、スーツケース、パスポートケース)に、2枚目のカードを保管するのがよいでしょう。その際、くれぐれも、カードの保管場所を忘れないようにしましょう。
では、2枚のクレジットカードは、どのブランドがよいのでしょうか。
それは、MasterCardとVisaカードでしょう。MasterCardやVisaは、世界中のほとんどの国や地域で快適に使える国際ブランドですので、これらがあるだけで安心感が増します。さらに、念を押して、もう1枚JCBなどの国際ブランドのカードがあれば、なお良いでしょう。
海外に行くけれども、クレジットカードの利用限度額が少なくてちょっと不安、という方は、出発前に利用限度額の一時増枠をカード会社に申し出てみるのがよいでしょう。
一時増枠の申請方法は簡単です。クレジットカードの裏面に記載している電話番号に連絡をし、一時増枠をしたい旨を伝えます。その後、カード会社で増枠審査が行われ、電話連絡後30分から半日ほどで、通常よりも高い額の限度枠を設定してくれます。
カードの利用履歴が良くない人でも、海外旅行時には一時増枠申請が通りやすいようです。海外旅行をするくらいの人は、ある程度お金に余裕があると考えられますので、カード会社は一時的な増枠に応じてくれるのではないでしょうか。
また、利用限度額だけでなく、キャッシング枠も一時的に増枠することが可能です。こちらも審査が行われますが、海外でキャッシングが使えないと不便なことはカード会社も理解していますので、審査に通してもらいやすい傾向があると思われます。
海外で万一、困った状況になったときに備えて、カード会社の連絡先をメモしておくことが大事です。
荷物を丸ごとまたは財布を盗まれてしまった場合は、クレジットカードもなければスマートフォンや携帯電話もない状態になってしまいます。これでは、カード会社に連絡するのも難しくなります。そういった状況でも、落ち着いて対応できるように、海外渡航前にはしっかり対策を考えておきたいところです。
今の時代、インターネットでちょっと調べさえすれば、カード会社の緊急連絡先が分かるはずです。カードを盗まれてしまった場合でも、警察、友人、周囲の人の助けを借りるなどして、決して慌てず冷静に行動するようにしましょう。
なお、日本で発行されているクレジットカードには盗難保険が付帯していますので、悪用されてしまったとしても、それほど心配する必要はないでしょう。暗証番号を誰かに教えてしまったというような明らかな落ち度でもない限り、その損害は、保険会社がカード所有者に代わり負担してくれます。
海外では、できる限り、クレジットカードを使って支払いをするようにしましょう。その理由は以下のとおりです。
日本は、世界の他の国に比べて治安が良いといわれています。しかし、治安の良くない国や地域では、旅行者が持っている現金は、窃盗の対象になるので注意が必要です。例えば、飛行機搭乗の際にキャリーバックを預けると、空港検査員によって無断で鍵を開けられ、キャリーバックに入れておいた現金が盗まれた、というとんでもない話を聞くことがあります。
さらに、財布に多額の現金を入れていることが知られてしまうと、銃で脅されるなどの強盗被害に遭う可能性もあります。
外国では、隙さえあれば、旅行者から金品を奪おうとたくらんでいる人が比較的多くいると考えておいてもよいと思います。
したがいまして、海外に渡航する際は、現金はできるだけ持ち歩かないことが重要です。日本円、現地通貨ともに、チップ、交通費などで必要な最低限の現金だけを持って行くのにとどめておきましょう。
また、海外でクレジットカードを利用すると、為替交換手数料の節約にもつながります。
クレジットカード払いでは1.3~2.0%程度の為替交換手数料ですので、日本円を現地貨幣に交換するよりも手数料が安いのが魅力です。日本の主要空港で両替をすると、4~10%程度の手数料を取られます。
上述した2点に加え、家計管理や経費精算がしやすいことも理由として挙げられます。
海外で商品購入の際に現金で支払いをした場合、どのくらい使ったかが、レシートを見ても分かりにくいことがあります。
これに対して、クレジットカードで支払いをした場合には、利用明細書に日本円に換算した請求金額が明記されていますので、「免税店で○円の買い物をした」といったことが明確に分かります。例えば、アメリカン・エキスプレス・カードでは、カードを利用した店の種別(飲食店、ホテルなど)が利用明細書に表示されますので、分かりやすいです。
また、クレジットカードでの支払いの場合、金額などを明確に表示している利用明細書がありますので、家計管理という面だけでなく、経費として後日、会社に申請する場合にも役立ちます。
海外では、現金が必要な場合がありますが、多額の現金を持ち歩くのは避け、「海外キャッシング」を利用しましょう。
「海外キャッシング」とは、クレジットカードを使って海外で現地通貨をキャッシングする方法をいいます。
具体的には、ATMを利用して現地通貨を引き出します(正確には、クレジット会社から現地通貨を借ります。)。海外にも、日本と同様に、クレジットカードでキャッシング可能なATMは、街の中にたくさんあります。
この海外キャッシングのメリットは、以下のとおりです。
(1)手軽で簡単
暗証番号さえ覚えていれば、どこでも簡単に外貨を下ろせます。所要時間も30秒程度と短くて済みます。
(2)為替レートがお得
キャッシング利用日の実勢レートで換算されます。上乗せレートがありません。マイナーな通貨になるほど、安心感が増します。
(3)単純で明朗な手数料
ATM利用手数料は、例えば北米では1回の利用で2ドルと安く、それ以外のコストは金利だけです。
(4)返済は自在
キャッシングの返済は、いつでも簡単にできます。
なお、海外キャッシングについては、こちらのサイトにも説明されています。ご参照ください。
保有しているクレジットカードの契約内容によっては、海外キャッシングが利用できないように設定されていることがあります。海外渡航前には、海外キャッシングができる設定になっているかを確認しておきましょう。
そして、キャッシングの限度額についても確認しておきましょう。海外に1週間以上滞在する予定でしたら、少なくとも20万円くらいのキャッシング枠が欲しいところです。
海外には、日本よりも治安が悪い国や地域があります。海外に渡航する際には、現金は必要最低限だけを持って行き、可能な限り、クレジットカードを使って支払いをするようにしましょう。そして、手持ちの現金が足りなくなった場合は、海外キャッシングを利用するのがよいでしょう。
また、不測の事態に備えて、カード会社の連絡先を必ずメモしておくことが大事です。そして、必要に応じて、海外に行く前に、利用限度額の増枠を検討しましょう。
クレジットカードを上手に、そして計画的に利用して、海外での滞在を快適に楽しみたいですね。
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シェラトン、ウェスティン、セントレジスなどなど高級ホテルの中でも上位に位置するスターウッドグループのホテルが候補に挙がったことのある方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、そんなスターウッドグループの上級会員資格がついてくるターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの魅力に迫ります。
世界中にホテル・ブランドを展開しているスターウッドグループのプログラムゴールド会員の資格を持っているクレジットカードです。
まず、スターウッドグループのプログラムについてですが、簡単に言うと世界でも有名なホテルブランドの会員プラグラムです。
主要なスターウッドグループホテルの例
対象のホテルに宿泊すると、プログラムのポイントとして、スターポイントが貯まります。貯まったポイントは、無料宿泊、航空券、マイル、ギフト券などに交換することが可能です。
ポイントについては、100円のお買い物につき、1スターポイントが貯まります。また、マイルについては移行の提携先が多いことが特徴となっており、陸マイラーにも好評を得ているようです。
スターウッドグループのプログラムについては、下記を参照してください。登録料、年会費は無料です。
素晴らしい特典をお楽しみいただける、Starwood Preferred Guest ®(スターウッドプリファードゲスト)への会員様登録を、今すぐどうぞ。世界中に1,200軒を超える贅沢なホテル&リゾートで、ポイントのご獲得と交換が可能です。ご入会は簡単で無料です。
引用:スターウッドグループの公式ホームページより
そして、当プログラムは、利用の状況によって「プリファードレベル」、「ゴールドプリファードレベル」、「プラチナプリファードレベル」の3段階にランク付けされます。
ランク1 | プリファードレベル |
ランク2 | ゴールドプリファードレベル |
ランク3 | プラチナプリファードレベル |
ちなみにスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードを持つだけで、利用実績を積まなくても最初から「ゴールドプリファードレベル」から始まり、チェックアウト時間の延長、空室状況による部屋のグレードアップ、チェックイン時のウェルカム・ギフトなどの特典が付与されます。
多彩な特典をご用意した「ゴールド会員資格」へ。
スターウッド プリファード ゲスト®「ゴールド会員資格」
SPGのエリートレベルであるゴールド会員資格をご提供いたします。
ゴールド会員の方には、様々な特典をご利用いただけます。
引用:アメックス公式ホームページより
基本的なカードスペックは以下の通りです。
項目 | 備考 | |
年会費 | 31000円 | 家族会員は年会費15500円 |
申し込み対象者 | 一定の収入のある方 | |
利用可能枠 | 個別設定 | |
締日、支払日 | 19日締め翌月10日・21日・26日支払い | |
ETCカード | 年会費500円 | |
国内・海外旅行傷害保険 | 最高1億円 |
※そのほか、オンラインプロテクション(インターネット上の不正使用による損害を全額補償)、キャンセルプロテクション(突然の出張、病気、怪我などの旅行・コンサートのキャンセル費用を補償)、ショッピングプロテクション(カードで購入した商品の破損盗難などの被害を購入から90日間、500万円まで補償)が付いています。
クレジットカードを継続するたびに無料宿泊券が貰えます。また、SPG直営のレストラン、バーの利用についても常時15%オフとなるので、年会費分の元はすぐに取れそうです。また、旅行傷害保険、キャンセルプロテクション、ショッピングプロテクションが付与しており、頻繁に旅行する人には、お勧めですね。
方法 | 備考 |
インビテーション | ― |
インターネット | 有り |
郵送 | ― |
特にインビテーションは無さそうです。公式ホームページより誰でも申し込み可能ですが、申し込み前に「スターウッドプリファードゲスト」の登録が必要です。
「スターウッドプリファードゲスト」のゴールド会員クラス
通常1年間に10滞在以上、または25滞在以上の利用で付与されるSPG(スターウッド プリファード ゲスト)のエリートレベルのゴールド会員資格が、SPGアメックスカードに入会するだけでもらえます。
引用:アメックス公式ホームページより
最初から「スターウッドプリファードゲスト」ゴールドの会員となるのは、嬉しいですね。ゴールド会員の主な特典は以下の通りです。
チェックアウト時間の延長
ホテルによりますが、最大で16時まで可能です。
部屋のグレードアップ
空き室状況にもよりますが、エンハンスドルームへのアップグレードが可能です。
チェックイン時のウェルカム・ギフト
ボーナススターポイント、部屋での無料インターネット、ドリンクサービスのいずれかをプレゼント。
ホテル内直営レストランのご利用15%オフ
日本国内にある14ホテルの直営レストランならびにバーのご飲食代金を15%オフにてご利用いただけます。
引用:アメックス公式ホームページより
カード会員の特権とも言えます。是非とも活用したいサービスです。
カードの継続利用で、無料宿泊券のプレゼント
カードをご継続いただく度に、世界各地のSPG参加ホテルおよびリゾート(カテゴリー1~6)でご利用いただける一泊一室(2名様まで)の無料宿泊特典をプレゼントいたします。 祝日や大規模なイベント開催期間中でも、スタンダードルームに空室がある限り、 「無料宿泊特典」をご利用いただけます。
引用:アメックス公式ホームページより
一泊当たり数万円レベルのホテルの1室無料券ですので、おそらくこれだけでも年会費分の元が取れるかと思います。旅行好きには嬉しい特典です。例えば、東京の恵比寿ガーデンプレイスにあるウェスティンホテル東京も対象となっておりますが、料金は2名1室3万円台~となっています。是非とも利用したい特典ですね。
エリート会員資格取得用クレジット
カードをご継続いただく度に、SPGより2滞在分のご滞在実績と5泊分のご宿泊実績をプレゼントいたします。
引用:アメックス公式ホームページより
「スターウッドプリファードゲスト」の会員ランクにこだわっているのであれば、嬉しい特典ですね。ちなみにゴールド会員の上であるプラチナ会員は、SPGグループのホテル朝食が無料、フィットネスクラブの無料利用などの特典があります。特にホテルの朝食については、3000円程度かかりますので、すごくお得ですよね。
旅行好きな人には大変お勧め出来るクレジットカードです。おそらくカード継続利用の特典の無料宿泊券だけで、年会費分の元は取れますし、スターウッドプリファードゲストの会員グレードアップを狙っているのであれば、是非ともお勧め出来るクレジットカードです。
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では早速、このリーダーズクラブの上級会員で何ができるのか、活用法についてレビューしていきます。
まだアメックス・プラチナカードの概要についてあまり知らない方はこちらからどうぞ!
参考 :【プラチナカード迷っている方必見】年会費14万円のアメックスプラチナカードの招待状が来たので考えてみた。
こちら分析しましたとおり、個人的にはアメックス・プラチナの特典のうちかなりインパクトも実利も大きいものだと認識しています。
通常では年間登録料もしくは年間数十泊が必要となるホテルグループの上級メンバーシップまたはVIPプログラムに、無条件でご登録いただけます。
正直な話、今まで結構海外旅行に行っていたので海外を中心によくホテルに宿泊していたわけですが、恥ずかしいことですがホテルに上級会員の制度があることさえも知りませんでした。
というものの、上級会員になるためには、年会費に加え年間数十回ものホテル滞在を行う必要があり、正直私のような一般人には到底、難しいことなのです。
そんなホテル上級会員になることができると、ホテル側からは「このお客様は年間何十回もご利用いただく優良会員様、可能な限り最上級のサービスを提供したい!」という気持ちが働くわけですね。
なんと、アメックスのホテル・メンバーシップでは以下の高級ホテルグループの上級会員資格を「無料で」「無条件で」得られるようになっています。
アメックス・プラチナ・ホルダーが「無料で」「無条件で」取得できるメンバーシップ
ホテルグループ | メンバーシップ名 | 通常、会員になるための条件 |
スターウッド・ホテル&リゾート | スターウッド・プリファード・ゲスト・ゴールド会員 | 1暦年内に10回の滞在回数または25泊の宿泊日数 |
カールソン レジドール ホテルズ | クラブ・カールソン ゴールド・エリート | 1暦年内に20回の滞在回数または35泊の宿泊日数 |
アコーホテルズ | LE CLUB ACCORHOTELS プラチナ | 60泊または25,000ポイント獲得 |
ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド | リーダーズクラブ | 年会費150.00米ドル |
そうそうたるホテルが名を連ねています。正直、普通に会員になるのはムリですね。
ホテルグループから認められた優良利用者のみが受けられる上級会員向けの特典は、ホテルグループによって違うようです。
しかし、どれも金銭に換算するとものすごい特典が受けられるようになっているようですね。
メンバーシップ名 | 特典(一部を抜粋) |
スターウッド・プリファード・ゲスト・ゴールド会員 |
|
クラブ・カールソン ゴールド・エリート |
|
LE CLUB ACCORHOTELS プラチナ |
|
リーダーズクラブ |
|
シミュレーション
リーダーズクラブの特典の凄さを調べてみました。東京で加盟している帝国ホテルに2名で1泊した場合…。
・コンチネンタルブレックファスト1名分が2,400円×2=4,800円
・本館スーペリアツイン4万8000円を→1ランクアップグレードしたデラックスツインが6万円で=差額1万2000円
・1時間ずつのアーリーチェックインとレイトチェックアウトをした場合=5,454円(宿泊料60,000円÷通常の滞在時間22時間に×2時間で算出)
これだけで、なんと2万2254円もお得。さらに、独自のウェルカムギフトもついてくるので、お得度は膨らんでいきます。
おそるべし、アメックス・プラチナ!
日本国内はもちろん、世界中で利用できるのがおススメ。ざっと、利用可能なホテルを抜粋してみました。
日本のホテルは、国内を代表する超一流ばかり。
米国のセントレジス・ニューヨークは、カクテルが有名なバーとサロンがあり、米国で初のブラッディ・マリーを出した伝説があるほどです。
欧州やアフリカ大陸まで、網羅しているホテルの上級会員のネットワークを使え、まさに「アンビリ~バボ~」と叫んでしまいました。
ホテル名 | 国 | 住所 |
帝国ホテル | 日本 | 東京都千代田区内幸町1-1-1 |
ホテルオークラ東京 | 日本 | 東京都港区虎ノ門2-10-4 |
パレスホテル東京 | 日本 | 東京都千代田区丸の内1-1-1 |
ホテル名 | 国 | 住所 |
セントレジス・ニューヨーク | 米国・ニューヨーク | Fifth Avenue Two East 55th Street |
ル・ネグレスコ | フランス・ニース | 37 Promenade des Anglais – BP 1379 06007 Nice Cedex, France |
ザ・テーブルベイホテル | 南アフリカ・ケープタウン | Victoria & Alfred Waterfront, Quay 6, 8001 |
帝国ホテルやホテルオークラなどは、勤務先からも近いのですが、恐れ多くて、そびえ立つ巨大な要塞に見えましたよ。でも、カード1枚で風景が変わるんですね。今度、何かの折に妻と行ってみようかと初めて思いました。
サプライズは、まだあります。今度はこんなサービスを案内するチラシが入っていました。
まず、1枚目。「お好きな加盟ホテルで無料宿泊を楽しみましょう」とありました。読み進めていくと、加盟ホテル内で5回の滞在をすると、1泊分が無料になるというもの。
そして、2枚目。100米ドルのギフト券がありました。
凄い。凄すぎる。
アメックス・プラチナを見つめながら考えました。この1枚はいろいろな楽しみも与えてくれるんだなあって。使い方をプランニングするだけでも、幸せな気分になってきました。
特に、海外でリーダーズクラブのグループホテルに宿泊したことのある方も少なくないはず。Expediaなどホテル予約サイトからの予約でも、備考欄にカード番号を入れておけば同様に特典を受けることができる、という話も聞いたことがあります。
それと、このカードに負けないように仕事を頑張る気になりました。これは、ちょっと関係ないですかね^^;
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初のアメックス・プラチナで手配したニュージーランド旅行、その一部始終を検証したいと思います。今回は航空券編です。
(アメックス・トラベル・オンラインにおけるキャンペーンの例)
おさらいです。アメックス・プラチナでは、プラチナ・デスク及びプラチナ・ウェブを通じてカードホルダーの旅行のサポートを行っています。
プラチナ・コンシェルジェ・デスク
プラチナ・コンシェルジェ・デスクでは、カード会員様の国内、海外へのご旅行、レストランでのお食事、フラワー・サービスのアレンジメントなどをインターネットでお問い合わせいただけます。
プラチナ・コンシェルジェ・デスク 0120-376107 でも承ります。 プラチナ・コンシェルジェ・デスク 0120-376107(通話料無料/24時間・年中無休)
また、プラチナ・ウェブ上からも
を、以下のような画面から申込みすることが可能となっています。
今回は、いくつかの予約サイトとアメックス・プラチナ・デスクで海外航空券を依頼した場合の価格を比較してみましたので、その結果をまとめてみたいと思います。
今回ニュージーランド旅行に行くにあたって、ツアーで予約すると高いので(加えて、自分の好きなプランを作成できないので)
を個別に予約しました。
<前提>
(→はフライト、・・・はレンタカー。)
海外航空券編では、フライト部分(以下)について個別に航空券を手配した場合を比較しています。
片道、約11時間、往復計3便(経由便を含めると4便)のロングフライトです。航空券の料金はどのようになったでしょうか。
今回のような周遊プランではなかなか既存のツアーに合うこともなく、ツアーでさくっと決めてしまうことはできません。
こういう場合、主に海外航空券手配サイトから周遊プランで複数都市を回るプランを作成する方法はメインになってくるわけですが、私が今までの経験上主に使っているのは以下のサイトです。
※サイトの使い勝手、価格競争力の観点から選んでいます
上記サイトで、今回の旅行の前提の通り検索を実施しました。結果はなんと以下の通り。
(1名料金)
航空券の価格 | |
Expedia | 14万円超 |
DeNAトラベル | 12万円程度+手配料5,000円 |
ニュージーランド航空 | 13万円程度 |
アメックス・プラチナデスク | 後ほどご説明! |
Expediaは希望時間フライトを見つけることができず、近いフライトでも14万円超でした。
ホテルと組み合わせて予約するとさらに安くなるとは思いますが、今までの経験上Expediaの価格は最安値ではないことが多いので、通常私はホテル予約とあわせずに予約しています。
(本件とは関係の無い話ですが、Expediaの最低保証はかなりセコイのでご注意を。完全に同じ宿泊条件(例えば、キャンセル保証期間なども含め)で無い限り保証の対象外になりますので、通常は全く一致することはないですからね。)
DeNAトラベル(旧スカイゲート)、私の一番のお気に入りです。個人旅行では今回のように周遊での旅行を計画することが多いのですが、ここは手配料5,000円さえ払えばほとんどのケースで最安値で手配することができます。
今回のケースにおいてもDeNAトラベルが122,250円+手配料5,000円で最安値でした。
さすが公式サイト経由、最安値を宣言しているだけあって13万円程度と確かに安かったです。
通常海外旅行を手配する場合、公式サイトが最安値となっているケースは多々ありますので、要チェックです。
今回のケースではDeNAトラベルには劣るものの、かなり安い価格での見積もりでした。
さて、今回初めて登場したアメックス・プラチナデスク経由での手配ですが、正直DeNAトラベルでかなり安い価格が提示されたのでこれでいいかな、とも思いました。
しかし、アメックス・プラチナでは、(別の章で紹介しますが)アメックス経由で海外旅行券を手配すると実はなかなかたくさんのベネフィットがあります。
どうせなのでダメもとでアメックスにDeNAトラベルのプランと同じプランを指定して見積りをお願いすると・・・
するとなんと、DeNAトラベルと同じ価格で、かつ手配料無しで見積りが出てきました。今回は私と妻の2人分でしたので、なんと1万円(手配料5,000円×2人分)も安くなったことになります。
結果
航空券の価格 | |
Expedia | 14万円超 |
DeNAトラベル | 12万円程度+手配料5,000円 |
ニュージーランド航空 | 13万円程度 |
アメックス・プラチナデスク | 12万円程度 WON! |
今回はダメもとでアメックスにお願いしたわけですが、アメックスプラチナデスクのすばらしいサービスも受けることができました。
通常、格安で航空券を手配しようとするとインターネットで即決済ですよね。実は当時まだ休暇申請をしていなかったので、厳密には予約ができない状況でした。
プラチナデスクの担当の方に相談したところ、なんと1週間ほどの仮押さえを提案してくれました。
この結果、私は余裕をもって休暇申請を出し、1週間経つ前にプラチナデスクに連絡をし、無事決済、eTicketをメールで受け取ることができました。
そして、迷惑な話ではあるのですが、当時仕事が立て込んでおり、プラチナデスクに電話したのはなんと夜中の12時。それでも最後の仮押さえまで、いやな顔一つせずに対応してくださいました。
アメックス・プラチナで手配すればすべてのケースで最安値の価格を得られるわけでは有りませんが、今回は通常最安値で手配しているDeNAトラベルを下回る価格でチケットを手配することができました。
別の記事でご紹介しますが、なんとこの後にもアメックスプラチナで海外旅行を手配したメリットが様々なところで発揮されます。
これが、痒いところに手が届くアメックスのサービスなんだなぁ、と実感できた瞬間でした。
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