プラチナホルダーの海外旅行で失敗しないための5つのメモ

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持って行くクレジットカードは最低でも2枚、できれば3枚

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海外には、クレジットカードを最低2枚は持って行くようにしたいものです。例えば次に挙げるような理由により、1枚のクレジットカードが使えなくなってしまった場合でも、予備としてもう1枚あれば、窮地を乗り切れるからです。

・カードを失くしてしまった

・利用限度額に達してしまった

・財布ごと盗まれてしまった

・磁気ストライプの異常で使えなくなった

・使おうと思っていたら、既に有効期限がオーバーしていた

特に、カードの紛失などを懸念される方は、財布とは別の場所(例えば、スーツケース、パスポートケース)に、2枚目のカードを保管するのがよいでしょう。その際、くれぐれも、カードの保管場所を忘れないようにしましょう。

では、2枚のクレジットカードは、どのブランドがよいのでしょうか。

それは、MasterCardとVisaカードでしょう。MasterCardやVisaは、世界中のほとんどの国や地域で快適に使える国際ブランドですので、これらがあるだけで安心感が増します。さらに、念を押して、もう1枚JCBなどの国際ブランドのカードがあれば、なお良いでしょう。

 

出発前に必要に応じて利用額を増枠しておく

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海外に行くけれども、クレジットカードの利用限度額が少なくてちょっと不安、という方は、出発前に利用限度額の一時増枠をカード会社に申し出てみるのがよいでしょう。

一時増枠の申請方法は簡単です。クレジットカードの裏面に記載している電話番号に連絡をし、一時増枠をしたい旨を伝えます。その後、カード会社で増枠審査が行われ、電話連絡後30分から半日ほどで、通常よりも高い額の限度枠を設定してくれます。

カードの利用履歴が良くない人でも、海外旅行時には一時増枠申請が通りやすいようです。海外旅行をするくらいの人は、ある程度お金に余裕があると考えられますので、カード会社は一時的な増枠に応じてくれるのではないでしょうか。

また、利用限度額だけでなく、キャッシング枠も一時的に増枠することが可能です。こちらも審査が行われますが、海外でキャッシングが使えないと不便なことはカード会社も理解していますので、審査に通してもらいやすい傾向があると思われます。

 

カード会社の連絡先は必ずメモしておく

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海外で万一、困った状況になったときに備えて、カード会社の連絡先をメモしておくことが大事です。

荷物を丸ごとまたは財布を盗まれてしまった場合は、クレジットカードもなければスマートフォンや携帯電話もない状態になってしまいます。これでは、カード会社に連絡するのも難しくなります。そういった状況でも、落ち着いて対応できるように、海外渡航前にはしっかり対策を考えておきたいところです。

今の時代、インターネットでちょっと調べさえすれば、カード会社の緊急連絡先が分かるはずです。カードを盗まれてしまった場合でも、警察、友人、周囲の人の助けを借りるなどして、決して慌てず冷静に行動するようにしましょう。

なお、日本で発行されているクレジットカードには盗難保険が付帯していますので、悪用されてしまったとしても、それほど心配する必要はないでしょう。暗証番号を誰かに教えてしまったというような明らかな落ち度でもない限り、その損害は、保険会社がカード所有者に代わり負担してくれます。

 

可能な限りクレジットカードで支払う

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海外では、できる限り、クレジットカードを使って支払いをするようにしましょう。その理由は以下のとおりです。

海外で現金を持ち歩くのは危険

日本は、世界の他の国に比べて治安が良いといわれています。しかし、治安の良くない国や地域では、旅行者が持っている現金は、窃盗の対象になるので注意が必要です。例えば、飛行機搭乗の際にキャリーバックを預けると、空港検査員によって無断で鍵を開けられ、キャリーバックに入れておいた現金が盗まれた、というとんでもない話を聞くことがあります。

さらに、財布に多額の現金を入れていることが知られてしまうと、銃で脅されるなどの強盗被害に遭う可能性もあります。

外国では、隙さえあれば、旅行者から金品を奪おうとたくらんでいる人が比較的多くいると考えておいてもよいと思います。

したがいまして、海外に渡航する際は、現金はできるだけ持ち歩かないことが重要です。日本円、現地通貨ともに、チップ、交通費などで必要な最低限の現金だけを持って行くのにとどめておきましょう。

両替手数料の節約

また、海外でクレジットカードを利用すると、為替交換手数料の節約にもつながります。

クレジットカード払いでは1.3~2.0%程度の為替交換手数料ですので、日本円を現地貨幣に交換するよりも手数料が安いのが魅力です。日本の主要空港で両替をすると、4~10%程度の手数料を取られます。

家計管理や経費精算がしやすい

上述した2点に加え、家計管理や経費精算がしやすいことも理由として挙げられます。

海外で商品購入の際に現金で支払いをした場合、どのくらい使ったかが、レシートを見ても分かりにくいことがあります。

これに対して、クレジットカードで支払いをした場合には、利用明細書に日本円に換算した請求金額が明記されていますので、「免税店で○円の買い物をした」といったことが明確に分かります。例えば、アメリカン・エキスプレス・カードでは、カードを利用した店の種別(飲食店、ホテルなど)が利用明細書に表示されますので、分かりやすいです。

また、クレジットカードでの支払いの場合、金額などを明確に表示している利用明細書がありますので、家計管理という面だけでなく、経費として後日、会社に申請する場合にも役立ちます。

 

むしろ、海外キャッシングの活用を推奨します

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海外では、現金が必要な場合がありますが、多額の現金を持ち歩くのは避け、「海外キャッシング」を利用しましょう。

「海外キャッシング」とは、クレジットカードを使って海外で現地通貨をキャッシングする方法をいいます。

具体的には、ATMを利用して現地通貨を引き出します(正確には、クレジット会社から現地通貨を借ります。)。海外にも、日本と同様に、クレジットカードでキャッシング可能なATMは、街の中にたくさんあります。

 

この海外キャッシングのメリットは、以下のとおりです。

(1)手軽で簡単

暗証番号さえ覚えていれば、どこでも簡単に外貨を下ろせます。所要時間も30秒程度と短くて済みます。

(2)為替レートがお得

キャッシング利用日の実勢レートで換算されます。上乗せレートがありません。マイナーな通貨になるほど、安心感が増します。

(3)単純で明朗な手数料

ATM利用手数料は、例えば北米では1回の利用で2ドルと安く、それ以外のコストは金利だけです。

(4)返済は自在

キャッシングの返済は、いつでも簡単にできます。

なお、海外キャッシングについては、こちらのサイトにも説明されています。ご参照ください。

Visaの公式サイト

保有しているクレジットカードの契約内容によっては、海外キャッシングが利用できないように設定されていることがあります。海外渡航前には、海外キャッシングができる設定になっているかを確認しておきましょう。

そして、キャッシングの限度額についても確認しておきましょう。海外に1週間以上滞在する予定でしたら、少なくとも20万円くらいのキャッシング枠が欲しいところです。

 

まとめ

海外には、日本よりも治安が悪い国や地域があります。海外に渡航する際には、現金は必要最低限だけを持って行き、可能な限り、クレジットカードを使って支払いをするようにしましょう。そして、手持ちの現金が足りなくなった場合は、海外キャッシングを利用するのがよいでしょう。

また、不測の事態に備えて、カード会社の連絡先を必ずメモしておくことが大事です。そして、必要に応じて、海外に行く前に、利用限度額の増枠を検討しましょう。

クレジットカードを上手に、そして計画的に利用して、海外での滞在を快適に楽しみたいですね。

 

 

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