アメリカン・エキスプレスには、個人向けの一般カードのほかに、ビジネス用のカードがあることをご存じでしょうか?
このビジネス・カードを利用すれば、経費の一元化や経費処理の軽減が図れるなど、さまざまなビジネス上のメリットを受けることができます。個人事業主や企業経営者の皆さまにとって、ビジネス・カードは、ビジネスを進めるうえでお役に立つクレジットカードではないでしょうか。
そこで、今回は、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」を中心に、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードについて取り上げました。
アメリカン・エキスプレスには、
・一般カード(個人向け)
・ビジネス・カード(ビジネス用)
があります。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」は、アメリカン・エキスプレスが発行する、個人事業主、法人代表者、病院経営者向けのクレジットカードです。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」の中では、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」が最高ランクのカードとなります。
ビジネス・カードは、ビジネス経費の管理、削減に役立つ多彩な特典やサービスを備えているカードです。交通費、飲食費などの経費はもちろん、業務上の資材調達、オフィスサプライ、通信費、公共料金など、オフィスの経費もビジネス・カードで支払うことができます。支払をカードに集約することで、毎月の経費管理の手間が省け、本業に専念する時間が生まれます。
また、出張や旅行時をはじめ、会食時など、ビジネスに役に立つ、さまざまな特典やサービスが用意されています。さらに、カード付帯保険、プロテクションなど、安心してビジネスに集中できるサポートも充実しています。
なお、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」は、13万円(税別)の年会費が掛かります。ですが、カード保有者の多くが「年会費以上の価値がある」と言うのも、年会費の元を取り戻せる特典やサービスが充実していることが一つに挙げられます。詳細は、カードの公式サイトをご覧ください。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」の公式サイト
次に、一般カードにはない、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」特有のサービスについて、代表的なものをご紹介します。これらのサービスは、ビジネスをするうえでメリットが大きいものといえます。
(1)追加カードを4枚まで無料発行
従業員向けの「追加カード」を4枚まで無料で発行することができます。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」の場合、追加カード1枚につき、本会員(代表者)の半額程度の年会費が必要です(「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード」の場合、本会員の年会費12,000円(税別)に対して6,000円(税別))。
- 追加カードのお申し込み対象は以下の通りとなります。
基本カード会員様のカードの種類 追加カードお申込み対象者
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(法人名義)
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(法人名義)
- 法人の役員または従業員の方
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(個人名義)
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(個人名義)
- 役員または従業員の方
- 基本カード会員さまの2親等以内の親族の方
※追加カードの種類は全て基本カード会員さまのカードの種類と同じものとさせていただきます。
追加カード年会費
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード 12,000円+消費税 6,000円+消費税
引用:アメリカン・エキスプレス公式ホームページ「追加カードのご案内・お申込み」
しかし、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」では、追加カードは4枚まで年会費無料で発行可能です。社長を含めて社員5人以下の会社であれば、社員全員がプラチナ・カードを保有、ということも実現可能になります。
また、ETCカードも、5枚まで無料で発行可能です。
(2)四半期管理レポートを無料発行
四半期(3か月)ごとの利用記録をカード会員別、利用内容の業種別に集計したレポートが無料で発行されます。このレポートによって、どのような用途にいくら使ったのかが一目で把握できるようになり、便利です。
(3)ビジネス情報サービス「G-Search」を無料で利用可能
「G-Search」は、新聞・雑誌記事、企業情報、住宅地図、科学技術情報などを提供する、国内最大級のビジネス情報サービスです。
打ち合わせの前に企業の情報や最新ニュースを詳細に分析したり、全国紙、地方紙、専門紙、経済誌などをキーワード検索によって探したりすることができ、ビジネスに有用です。通常のインターネット検索では得られない情報や、得るのに時間と手間を要する情報が、無料で簡単に入手できます。
(4)ビジネス・セービング
オフィスで使う消耗品、宅配サービス、車の手配などを特別優待価格で利用することができます。
アメリカン・エキスプレスは特に加盟店が多く、ビジネスシーンで日常的に利用する機会の多いサービスを割引価格で利用できますので、経費の削減につながります。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」は、「インビテーション」と呼ばれる、カード会社からの招待状が届かないと作れません。このため、作りたいと思っても、自ら申し込んでカードを作れません。既にビジネス・プラチナ・カードを使っている人から紹介してもらうか、下のランクのビジネス・ゴールド・カードの利用実績を積んで、アメリカン・エキスプレスからの招待状が届くのを待つしかありません。
例えば、足掛かりとして「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」を取得し、継続してアメリカン・エキスプレスでの利用実績を積み重ねていけば、比較的早い段階で「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」の招待状が届く道が開けてきます。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は、審査が比較的緩いとされています。事業を立ち上げたばかりの法人や、個人事業主、開業医の方でも、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」は最初の1枚としておすすめです。
なお、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」の年会費は、26,000円(税別)です。年会費は会計上、経費として計上可能です。カードの特典などの詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」の公式サイト
今回は、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」を中心にご説明してきました。
最近、アメリカン・エキスプレスにビジネス・カードがあることを知ったという方は特に、今回の記事は参考になったのではないでしょうか。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」は年会費が高いですが、特典やサービスが充実していることなどから、保有者(特に、経営者)の間では評価の高いカードです。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」では招待制が採られており、自ら申し込んでカードを作れません。「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」を入手するには、それよりも下のランクのビジネス・カードをまず取得し、利用実績を積み重ねていくことになります。
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」を入手して、お仕事を効率的に、そして楽しくしたいものですね。
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「CLASS ONE」をご存じでしょうか。
CLASS ONEは、旅行会社エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が運営するエグゼクティブメンバーズクラブです。
CLASS ONEでは、旅の要望を的確に応えてくれ、特別感のある旅を提案してくれます。
そこで、今回は、CLASS ONEの基本的な情報、サービス・特典などについて、ご紹介します。
「CLASS ONE」とは、ビジネス・ファーストクラス旅行専門のH.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブです。「選ばれた方のためのサービス」というコンセプトの制度です。
CLASS ONEは、H.I.S.エグゼクティブ部門で蓄積された、ビジネス・ファーストクラス航空券とこれらを使ったツアーの実績・信頼をもとに、ワンランク上のプレミアムな旅を提供するために誕生したサービスです。
プロフェッショナルの専任コンシェルジュが、ゆったりとしたラウンジで海外旅行の相談に応えてくれます(メンバー専用のラウンジについては、後で詳しくご説明します。)。
旅の要望や希望はもちろんのこと、趣味や嗜好も伝えたうえで、理想の旅をつくり上げてくれます。さらに、CLASS ONEメンバー限定の多彩なサービスや特典もあります。
次に、「CLASS ONE」の費用と入会資格についてご説明します。
CLASS ONEは、登録費用、年会費、更新料などは無料で、利用にコストは一切かかりません。
CLASS ONEは、入会資格を設けています。この入会資格は、本来、過去2年以内に、CLASS ONEの店舗(全6店舗)において、ビジネス・ファーストクラスを利用した海外ツアーまたは海外航空券を購入した人に限られます。
メンバー資格を継続するには、2年間で50万円以上のビジネス・ファーストクラスの利用実績が必要となります。
・「ダイナースクラブプレミアムカード」であれば、無条件で「CLASS ONE」に入会可能
しかし、「ダイナースクラブプレミアムカード」であれば、無条件でCLASS ONEに入会することができ、一度も使わなくても会員資格を維持することができます。
また、「CLASS ONE」1万円分の優待券がプレゼントされます。この優待券は、CLASS ONEにおいて海外ツアーや航空券購入時に利用することができます。
そして、ダイナースクラブプレミアムカード本会員と家族会員がCLASS ONEを利用することができます。入会後も、恒久的にCLASS ONEメンバー資格を保有できます。
そのほか、「ダイナースクラブプレミアムカード」には、マイル付与率2%、24時間365日対応のコンシェルジュ、数多くのプレミアムカード限定特典など、お得な特典があります。また、ついでに書きますと、CLASS ONE以外にも、一休.comダイヤモンド会員資格の永久保持、iPreferのエリート会員などの特典があります。
なお、「ダイナースクラブプレミアムカード」は、ダイナースクラブの日本における最上級の位置づけのカードであり、入会は招待制です。
気になる「CLASS ONE」メンバー限定のサービスを以下に列挙します。
・ビジネス・ファーストクラスの専任コンシェルジュが対応
・出入国カードの無料作成サービス(一部地域)
・手荷物無料宅配サービス(片道1つ)
・メンバー限定航空券
・海外用Wi-Fiレンタル 15%割引(GLOBAL Wi-Fi)
・レンタルカメラ付オリジナルフォトブック特別割引
・駐車場割引
・成田空港、羽田空港へのプライベート送迎割引サービス
・旅先での急な要望、突然のトラブルにも対応する海外アシスタントサービス
・ワイキキでのH.I.S.専用トロリーとラウンジ利用無料(利用回数制限なし)
・プライオリティパスの年会費割引
・専用WEBサイト
・メンバー限定の特別なイベント
CLASS ONEは、保有・運用コストが無料でありながら、このような多彩な限定サービスを利用することができます。これは、非常に大きなメリットといえます。
「CLASS ONE」メンバー特典は、店舗で予約した旅行が対象となります。店舗は、新宿店、銀座店、渋谷店、表参道店、丸の内店、横浜店の6店があります。
これらの店舗では、旅行の相談をすることができるメンバー専用のラウンジを用意しています。
この専用ラウンジには、ビジネス・ファーストクラス旅行専門のコンシェルジュが常駐し、専任コンシェルジュとして、さまざまな角度から要望に沿ったプランを提案してくれます。
ラウンジは、土日祝日も営業しています。急な出張や旅行といった要望にも、可能な限り迅速に応えてくれます。来店が難しい場合は、電話でも受け付けています。
なお、新宿店では、「CLASS ONE 外商デスク」がオープンしました。自宅などに専任コンシェルジュを呼ぶことも可能です。訪問手数料として、10,800円が発生します(1回当たり/2時間まで)。訪問エリアは、東京23区内です。
店舗の情報は、CLASS ONEの公式サイトをご覧ください。
CLASS ONEの公式サイト「コンシェルジュデスクのご案内」
次に、ぜひ知っておきたい、メンバー限定ツアーと、オーダーメイドの旅について、ご紹介します。
(1)メンバー限定ツアー
「CLASS ONE」では、H.I.S.の豊富なノウハウを駆使した、さまざまなジャンルのメンバー限定ツアーを用意しています。
例えば、チケットの入手が困難だったヨーロッパの権威ある音楽祭、贅の限りを尽くしたクルーズなど、これまで手が届きにくかった憧れのツアーがより身近なものとなります。
また、ゆとりとこだわりをテーマにしたツアー「エクステージ」も多数取りそろえています。2名からの出発が保証される、プライベート感あふれるエクステージでは、ビジネスクラスを利用し、厳選されたラグジュアリー・ホテルへ滞在し、世界各地への特別な旅を優雅に演出します。なお、ホテルの一例を以下に挙げます。
ホテル一例
国 名 | ホテル名 | 特 徴 |
シンガポール | セントーサリゾートアンドスパ
(Sentosa Resort & Spa) |
セントーサ島の南シナ海を臨む最高の場所にある5つ星のリゾートホテル。都会の喧騒とは無縁の、のんびりとしたリゾートステイが楽しめます。スパメニューも充実しています。 |
フランス | ホテル・ドゥ・ヴァンドーム
(Hotel De Vendome) |
パリでも最高のロケーションに建つ29室のプチホテル。部屋はすべて、最新の設備と贅沢に使用された大理石や木が調和したインテリアで彩られています。 |
(2)オーダーメイドの旅
「世界に1つだけ」のオーダーメイドの旅もプランニングすることができます。要望やこだわりを形にすることができます。例えば、以下に挙げるようなリクエストが可能です。
・「妻の誕生日だから、部屋に花束を用意しておいてほしい」
・「パリでは、エッフェル塔が見える部屋に滞在したい」
・「飛行機の座席から景色を見たいから、窓が翼にかかる座席は避けたい」
・「10時間ガイドをチャーターして自由に観光したい」
オーダーメイドの旅については、CLASS ONEの公式サイトをご覧ください。
「CLASS ONE」は、H.I.S.のエグゼクティブメンバーズクラブであり、一般顧客とは別の上質な専用ラウンジで、ゆったりと旅の相談をすることができます。
また、CLASS ONEには、多彩な特典も用意されています。メンバー限定ツアー、オーダーメイドの旅などを利用することができます。
CLASS ONEのメンバー資格を保有するには、2年間で50万円以上のビジネス・ファーストクラスの利用実績が必要となります。
しかし、「ダイナースクラブプレミアムカード」は無条件で入会でき、一度も使わなくても会員資格を維持できます。
人生は一度限りです。CLASS ONEを利用して、上質な旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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「プラチナカード」というカードがあることをご存じの方は多いと思います。
プラチナカードは、ゴールドカードよりもグレードの高いカードですが、そのサービスの概要や保有メリットなどまで詳しく知っている人は、まだ少ないのではないでしょうか。
そこで今回は、プラチナカードの基本的事項とその主なサービスについてご説明します。さらに、プラチナカードに関してよくある質問とその答えについてもご紹介します。
まず、「プラチナカード」という名称についてご説明しましょう。
「プラチナカード」は、クレジットカードのグレードの名称の一つです。例えば、有名なグレードに「ゴールドカード」がありますが、プラチナカードは、ゴールドカードよりもさらに上のランクに位置するカードです。
では、なぜ、プラチナカードは、ゴールドカードよりも上のグレードにあるのでしょうか?
それは、ゴールド(金)よりもプラチナ(白金)の価値の方が上だとされているためです。商品相場では、まれに金の価値が白金よりも上回ることがありますが、通常は、白金の価値の方が高いといわれています。
次に、気になるプラチナカードの年会費についてご説明します。
プラチナカードの年会費は実に幅があり、2万円程度のカードもあれば、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのように14万円のカードもあります。
このため、単にプラチナカードを持ちたいという目的であれば、年会費の安いカードで十分でしょう。一方、プラチナカードを持つのなら、せめてサービス内容が充実している方がよいと考える場合は、年会費が5万円以上のカードを選ぶとよいでしょう。
プラチナカードは、どのようにして入手するのでしょうか?
その方法は、大きく分けて2つあります。1つは、年会費無料カードやゴールドカードのように、利用者自らがカード会社に申し込みする方法です。この方法では、入会審査を突破さえすれば、誰でも簡単にプラチナカードを入手することができます。
そして、2つ目は、「インビテーション」と呼ばれる、カード会社からの招待状が届かないと作れないというものです。この方法では、作りたいと思っても、自ら申し込んでカードを作れません。一般に、年会費が5万円以上のプラチナカードは、このインビテーションが必須であることがほとんどです。
なお、最近では、インビテーションがなくても作れるプラチナカードが増えてきています。
プラチナカードの基本的なことが大体お分かりになったことと思います。次に、プラチナカードに付帯する主なサービスについて、表にまとめました。ぜひご参照ください。なお、下の表に示したものはあくまでも一例であり、これら以外にも、プラチナカードにはたくさんの保有メリットが用意されています。詳しくは、カード会社の公式サイトをご覧ください。
プラチナカードに付帯する主なサービス
サービス内容 | 概 要 |
コンシェルジュサービス | プラチナカードに付帯する代表的なサービスであり、無料の秘書サービスです。例えば、調べ物をしてもらったり、レストランや航空券の予約をお願いしたりするのに便利なサービスです。特に、忙しいビジネスパーソンには有用です。 |
ショッピング保険 | プラチナカードを使って購入した商品が、購入直後に壊れてしまったり、盗まれてしまったりした場合に対応可能な保険です。適用商品は限られていますが、万一の場合に安心です。 |
ポイント制度の優遇 | プラチナカードの中には、通常のクレジットカードよりもポイントがたまりやすいカードが多く存在します。年会費分のポイントを稼ぐのは理論的に難しいのですが、それでもポイントを多く獲得できますので、うれしいサービスです。 |
レストランの優待 | 高級レストラン、料亭などの店舗での支払い料金が安くなるサービスを提供しているプラチナカードも増えてきました。レストランなどを多く利用する人にはお得です。 |
医療相談 | 病気になったときの相談ダイヤルを用意しているプラチナカードも多くあります。病気かも知れないけれども病院に行く時間がない、という場合などに有用なサービスです。 |
ホテルに優待価格で宿泊 | ホテルに優待価格で宿泊できるサービスもあります。 |
ホテルのアップグレード | ホテルの部屋などのアップグレードサービスに対応しているプラチナカードもあります。 |
空港ラウンジ無料利用 | 国内主要空港のラウンジが無料で利用できるサービスです。飛行機での出張が多い人にはお得です。 |
プライオリティ・パス | 国内の空港だけでなく、海外の主要空港でもラウンジが使えるパス(カード)です。 |
次に、プラチナカードに関してよくある質問とその答えを以下にご紹介します。こちらもぜひご参考ください。
Q:プラチナカードを作るのって難しいの?
A:プラチナカードの審査基準は、カード会社によってさまざまです。審査を通ることが難しいプラチナカードもあれば、年収300~400万円の社会人でも審査に簡単に通ってしまうプラチナカードも存在します。
このため、とりあえずプラチナカードを入手したいという人は、比較的審査が緩いといわれているプラチナカードを検討してみるのがよいでしょう。格式の高いプラチナカードは審査が厳しいので、ご自身の属性と相談して考えましょう。
Q:プラチナカードの保有率はどのくらい?
A:プラチナカードを持っている人の比率は、クレジットカードの全保有者に対して1%前後といわれています。これは、ゴールドカードの保有率と比べてかなり低い数字です。ゴールドカードは、以前に比べて入手するのが容易になっています。カードにステータス性を求めるという人は、プラチナカードを検討してみてはいかがでしょうか。
Q:海外でも使えるプラチナカードはある?
A:プラチナカードは、海外でも問題なく利用することができます。特に、Visa、MasterCardなどの国際ブランドと提携しているプラチナカードの場合は、利用できる国や店舗が広がります。
Q:ポイント獲得で年会費の元は取れるのか?
A:プラチナカードを利用して獲得できるポイントで年会費の元を取ることは、ほとんど無理でしょう。例えば、ポイント還元率1%、年会費5万円のプラチナカードで年会費の元を取ろうとすると、1年に500万円の利用が必要になります。これは、一般人には現実的ではありません。
このため、プラチナカードを利用したいという人は、ポイント以外の付帯サービスにどれくらいの価値を見いだすことができるか、という観点から検討するのがよいと思います。その結果、付帯サービスに魅力を感じないという場合は、下位のゴールドカードや年会費無料のカードを考慮される方がよいでしょう。
Q:コンシェルジュサービスって便利なの?
A:先にご紹介したとおり、コンシェルジュサービスは、プラチナカードに付帯する代表的なサービスです。しかし、頻繁に利用する人がいる一方で、一切利用しない人や、利用してみたものの、あまりメリットを感じなかったという人もいるようです。プラチナカードの保有者には、さまざまな属性の人がいますので、コンシェルジュサービスが便利かどうかは人それぞれということになります。一般的には、仕事が忙しい人や、旅行をすることが多い人などは、それなりのメリットが享受できるサービスといえるでしょう。
また、コンシェルジュデスクは、カード会社によって異なります。ですので、人によって合う、合わないがあると思われます。自分に合ったコンシェルジュデスクを見つけたいのでしたら、2~3種類のプラチナカードを保有して試してみるのもよいでしょう。
プラチナカードの基本的な事項について、ご説明してきました。この記事を読まれて、興味を持たれた方もおられると思います。
プラチナカードには、さまざまな付帯サービスがあります。また、審査基準もカード会社によって異なります。プラチナカードを入手したいとお考えの方は、これらの点を含めて検討されるとよいでしょう。
プラチナカードになんて縁がないと考えておられた方が、この記事をきっかけに、関心を少しでも持たれたとすれば望外の喜びです。
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