このサイトでも度々紹介している「アメリカンエクスプレス・プラチナ・カード」通称「アメックス・プラチナ」には、強力な特典がたくさんあるというメリットと引き換えに発生する、13万円という年会費が、入会を考えるにあたってどうしてもネックとなります。
しかし、アメックス・プラチナには、FHRというホテル宿泊に関する大きな特典があります。このFHR を上手に活用することによって、あっという間にこのアメックス・プラチナの年会費である13万円の元が取れてしまうのです。
FHR とは、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート特典」の頭文字をとったもので、FHRに該当するホテルに宿泊した際にこのような様々な特典を受けることができます。
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート特典」
・チェックイン時の空室状況につきより、12:00よりチェックイン
・チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
・ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで) ・チェックアウト時間の延長(16:00まで)
・客室内のWi-Fi無料
・ホテル・オリジナル特典(一例:館内レストラン利用代金100米ドル相当オフ、マッサージ2名様分サービスなど)
出張が多い方や、このFHRに該当するホテルに頻繁に宿泊する方には、様々な恩恵があります。
特に、空室状況にもよりますが、部屋がグレードアップされるというサービスはすごく嬉しい特典ですよね。
では、実際にアメックス・プラチナを利用して、数ヶ月で300万円以上の価値を受け取った方の事例を紹介します。
まずは、この方がよく使っているサービスを上から順にあげると、このようなものがあるそうです。
私がよく使っているサービスから順に5つを挙げると・・・
1.ファイン・ホテル・アンド・リゾート
12時チェックイン(空室があれば)、16時チェックアウト(確約)、朝食無料、部屋のアップグレード(空室があれば)!
→数ヶ月で300万円以上の割引を受ける。
2.アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
ファイン・ホテル・アンド・リゾートのオンライン予約に大活躍!
→複数の日程やホテルの料金を調べる際はコンシェルジェよりオンラインの方が便利。
3.アメリカン・エキスプレス・セレクト
ビジネスホテル割引プラン、ラグジュアリーホテル割引プラン、スイートルーム半額プランがある。
→京王プラザホテル新宿のスイートルームに半額で宿泊。
4.メンバーシップ・リワード
35,000ポイントを35,000マイルに交換(7万円以上の価値)。
5.ダイニング・アクセス
15,000円のディナーを2人で予約し1人無料に。
など、ホテルの特典やレストランの特典を使い倒しています。
引用:マイルの達人
最も利用頻度の高いFHRは、数ヶ月で300万円以上の割引を受けるという記載があります。具体的にはどのようなものなのでしょうか。その割引金額は、驚くべき額でした。
FHRでリッツカールトン東京1回目の宿泊
1回目の宿泊は、「エグゼクティブスイート」を8万円弱で予約していました。
チェックイン時に「追加料金で素敵なお部屋にアップグレードできる」という提案を受けたので、「エグゼクティブスイート」と「クラブカールトンスイート」の料金の差額を支払い、
「クラブカールトンスイート(120平方m)」から「ザ・リッツ・カールトン・スイート(307平方m)」
に、無料でアップグレードをしていただきました。
FHRでリッツカールトン東京の2回目の宿泊
2回目の宿泊は「ミレニアスイート」を10万円ほどで予約していました。
この時も、チェックイン時に「追加料金で素敵なお部屋にアップグレードできる」提案をスタッフから受けたので、「ミレニアティブスイート」と「クラブカールトンスイート」の料金の差額を支払い、
「クラブカールトンスイート」から「プレジデンシャルスイート(220平方m)」
に、無料でアップグレードしていただきました。
248万円の部屋が22万円。124万円の部屋が20万円に!
引用:マイルの達人
この方は、リッツカールトンに2回宿泊し、2回ともLHRの客室のグレードアップという特典を受けています。
そしてなんと、1回目の宿泊では248万円の部屋が22万円に、2回目の宿泊では、124万円の部屋が20万円になったそうです。
それぞれの割引額は、1回目で226万円、2回目で102万円という金額になります。合計すると、たった2回の宿泊で328万円の割引を受けているということになるのです!
この割引額から考えると、13万円という年会費は割引額のうち、たった約3.9%ですので、誤差といってもいい範囲なのではないでしょうか。
FHRとよく比較されるサービスに、ホテル予約サイト「一休.com 」の「一休ダイヤモンド会員ステータス」があります。
いずれも、空室があった際の部屋のアップグレードという特典があります。どちらにしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
こちらが、FHRと一休ダイヤのベネフィットの比較表です。
FHR (57,532円)
一休ダイヤ (47,196円)
部屋アップグレード チェックイン時の空室状況により、1ランク上のお部屋へアップグレード お部屋のワンランク無料アップグレード (チェックイン時の空き状況により) アーリーチェックイン 12:00〜 なし レイトチェックアウト 16:00まで 14:00まで ウェルカムギフト なし オリジナルチョコレートなど その他ベネフィット 100USD分の館内クーポン ご滞在中のスパトリートメント10%オフ, 国産クラフトビールを1杯プレゼント
純粋に宿泊費のレートで言えば、一休ダイヤの方が1万円近く安いのでお得なように見えます。しかし、実際のところ、館内で使える100USD分のクーポンがあるため、その金額を差し引くと同額と言えます。
その他のベネフィットで言うと、レイトチェックアウトの時間がFHRの方が2時間遅く、16時までです。
さらに、FHRであれば滞在実績の加算対象になったり、ポイントがたまったりするので、様々な角度から比較すると、FHRの方が優良なサービスといえるでしょう。
次にご紹介する事例も、FHRを利用して2日間で年会費の元を取ったという例です。
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト(16時まででしたが)を獲得し、10万円の宿泊に対して、15万円の得することができました。
さらには、娘の誕生日をホテル内のステーキハウスでお祝いした際に、上記に書いてあるように100ドル(1万円)の値引きもあり、朝食も2人分とありますが3人分無料でついて来たのはありがたかった。
ラッフルズのステイだけで、 1泊2日で少なくとも16万円分も得することができました。
我が家はこれで年会費の元を取りました。
シンガポールのラッフルズホテルという有名ホテルに、家族3人で宿泊した際の事例です。1泊2日で16万円の得をしているので、この2日間で年会費の元は取ったと言えるでしょう。
年会費の高さから、ついつい申し込みを躊躇してしまうアメックス・プラチナカードですが、FHRの対象となっているホテルに宿泊することで、あっという間にその元が取れてしまうほどの優待を受けられるのです。
もし今後、年間数回でもFHRの対象ホテルに宿泊する予定があるのであれば、アメックス・プラチナがお勧めです!
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