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保険金 – マヒログ×Amex http://mahilog.com 「プラチナカードって意味あるの?」丸の内で働くリーマンが分析してみた。 Thu, 27 Apr 2017 12:08:07 +0000 ja hourly 1 クレジットカードに付帯している「個人賠償責任保険」ってどこまで使えるの? http://mahilog.com/benefit/insurance/credit_insurance Thu, 27 Apr 2017 12:07:27 +0000 http://mahilog.com/?p=1251 こんにちは、プラチナカードホルダーのまひです。

日々生活をしていると、身の回りでさまざまなトラブルに見舞われることがあります。

このような場合に備え、クレジットカードにはさまざまな保険が付帯されていることがあります。

また、クレジットカード会社では、各種の保険を用意しています。カード会社、プランなどによって、補償の種類や内容はさまざまです。

そこで、今回は、私たち個人の日常生活に関わる損害賠償事故全般を補償する「個人賠償責任保険」について、ご説明したいと思います。

 

個人賠償責任保険とは?

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そもそも、「個人賠償責任保険」とは、一体どのようなものなのでしょうか? 基本的なことについて、ご説明したいと思います。

「個人賠償責任保険」は、私たち個人が日常生活の中で、第三者の身体や財物に対して法律上の損害賠償責任を負った場合に補償されるものです。損保会社や保険商品によっては、「個人賠償責任補償」、「個人賠償責任特約」、「日常生活賠償責任補償」などと呼ばれることもあります。

個人賠償責任保険は、日常生活に関わる損害賠償事故全般を補償するものですので、補償の範囲はかなり広いといえます。また、家族全員で加入する必要はなく、例えば、その家の生計維持者(年収が最も多い人など)が加入すれば、配偶者や子供、同居の親などまで補償範囲に入ります。

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保険金が支払われるのはどんな場合?

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前の項において、「個人賠償責任保険」は、「日常生活に関わる損害賠償事故全般を補償するもの」とご説明しました。

では、「日常生活に関わる損害賠償事故全般」とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか? 以下に、補償の対象となる事故例を挙げます。

 

<補償の対象となる事故例>

1. 買い物中に陳列商品を落とし破損させた。

2. 飼い犬が他人を噛んでケガをさせた。

3. 子供が駐車場に停めてあった他人の車をキズつけた。

4. 自転車で走行中に歩行者とぶつかり後遺障害を負わせた。

5. マンションの自宅の風呂場からの水漏れにより、階下の戸室の家財に損害を与えてしまった。

6. ガス爆発によって、隣の建物を損壊させた。

7. ベランダの鉢植えが落下して歩行者の頭に当たり死亡させた。

引用:一般社団法人日本損害保険協会の「そんぽ相談ガイド」

 

また、保険金支払いの対象となる損害や主な費用は、次のとおりです。

 

<保険金支払いの対象となる損害や主な費用>

1. 被害者に対する損害賠償金(治療費、修理費、慰謝料など)

2. 弁護士費用、訴訟になった場合にそれに要する費用、調停・和解・仲裁の場合にそれに要する費用

引用:一般社団法人日本損害保険協会の「そんぽ相談ガイド」

 

一方、保険金が支払われない場合は、次のとおりです。主なものを挙げます。

 

<保険金が支払われない場合(主なもの)>

1. 契約者、被保険者の故意による損害賠償責任

2. 地震・噴火またはこれらによる津波に起因する損害賠償責任

3. 被保険者と同居の親族に対する損害賠償責任

4. 被保険者が所有、使用、管理する財物の正当な権利を有する者に対する損害賠償責任

5. 被保険者の職務遂行に直接起因する損害賠償責任

6. 被保険者の心神喪失に起因する損害賠償責任

7. 航空機・船舶・車両の所有、使用、管理に起因する損害賠償責任

引用:一般社団法人日本損害保険協会の「そんぽ相談ガイド」

 

なお、保険金支払いの対象とならない場合において、5つ目の「職務遂行に起因する事故」は、例えば、飲食店で料理をお客さんの服にこぼした、というようなものが該当します。この場合は、業務向けの賠償保険によって補償が可能です。また、7つ目の車両の所有や使用・管理により発生した事故についても、基本的には自動車保険の補償範囲です。

また、4つ目の「被保険者が所有、使用、管理する財物の正当な権利を有する者に対する損害賠償責任」には、例えば、他人から借り物を壊した場合の賠償事故が含まれます。他人の物であっても、借りている人の所有・使用・管理下にあれば、補償対象としないことになっています。

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自転車事故にも適用

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ここ数年、交通事故件数に占める自転車事故件数の割合は、2割程度と高い水準で推移しています。特に、東京都内では、交通事故の死者・負傷者に占める自転車運転中の死者・負傷者の割合が、全国と比較して高くなっています。

自動車には「強制保険(自賠責保険)」がありますが、自転車事故に備えるためには、自ら任意で保険に加入する必要があります。

そこで、「個人賠償責任保険」に加入することで、自転車事故に備えることができます。

前の項でご紹介しました「補償の対象となる事故例」の4つ目の例にありますように、「個人賠償責任保険」は、自転車の運転で他人にけがをさせてしまった場合も支払いの対象になります。

自転車の運転では、事故を起こさないように安全運転を心がけることが重要です。しかし、どんなに注意していても、いつ起こるか分からないのが交通事故です。万が一のときに備え、自転車事故を補償する「個人賠償責任保険」に加入しておくとよいでしょう。

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クレジットカードに付帯する個人賠償責任保険について

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クレジットカードの中には、個人賠償責任保険が付帯しているものがあります。

しかし、これらのカードを持っていても、自分が個人賠償責任保険に加入しているのを知らないという方も多いようです。

クレジットカードに付帯しているサービスの場合、補償金額が少なく、実際の損害賠償額を補うには不足することもあります。このため、あくまでも「おまけ」程度に考えておいた方がよいでしょう。「クレジットカードに個人賠償責任保険が付いているから大丈夫」と過度に期待していると、肝心なときに役に立たない可能性があります。

別途保険料を支払って加入できるクレジットカードもあるようです。無料で付帯しているサービスであるか、保険料を別に支払うかによって、補償内容も変わってきます。

自分が持っているクレジットカードに個人賠償責任保険が付帯しているかどうか、そして、付帯していたなら、その補償金額、保険の適用要件・条件などを確認しておきたいところです。

一方、クレジットカードに個人賠償責任保険が付帯していない場合ですが、クレジットカード会社の中には、会員向けに、月数百円程度の保険料で、単体の個人賠償責任保険に加入できるサービスを提供しているところもあります。このようなサービスを検討してみるのもよいでしょう。

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まとめ

今回は、個人賠償責任保険を取り上げ、ご説明してきました。

日常生活においては、自転車を運転中に通行人にぶつかってけがを負わせてしまった、他人から借りた物を壊してしまったなど、トラブルは突然起こるものです。

このため、万が一に備えて、お持ちのクレジットカードに付帯している各種の保険の内容をあらためて確認しておきましょう。また、付帯していない場合であっても、カード会社から提供されている保険に、自分の希望に合致した内容のものがあれば、加入を検討されるのもよいでしょう。

プラチナな人生を送るエリートは、低コストで可能な限りあらゆるリスクを回避したいですよね。ぜひクレジットカード選びには保障の視点を入れてみてください。

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