日本と米国の関係は様々な点で非常に強い結びつきを持っている為、行き来している人も多くいますが、直行便がない場合には、このシカゴ・オヘア空港で乗り継ぎをする機会も多いでしょう。 今回は、シカゴ・オヘア空港の概要やターミナル、また乗り継ぎで時間がかかる際に利用する事が多いラウンジに関しても紹介していきます。ぜひ役立てて頂ければ幸いです。
シカゴ・オヘア空港はアメリカイリノイ州にあります。イリノイ州といわれてもあまりぱっとイメージ出来る人は多くないかもしれません。アメリカ本土のちょうど真ん中から、少し東側に位置し、全米で5番目の人工を誇ります。
シカゴの郊外で、7本物滑走路を持つ世界最大の空港で2005年までは離着陸回数が世界一でした。成田空港の滑走路が2本なので、その本数の多さは目を見張るものがあります。 第二次世界大戦中である1942年に建設され、世界大戦のエースであるエドワード・ブッチ・オヘアから名をつけられた空港です。
4つの旅客ターミナルを持ち、用途によってそれぞれ使用するターミナルが異なっています。
オヘア空港にはターミナル1,2,3,5の4つのターミナルがありますので、それぞれの紹介をしていきます。ターミナル間は全て無人鉄道で移動することが可能ですが、ターミナル1,2,3は歩いて移動する事も可能です。
引用:ORD
1987年に建設された国際専用の発着ターミナルで、主にユナイテッド航空が使用しています。ユナイテッド航空ターミナルと呼ばれ、ルフトハンザ航空や全日空を使用する際にも、ターミナル1を使用する場合があります。
1962年に空港を大規模に拡張する際に建設されたのがターミナル2です。シカゴ市街と接続している地下鉄のオヘア空港駅がある為、ダウンタウンに出る場合には経由する可能性があります。ターミナル2も特にアライアンスの区別なく多数の航空会社が使用しています。
1962年の増築の際にメインで増築されたのがこのターミナル3で、その後1983年には拡張工事が行われています。日本航空の国際線出発はこのターミナル3なので、日本人の方も使用する可能性は高いでしょう。
唯一他のターミナルに徒歩での移動が出来ませんので、必ず他のターミナルへは無人鉄道を使う必要があります。また、ほぼ全ての国際線はこのターミナル5に到着しますので、海外から訪れる場合には経由する可能性が高いです。もちろん、全日空や日本航空を使用する場合も同様です。
オヘア空港には複数のターミナルがあり、それぞれ複数のラウンジがあります。まずは日系の航空会社が乗り入れしているターミナル1とターミナル3のラウンジについていくつか見ていきましょう。
ANAが乗り入れているターミナル1にはユナイテッド航空のラウンジであるユナイテッドラウンジが複数ある事が特徴です。バーカウンターや滑走路を眺められるソファーでゆっくり出来ますし、電源付きのデスクもありますので、仕事をする事も可能です。
食事は多くの空港のユナイテッドクラブと同様で比較的シンプルですが、必要なものは一通り揃っていますし安心感があります。唯一、シャワーがない点が少し残念ですね。
引用:マイルでPON!
ターミナル1にはポラリスラウンジもあります。世界中にありますが、このオヘア空港が世界で1番最初に出来たポラリスラウンジです。ファーストクラス及びビジネスクラス向けのラウンジの為、高級感のある環境でゆったりとした時間を過ごせます。
予約席の利用で通常とは異なるメニューを楽しめます。ビュッフェメニューも豊富ですが、それ以外にもバーカウンターやアラカルトメニューも豊富です。時間帯によっては混む事もあるので、ゆっくりしたい場合には早めに席を確保する必要があります。
引用:4travel
JAL便の乗り入れがあるターミナル3にはアドミラルズクラブのラウンジがあります。とても広いラウンジですが、ここも食べ物や飲み物に関しては他の空港のアドミラルズクラブと変化はなく安定しています。より高いクラスのラウンジもありますので、使用出来る場合にはそちらの方が料理が豊富です。
最近では多くのゴールドカードに付帯されるようになっているプライオリティパス。せっかくついているならば、旅行や出張先の空港でラウンジを利用する際には活用したいですよね。シカゴ・オヘア空港にもプライオリティパスで入れるラウンジがありますので、確認します。
オヘア空港ではターミナル5にある2つのラウンジを使用できます。エアーフランスのKLMラウンジとSWISSPORT LOUNGEの2つです。KLMラウンジをもう少し細かく見ていきましょう。
ターミナル5には複数のラウンジがありますので、1つ1つのラウンジはそれほど大きくあります。KLMラウンジも前半で紹介したラウンジに比べると少し狭いです。それでも長時間ラウンジを使わずに待つよりはずっと良いですね。
それほど広くはありませんが、ソファーなどの席は出来る限り多く取り入れるように意識されています。出来る限り早く移動してソファーを確保し、体を休めたい所ですね。
非常に特徴的なのは、画像のようなバーガー類が非常に豊富な点です。これは、他のラウンジにはあまりなく、ファーストフードが好きな方には嬉しいですね。少し残念なのは、すべて冷蔵庫に入っていますので、冷たい点です。やはりハンバーガーは温かい方が美味しいですよね。
他のビュッフェやドリンク類に関しても、必要最低限は揃っていますので有効活用しましょう。
乗り継ぎの時間がある場合には、ラウンジもいいですがせっかくなら観光など出来ると良いですよね。実際に乗り継ぎをしている方が、どのように過ごしているのか確認してみましょう。
3時間の乗り継ぎ時間でした。本当は市外に出たかったのですが出国や荷物の預け入れ、ターミナル間の移動などに時間がかかりそうだったので、今回は断念しました。
引用:4travel
3時間くらいだと、乗り継ぎの時間としては十分に見えますが、ターミナル5に到着してターミナル2に移動する必要があるので時間が足りないようです。もう少し余裕を持った方がよさそうですね。
ダウンタウンに出て、シカゴで有名なシアーズタワーに行きました!映画で見たあの場所を旅行の途中で見る事が出来てよかったです。5時間くらいあると、少し余裕が出来ますね。
引用:4travel
ターミナル2からは地下鉄でダウンタウンに出る事が出来るので、移動含めて時間があるようならば外に出てみるのも良いかもしれませんね。シアーズタワーは非常に背の高いビルなので、近くから見ると圧巻です。
せっかくなので、色々なラウンジをめぐるラウンジ巡りをしました。ただ、同じラウンジが複数の場所にあるので、思ったより色々と楽しむ事は出来なかったです。
引用:4travel
ラウンジ巡りも、航空会社別など特色がありますので楽しそうですよね。ただ、オヘア空港は色々な種類のラウンジがあるわけではないので、他の空港の方が楽しめそうです。
メガハブ空港ランキングの上位に位置するシカゴ・オヘア空港に関して、ラウンジや乗り継ぎ時間の活用法を確認しました。オヘア空港はターミナル5に到着して、外に出る為にはターミナル2まで移動して地下鉄に乗る必要がある為、少し移動に時間がかかります。
大型のハブ空港ですので、北米に行く場合には経由地として利用する事も多いですが、事前に使用できるラウンジの情報を確認し、必要に応じて予約など出来ると良いですね。
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そんな時には空港でのラウンジを上手く活用し、出来る限り体を休めながら楽しかった旅行を振り返るのも良いですよね。もし、仕事の出張だった場合には、仕事を忘れる時間や、仕事をした成果をまとめる時間として使用する事も出来ます。
今回はアムステルダム空港のラウンジについて確認します。
アムステルダム空港は正式にはアムステルダム・スポキール空港と呼びます。オランダ国内最大級の空港です。英語ではスポキールと読みますが、オランダ語での発音ではスヒップホルと発音しますので、注意が必要です。
実は、空港自体は海面よりも低い位置にある事が大きな特徴です。とはいえ、オランダの国土は全体的に低い為オランダのことをよくご存じの方には特別驚く事ではないかもしれません。オランダといえば風車が有名ですが、あれは土地が低い位置にある事に対処する為にあります。
建設されたのは1852年と歴史は古く、旅客便の運航が始まったのは1920年です。地形上の特徴から、しばしば飛行機が沈んでしまう事もあったようですが、アムステルダム市が買収してからは大規模な改良工事が行われました。その後も何度か改修工事が行われながら使われています。
多くのハブ空港のようにターミナルが複数に分かれているわけではなく、一つのターミナルビルに完結しているので移動に時間をかける必要がなく便利な点が魅力的です。
市内までは地下鉄やタクシーで大体20~30分で到着できますので、気軽に観光を楽しむ事も出来そうですね。
引用:TABI JOZU
アムステルダム・スポキール空港は一つのターミナルビルの中で出発・到着・乗り継ぎが完結するように設計されている為、非常に便利です。ただし、格安航空会社専用の発着に関しては、対象外です。
1つのターミナルビルの中に出発ロビーが3つに分かれています。それぞれは通路で接続されている為、徒歩で移動可能なので、仮に間違えてしまったとしても焦らずに移動をしても問題ありません。
空港内のラウンジには休憩用のソファーや飲食店、土産物店があるのはもちろんですが、国立美術館の分館やカジノが設置されているのは、世界的にも非常に珍しい空港と言えます。航空会社のショップの近くには、実際に使用されていた飛行機の一部が展示されるなど、珍しい面もあります。
また、ラウンジの屋上はテラスとして無料開放されていて、飛行機に搭乗する人だけではなく他の用事で空港に来た人たちも使用できる為、観光地としても魅力的ですね。
ターミナルが1つにまとまっているので、ラウンジの数自体はそれほど多くありませんが、2019年に新しく出来たラウンジもありますので、いくつか見ていきましょう。
日本では名古屋にもあるスターアライアンスラウンジですが、2019年3月にアムステルダム空港にも設置されました。まだ出来てばかりなので、当然設備は新しく環境は非常に良いです。
約200人が収容可能な為、駐機状態の飛行機も確認する事が出来ますが、唯一残念なのはラウンジがある場所はシェンゲン協定加盟国へ移動する為のエリアなので、日本やイギリスへの移動の場合には使用が出来ません。
シェンゲン協定とはヨーロッパの国家間において国境検査なしで国境を越える事を許可する協定で、ヨーロッパの多くの国が加盟していますが、イギリスは加盟していません。
スカイチームアライアンスに加盟している航空会社の便で、ビジネスクラス以上であればこのラウンジを利用できます。ちなみにスカイチームの会長はKLMオランダ航空出身で、本部はアムステルダムにあります。
空港内には2か所ありますが、食事内容などはどちらも大差がなく一般的なラウンジのビュッフェと言えそうです。ドリンク類も一般的なものは十分揃っていますので、大きな不満はなさそうです。
ただし、おひざ元の航空会社ラウンジであれば、もう少し豪華でよいのでは?とか、期待外れだったという声があるのも事実です。あまり期待しすぎないようにした方が良いかもしれませんね。
ラウンジの数自体はそれほど多くありませんが、ゴールドカードなどのクレジットカードに付帯しているプライオリティパスで利用できるラウンジもあります。
引用:節約旅行と陸マイラー
シェンゲン協定内外の両方にプライオリティパスで使用できるラウンジが容易されていますが、シェンゲン協定内のAspireラウンジは5:30~9:00と短時間しか利用できませんので、多くの場合には協定外のラウンジを使用する事になりそうです。
引用:節約旅行と陸マイラー
非常に広いラウンジですが、プライオリティパスで入れるラウンジ自体が他にありませんし、ハブ空港なのでかなり混雑してしまいます。席は多いので、繁忙期でなければ座れないという事はありません。
引用:節約旅行と陸マイラー
家族やグループで使うようなテーブル席だけでなく、一人で食事をしたり仕事をしたり出来るようなカウンター席もあります。旅行・観光で来るだけではなく、仕事で来る人も多いと思いますので、このように配慮されているのは重要です。
他にもソファータイプなど、色々な種類の椅子があります。ただしソファー席は人気でなかなか座る事は出来ませんね。
引用:節約旅行と陸マイラー
ヨーロッパのパンは比較的固いパンが多いですが、デニッシュやライ麦パンなど豊富にあり、フルーツやヨーグルトなども揃っていますので、軽食には十分です。
引用:節約旅行と陸マイラー
ビール好きに非常に嬉しいのが、日本でも有名なハイネケンが自分で注ぎながら飲み放題が出来るという事でしょうか?さすがオランダの空港といえます。
他にも、ワインやウイスキー、コーヒーにソフトドリンクなどビールが飲めなかったとしても一通りは揃っていますので、利用に不便はありません。
アムステルダム空港で乗り継ぎ待ちなどをする際に、実際に利用した方はどのように過ごしているのでしょうか?自分が訪れた時の参考に確認しておきましょう。
乗り継ぎはたった2時間でしたが、市外まで20分でいけるので街をぶらぶらと観光しました。東京駅のモデルとなった中央駅は素晴らしかったです。
引用:4travel
空港内でも、空港から市街までも短時間で移動できるので、短時間でもなんとか観光したいですね!
6時間も乗り継ぎがあったので、2時間前に空港に戻る予定でボートに乗って運河めぐりをしました!色んな街並みが見れて楽しかったです!
引用:4travel
船に乗ってゆったりした時間を過ごしながら街並みを眺めるのも、旅行の途中で疲れた中の観光にはおすすめですね。
短い乗り継ぎ時間でしたが、空港の中のお店を巡ったり、テラスに行ったり、ラウンジに行ったりと空港内を満喫しました。
引用:4travel
空港の中に美術館の分館があったりチューリップにちなんだお土産やオブジェがあったりと、十分満喫できそうです。
アムステルダム・スポキール空港は世界的に上位に入るハブ空港ですが、一般的には複数あるターミナルが1つに集約されており、空港内の移動が少なく使いやすい空港です。
乗り継ぎの観光をする際にも、市街地まで電車やタクシーで30分もあれば十分なので、少しでも時間があれば市街地に出てしまうのが良いかもしれません。
ラウンジはプライオリティパスで入れるものも含めて一通りは揃っていますが、他のメガハブ空港のように高いクラスのラウンジはありませんので、期待しすぎずに利用してみてはどうでしょうか?
]]>ランキング1位を飾っているのは、イギリスロンドンにあるヒースロー空港です。乗り継ぎに便利な空港の称号を手にしましたが、それでも6時間以内という集計の為、待ち時間は多く発生します。
待ち時間を潰すのに、ぱっと思い浮かぶのはラウンジですよね。今回は、ランキング首位を飾ったLHRロンドン・ヒースロー空港にあるラウンジの特徴を紹介していきます。
ロンドン・ヒースロー空港はイギリスの首都ロンドンの西側にある空港で、イギリス最大の規模を誇ります。
開港は古く1930年代で当時はグレート・ウェスタン・エアロドームと呼ばれる飛行場でした。空港の名前の一部である、「ヒースロー」は、ヒース通りという空港が出来た場所にあった道や集落の名前を由来としています。
ターミナルは5までと非常に多いですが、実は既にターミナルは1は閉鎖されています。しかし、馴染みのあるターミナルの番号が変わると混乱する乗客が多くいる事が懸念され、番号を1から並べ直す事はせずに、1が欠番になっています。
既に3本目の滑走路とターミナル6の建設がイギリス政府から承認されており、規模が拡大していきますが、比較的街中に近い場所に存在する為、騒音規制が厳しい事でも有名です。
ヒースロー空港にはターミナル2~5の4つのターミナルがありますので、それぞれの紹介をしていきます。
閉鎖されたターミナル1も含んで拡張工事が行われ、2014年に改装オープンしました。主に、スターアライアンス加盟航空会社専用のターミナルとなった為、全日空やユナイテッド航空などを利用する場合には、このターミナル2を使用する事になります。
1950年代後半に増築される形で開業したターミナル3には、主にワンワールド加盟航空会社が使用しています。一部スカイチームや、アライアンスに加盟していない航空会社も利用しています。
日本航空をはじめ、デルタ航空やブリティッシュ・エアウェイズなど日本でも馴染みのある航空会社も多いため、こちらを利用する日本人も多そうですね。
1986年に国営だったイギリス空港公団が民営化され、その年にターミナル4は開業しました。このターミナル4にもワンワールドとスカイチーム双方の加盟航空会社が就航しています。
他の空港ではある程度まとまっている事もありますが、ターミナルが分かれてしまう場合には、乗り継ぎが少しめんどくさいですね。
最も新しいターミナルで、2008年より使用が開始されています。使用している航空会社は多くはなく、ワンワールド加盟のブリティッシュ・エアウェイズに加えて、イベリア航空とイベリア・エクスプレスのみです。
羽田や成田便はこのターミナルを使用しているので、ヒースローからブリティッシュ・エアウェイズで東京に来る場合には、この一番新しいターミナルを使用する事になります。
複数のターミナルがあるロンドン・ヒースロー空港ですが、主に日系の航空会社が就航しているターミナル2,3についてどのようなラウンジが利用出来るのか?代表的なものを紹介します。
引用:Japanda
ターミナル2にはスターアライアンス系航空会社のラウンジが4つもありますが、その中でオススメなのはユナイテッド航空のラウンジです。Bゲート側にあり、出国手続きの場所からは15分ほどかかります。
開放的な空間で食事のメニューも豊富。バーカウンターやセルフでノンアルコールカクテルを作る事も出来ます。新しいからかコンセントも豊富で旅行中はとても嬉しいですね。
引用:Japanda
近くにあるのがエアカナダラウンジでターミナル2にあります。カナダと言えば国旗にも使われているようにメープルが有名ですが、ラウンジの中もメープルの香りが漂っています。焼きたてのワッフルとスムージーを楽しむ事が出来、他のラウンジに比べると少しのんびり過ごせます。
ターミナル2には他にもシンガポール航空・ルフトハンザ航空のラウンジがあります。
引用:4travel
ターミナル3には6つのラウンジがあるが、ワンワールド系のラウンジも4つあります。その中で最大規模なのがブリティッシュ・エアウェイズラウンジです。とにかく広いですが、料理やドリンクのメニューが豊富で、飛行機を見ながら楽しむ事が出来ます。キッズスペースがあるのも嬉しいですね。
イギリスの空港なのでブリティッシュ・エアウェイズのラウンジはターミナル5にもありそちらは非常に人気で混みあっています。
ターミナル3に割るワンワールド系のラウンジで、高級感が漂うラウンジです。飲食は軽めでシリアルやカップケーキに加えて、アルコールと紅茶が準備されています。特徴的なのはヌードルバーで、注文してから作ってくれる為、出来立てを楽しむ事が出来ます。また、量も多くないので、気軽に注文できますね。
世界中で多くの空港ラウンジを利用できるプライオリティパスは、クレジットカードのゴールドカードに付帯サービスとしてついている事があります。日本では楽天カードのゴールドカードに付帯されていますね。ロンドン・ヒースロー空港でもこのプライオリティパスを使用する事で利用できるラウンジがあります。
プライオリティパスの公式HPによると、使用できるラウンジは8か所もあります。今回はその中からターミナル3にあるNo.1ラウンジを紹介します。
ターミナル3を航空ラウンジの標識に従って2回に上がると見つける事が出来ます。特徴的な名前はどのような経緯でつけられたのかわかりませんが、かなりインパクトがありますよね。滞在エリアは比較的混みあっており、バーカウンターも時間帯によっては人数が多いです。
特徴的なのは家族スペースや休憩室など様々な部屋があるのですが、自由に使えるわけではなく予約が必要なので、注意しないといけません。子供用の部屋もあるので、事前に予約さえしておけばのんびり落ち着いて過ごす事が出来そうですね。
食事は、フルーツやサラダ、パンが中心で温かい食べ物がないのは少し残念ですが、コーヒーマシンやデザートと一通りは揃っています。
No.1ラウンジを使用する際には、やはり通常エリアではない予約エリアを上手く活用する事がポイントと言えますので、特に複数名で利用する場合には予約をしておきましょう。
待ち時間の多い空港ですが、どのように時間を使っている方がいるのでしょうか?特にハブ空港では乗り継ぎ便の都合で10時間程度もあり得ます。
便の都合によっては丸1日近くロンドンで過ごさないといけないことがありますが、そういう場合には空港と市内の往復に便利なトラベルカードを使って市街地に出るのがオススメでした。
引用:LONDON navi
大体6時間くらいの乗り継ぎでしたが、ロンドンのアイコンである大きな時計がついたビッグベンに行ってきました。少し急ぎ足でしたが、良い観光になりました。
引用:LONDON navi
少し長い時間待つことになったので、大英博物館に行きました。古代エジプト・ギリシャ関連の展示物が並んでおり、丸1日かけても回り切れないほどの規模です。
引用:LONDON navi
ここでは数時間のトランジットを楽しむ場合を紹介しましたが、空港から市街地までは1時間程度かかる為、十分に余裕を持った計画が必要ですね。出国検査もトランジットで観光すると話せば特に問題ないようなので、時間が長い場合には上手く活用したいです。
イギリスロンドンにある世界でも大規模なハブ港空港であるヒースロー空港について紹介しました。特定の航空会社を利用していると、ターミナル間がかなり離れているので、色々な場所に行くことはないかもしれませんが、せっかくなので試してみるとよいですね。
非常に大規模でラウンジもたくさんありますのでラウンジ周りもきっと楽しいものになるでしょう。
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そんな時に、利用したいのがラウンジです。世界中の空港に様々なラウンジがありますが、クレジットカードのゴールドカードを持っている事で利用できるラウンジも多くあります。
今回は、アジア最大のハブ空港でもあるPEK北京首都国際空港にあるラウンジで、ゴールドカードを持っていれば使える施設の紹介をしていきます。
1958年に開港した北京首都国際空港は、アジア最大の規模を誇り世界でも2番目に大きな空港です。2008年に行われた北京オリンピックに向けて、第3ターミナルが整備され、毎週5000便もの定期便が出向しています。多くの航空会社が乗り入れ、就航している空港は国内国際を合わせると合計で約180空港にも及び、アジア最大のハブ空港となっています。
北京を最終目的地とする人だけでなく、経由地として訪れる人が多そうですね。実際に最近は航空需要が急激に高まっており、離発着の遅延や混雑が多く発生しており、その混雑を緩和する目的で北京の南側に新たに空港の開港が予定されています。
そうすると、北京首都国際空港の混雑も緩和される事が予想される為、今後はさらなる利便性の向上が期待出来ます。
北京首都国際空港には3つのターミナルがあります。一つ目は国内線を中心としたターミナル1、主にスカイチームに加盟する各航空会社が利用しているターミナル2、スターアライアンスやワンワールドに加盟する各社が利用しているターミナル3です。それぞれの地図を確認していきましょう。
ターミナル1は一部の国際線のみの利用の為、乗り継ぎで中国国内を移動する場合には使用する可能性があります。海南航空や北京首都航空、天津航空などの海南航空グループを利用する場合には、ターミナル1を使用する事になります。
1958年に開港してから、2004年に改装オープンされており、主に1階が到着ホールで2階が出発ホールになっています。画像は出発ホールの地図です。角が生えているような形状になっている為、きちんと搭乗口を確認する必要があります。間違えた場合、移動に時間がかかってしまいます。
ターミナル2はデルタ航空やエールフランスなどが加盟するスカイチームが利用しています。ターミナル1とは直接接続されていて徒歩5分程度で移動できますが、ターミナル3とは連絡バスで約15分の移動が必要になります。
1階が鉄道やバスなどの交通機関の乗り場で、到着ホールも兼ねています。2階がチェックインカウンターと出発ホールで、3階には多くの飲食店や免税店があり、国内線と国際線の両方が使われている為に、乗り継ぎには非常に便利なターミナルです。
画像は出発ゲートで、左側が主に国内線、右側が主に国際線となっています。
北京首都国際空港の中で、最も新しいターミナルでオリンピックに向けて作られた事もあり、中国をアピールするような作りになっているのがターミナル3です。他の2つのターミナルとは少し離れているので、連絡バスで移動する必要があります。
日系の航空会社が含まれるスターアライアンスやワンワールドが主に利用している為、多くの場合はこのターミナル3を利用する事になりそうです。ターミナルとフロアの移動には、無人シャトルであるAPM(Automated People Mover)を利用し、スムーズに移動する事ができます。4階構成で、1階がタクシー、2階がバス・地下鉄・空港線に加えて、国内線の到着と国際線の出発、3階が国内線の出発と国際線の到着、4階が出発ロビーになっています。
日系の航空会社が主に利用しており、日本人の多くが利用するターミナル3の各ラウンジを紹介します。遅延や混雑が増している中でもゆっくり出来る可能性が高いラウンジは、出来るだけ利用したいですよね。ターミナル3には多くのラウンジがありますので、いくつか紹介していきます。
引用:毎日ビール.jp
ゲートE19の近くにあるワンワールド系のプレミアムラウンジで、中国風のオシャレな内容と一通りそろった食事・お酒が特徴のラウンジです。炸醤麺(ジャージャーメン)がオススメで、注文をしてから作ってくれるので、出来立てを楽しむことが出来ます。また、アサヒビールの現地生産品もありますので、日本製との違いが気になる方は試してみてはいかがでしょうか?
引用:失敗の多いマイル旅
ターミナル3の中央右側で、スターバックスの奥にありエスカレータを利用するエアチャイナビジネスラウンジは、スターアライアンス系のラウンジです。中国らしい点心や麺類に加えて、アルコールの種類も豊富なのでうれしいですが、利用者が非常に多いため、ゆっくりくつろぐ為に必須の座席確保が困難です。
ただし、シャワーやリクライニングチェア、仮眠室もあるので場所さえ確保できればゆっくり出来るでしょう。
引用:失敗の多いマイル旅
コーヒーショップCOSTAの奥で、画像のエスカレータを上がった所にあるのが、エアチャイナ ファーストクラスラウンジです。ファーストクラスラウンジにも関わらず、エアチャイナ系やスターアライアンス系のビジネスクラス搭乗者でも利用できるラウンジです。
ラウンジの中身自体は、ビジネスクラスラウンジと大きな差はありませんが、利用者が少ないためゆっくりとくつろぐ事ができる為、オススメのラウンジです。
引用:東欧見聞録
多くのラウンジが営業をしていない深夜でも24時間利用できるビジネストラベラーズラウンジであれば、利用可能です。ターミナルEのほぼ中央で、40番ゲートの真向かいにあります。日中であれば、他のラウンジの利用がオススメですが、夜間の場合には仮眠をとる事が出来るので、利用して体を休める事が出来ます。
この他にも、キャッセイパシフィック/ドラゴンエア、ワンワールドのビジネスクラス以上を利用する方が使え、ゲートE21近くにあるラウンジや、ゲートE50近くにありエミレーツ航空のビジネス以上の方が使用できるラウンジがあります。
世界中で多くの空港ラウンジを利用できるプライオリティパスは、クレジットカードのゴールドカードに付帯サービスとしてついている事があります。日本では楽天カードのゴールドカードに付帯されていますね。北京首都国際空港でもこのプライオリティパスを使用する事で利用できるラウンジがあります。
ラウンジ情報で紹介した4つのラウンジ(BGSプレミアムラウンジ、エアチャイナラウンジ、ビジネストラベラーズラウンジ)はプライオリティパスで利用できますが、エアチャイナファーストクラスラウンジについて掘り下げて紹介します。
午前3:30~翌日の午前2:30までと23時間営業しており、飲食に仮眠室・パソコン・トイレ・シャワールーム・中国式喫茶・シアター・ロッカーなど豊富なサービスが提供されています。他のエリアと繋がったオープンエリアなので、ざわざわしてはいますが、開放的な空間なのでちょうどよい喧噪でしょう。
引用:弾丸トラベルは怖くない!
何となく海外のトイレに抵抗がある方もいるかもしれませんが、スタッフがいて常に清掃され綺麗になっていますので、気兼ねなく使用する事が可能です。シャワールームも同様で清潔なので、リフレッシュしたい場合にはオススメです。
食事は、即席で作ってくれる麺類に加えてスナックやおつまみもあり、アルコールも充実しています。また、本場の中国茶を楽しむ事が出来るのも魅力的です。
引用:弾丸トラベルは怖くない!
綺麗でサービスも充実していますが、かなり広くて利用者がそれほど多くない為、ゆっくりくつろぐ事が出来るのはうれしいですね。プライオリティパスを持っている方は、エアチャイナファーストクラスラウンジを利用してみてはいかがでしょうか。
待ち時間の多い空港ですが、どのように時間を使っている方がいるのでしょうか?特にハブ空港では乗り継ぎ便の都合で10時間程度もあり得ます。
10時間程度の長い乗り継ぎがある場合には、空港内で時間を潰すのは現実的ではないので、市内に出たり貸し切りのチャーター便を使ったオプショナルツアーなどの利用がオススメです。実際に使ってみましたが、時間を上手く使ってくれたので、万里の長城を観光する事が出来ました。
引用:4travel
夜の時間であれば、天安門もオススメです。実際に5,6時間で回ってこれたと思います。
引用:4travel
北京市内を観光する事が出来ない時間帯だったので、食事と免税店での買い物を済ませた後は、プライオリティパスで入れるラウンジで仮眠を取って過ごしました。空港の椅子で寝るのは大変ですが、ラウンジであれば十分に体を休める事が出来ます。
引用:チーレニズム
長い乗り継ぎ時間の場合には、観光が出来るのですね!せっかく北京を訪れているので天安門や万里の長城に行くのもいいかもしれません。やはり、時間の関係で観光が出来なかったり、少しでも体を休めておきたい場合には、ラウンジを利用する声もありました。
PEK北京首都国際空港やそのラウンジについて紹介しました。プライオリティパスを利用する事で、長い乗り継ぎ時間でも無駄に疲れを溜めずにゆっくりとくつろぐ事が出来そうですね。せっかくなので、中国の食事やお茶を楽しんでみる事もオススメです。
]]>「プロパーカード」という言葉を聞いたことがありませんか?
クレジットカードを作るときなどによく見る言葉ですが、その意味を正確に理解している人は実は少ないです。このプロパーカードという言葉は、人によって定義が様々で、厳密な意味で捉えている人もいれば、広い意味で捉えている人もいます。厳密な意味でのプロパーカードは、高いステータスを象徴するカードにもなります。
プロパーカードは、「その言葉を知らないから損をする」という類のものではありませんが、クレジットカードを利用している方であれば、意味がわかっていた方がいい言葉のひとつです。
はじめに、プロパーカードの定義を知っておきましょう。
■プロパーカードは国際ブランドオリジナルのクレジットカード
プロパーカードとは、国際ブランドが発行しているクレジットカードになります。
国際ブランドについては、後日改めて記事を作成しますが、簡単にいうとVISAやJCBなどが国際ブランドであり、お店に貼ってある次のようなシールが国際ブランドになります。
VISA、JCB、Master、American Express、Diners Club
普通は、上記のような国際ブランドと提携した会社がクレジットカードを発行するのですが、プロパーカードは国際ブランドが直接発行しているカードになります。
ちなみに、国際ブランドと提携した会社が発行しているクレジットカードを提携カードと言います。
引用:すごいカード相談所
少し難しい書き方をされていますが、プロパーカードとは「国際ブランドが直接発行しているカード」ということです。
反対の意味の言葉に提携カードがあります。提携カードというのは、「ファミマTカード」や「ANA VISA カード」などです。「ファミマTカード」の場合は、ファミリーマートがJCBと提携して発行しているクレジットカードです。「ANA VISA カード」の場合は、ANA がVISAと提携して発行しているクレジットカードです。こうして対比してみるとなんとなくプロパーカードと提携カードの違いがわかってきませんか?
日本で発行されているクレジットカードの中で、厳密な意味でのプロパーカードは3種類しか存在しません。
ここでは厳密な意味で呼ばれるプロパーカードをご紹介しておきましょう!冒頭に説明したとおり厳密な意味で呼ばれるプロパーカードは、次の国際ブランド企業が発行しているカードとなります。
・アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカード
・ダイナースクラブが発行するクレジットカード
・JCBが発行するクレジットカード
上記の各企業とも国際ブランドの企業であり、ブイランドライセンスの発行とクレジットカードの発行の2つの業務を行っている企業で、この3つの企業から発行されるクレジットカードが厳密な意味でのプロパーカードとなります。
引用:クレジットカード大学
このように、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブとJCBの3種類しか日本国内で発行されているプロパーカードは存在しないのです。
世界的にも高いシェアを占めており、日本人も使用者の多いVISAカードやMaster Cardは、プロパーカードを発行していない、提携専門の国際ブランドです。
ここまでの説明を読んでいただいた人の中には「自分の考えていたプロパーカードの意味と違う」という人や、「楽天カードやイオンカードなどもプロパーカードだと聞いたことがある」という人もいると思います。実は、これにはプロパーカードという言葉が持つ曖昧さに原因があります。
冒頭で「プロパーカードには厳密な意味と、広い意味の2種類の捉え方がある」というお話をしました。厳密な意味でのプロパーカードは日本に3種類しか存在しませんが、広い意味でのプロパーカードになると、日本国内にもたくさんの種類が存在します。では、広い意味でのプロパーカードの定義を見てみましょう。
広い意味でのプロパーカードとは、国際ブランドのライセンスを持っていない企業が発行するクレジットカードを含んで呼ばれていて、あくまで発行するクレジットカードに付ける国際ブランドは提供を受けているカードも含まれてしまうのです!
三井住友カード
セゾン
イオン
ライフ
例えば、上記の企業は国際ブランドのライセンスは持っていませんよね。ですがクレジットカード会社であり、自社でクレジットカードの発行を行っています。
ほとんどの方が知っている知名度の高いクレジットカードと言えば、三井住友カードが発行する「三井住友VISAカード」で、国内で発行される「VISAカード」と呼ばれるクレジットカードは、ほとんど「三井住友VISAカード」を指して呼ばれていると言っていいでしょう!
引用:クレジットカード大学
このように、捉え方を変えるだけでプロパーカードの範囲はかなり広くなります。
世間一般では、こちらの広い意味でのプロパーカードの方が使用されることが多いようです。
プロパーカードの大きな特徴のひとつは、その高いステータス性です。
広い意味でのプロパーカードの捉え方で見ると、イオンカードやライフカード、楽天カードなどといった流通系で年会費無料のプロパーカードも中に含まれるため、ステータスが高いとは言いにくいです。しかし、厳密な意味でのプロパーカードは、持っているだけでも高いステータスの保障になります。なぜなら、厳密な意味でのプロパーカードは、クレジットカード会社が直接審査をした上で発行しているため、審査の目も厳しくなるのです。
プロパーカードはカードステイタスが圧倒的に高い
では、プロパーカードと提携カードにはどのような違いがあるのでしょうか?
その最大の違いは何と言ってもそのカードステイタスにあります。
一概にプロパーカードだからステイタスが高い、提携カードだからステイタスは低い、というような事は言えませんが、事実上プロパーカードに関してはクレジットカード会社が直接審査の上発行しているカードだけあって、その審査も厳し目です。
しかし、その分だけ申込者に高い社会的な信用力(年収やクレヒスなど)が無いと取得できない=ステイタスが高いという図式が成立します。
またプロパーカードに関しては各種ゴールドカードなどの上級カードの発行も行っており、その最上級であるブラックカードの発行も行っています。
提携カードではゴールドカード止まりな事が多いので、さらにその上を目指すのであればよりステイタスの高いプロパーカードの取得がマストですね。
引用:クレカツ
ということで、ゴールドカードやプラチナカードの取得を目指すのであれば、まずプロパーカード取得することから始めなければいけません。
ただ、逆に提携カードには提携カードのメリットがあります。例えば、特定の店舗やサービスを受ける上で提携カードには様々な特典が付くケースが多いです。普段のライフスタイルの中で利用頻度の高い店舗と提携しているカードはメリットが多いと言えます。一概にどちらの方が優れているという訳ではないのです。
プロパーカードは、アメックス、ダイナース、JCB など国際ブランドが直接発行しているカードのことをいいます。
一般的にはこのプロパーカードの方がステータスが高いと言われています。ただし広い意味でのプロパーカードには、様々な種類があり、中には年会費が無料のクレジットカードなども存在します。プラチナカードを目指すならプロパーカードですが、実際の生活面でのメリットなどを重視すれば提携カードもメリットはたくさんあります。どちらを選ぶかはご本人のライフスタイル次第になるでしょう。
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本サイト「まひろぐ」は、クレジットカードの情報をお伝えするサイトです。普段は特典やお得な内容などを中心にお伝えしていますが、今回は少し趣向を変えて、クレジットカードというものの歴史についてお伝えしていこうと思います。アメリカでクレジットカードというものが生まれる元となったエピソードから、日本で使われだした頃の話、そしてクレジットカードのこれから先の未来まで考えてみようと思います。
クレジットカードというものが生まれたのは実は20世紀の半ば、1950年です。まだ60年と少ししか経っていません。クレジットカードが産声を上げるきっかけとなったエピソードがこちらです。
昔々、アメリカのとある会社の社長がレストランのお会計のときにあることに気づきました。
社長「むむっ!?財布を忘れてしまった!!」
「どうしよう!?」ととても焦ったことでしょう。
もちろん今のように、町中にATMがあるような時代ではありません。
結局社長は、家にいる妻に連絡をとって、財布を持ってきてもらうことにしました。
そのときに社長はこう思いました。
「うっかり入ったお店で、お金が足りない時もあるだろう」
「財布を忘れて困った人は私だけではないはず・・・」
「お金がなくても食事ができたら・・・」
「こんな惨めな目に合うこともなかったのに・・・」
そんな経験をもとに、「現金を持ち歩かなくてもレストランで支払いができる仕組み」を思いつき、1950年、世界初のクレジット会社「ダイナースクラブ」を設立しました。
その社長こそ、ダイナースクラブの創設者の一人である「F・マクナラ」です。
※上記のエピソードはフィクションという説もあります。
マクナラとその友人たちはまず、「ツケで食事ができるクラブ」を立ち上げました。
そのクラブが「ダイナースクラブ」と名付けられ、その後のサービスに発展していきます。
引用:クレカケッサイNAVI
もしこの時、この社長が財布を忘れていなかったら、クレジットカードというものはこの世界に存在しなかったかもしれません。あるいは、形が大きく違うものになっていた可能性もあります。多くの国際ブランドの中でも、元祖はダイナースクラブだったのですね。
ただ、この頃はクレジットカードといっても単なる紙でできたチケットで、1つの店のツケを管理する方法だったようです。この方法が発展したのは、その1年後でした。
ダイナースの今までにない事業にまず銀行が目を付け、1951年、ダイナースの誕生から1年後に、フランクリン・ナショナル銀行からカードが発行されました。
これが、初めてのカード型のクレジットシステムです。
ここで初めて、今私たち手にしているクレジットカードが誕生したのでした。
この時代では、「あそこの銀行がやっているサービスであれば、私の銀行でもやろう」という考えがあり、数多くの小規模銀行が、クレジットカードを発行していたようです。
今では、VISA・MasterCard・AMEX・Diners・JCBと、世界5大ブランドと呼ばれるクレジットカードがシェアのほとんどを占めていますが、当初は100以上のブランドがあったとか(!)
引用:クレカケッサイNAVI
このようにして、今のクレジットカードの原型となるカードタイプのクレジットシステムが生まれました。VISAの前身であるバンクオブアメリカも、マスターカードの前身となるインターバンクカード協会も、この頃にカードを発行し始めています。
1950年代というのは、とある社長が財布を忘れたことに端を発して、今のクレジットカード業界の原型がハイスピードで形作られていった年代だったのです。
ここまでお伝えしてきたのは全てアメリカでの話です。では日本にクレジットカードがやってきたと時には、どのような形で広まっていたのでしょうか。
1950年にアメリカのダイナースが「クレジット」という言葉を用いて以来、10年遅れて1960年に株式会社丸井が日本に「クレジット」という言葉を取り入れて商品展開をしました。
丸井が日本で初めて割賦支払いをクレジットという名前にしたのです。
それは「クレジット・プレート」「クレジットカード」という名前でしたが、現在のクレジットカードとは少し異なっていたようです。
丸井が発行したクレジットカードは、実は現在繰り返し使えるクレジットカードとは異なり、使用は一回限りのものでした。支払いを割賦払いにできるというだけの、クーポン券のようなものです。
この時点ではこのクレジットカードは現在のようなプラスチックカードでもなく、磁気ストライプも入っていない紙でした。
丸井がアメリカから機器を輸入して導入したクレジットカード、クレジットプレートはそれまで使用されてきた月賦購入、割賦購入の名前が変わっただけのものです。その支払いの方法は従来までの割賦販売の支払い方法と同じでした。
というのは、割賦契約での購入後、後日集金員が回収に回る、お店の窓口に支払いに来るといった方式が一般的でした。
ちなみにこの頃は1961年にやっと割賦販売法ができたくらいで、規制も厳しくなかったので、支払いが滞るようなことがあれば、集金員の取立ては一昔前のサラ金の取立てのように荒く、ガラの悪い方々の怖い集金がくるということもままあったようです。
日本で初めてクレジットカードの文化を取り入れたのは、あの有名な丸井でした。しかしその時に使われていた形は現在のクレジットカードの形とは大きく異なったようです。ただし、日本国内で「クレジット」という言葉が急速に広まったのはこの特殊な形のクレジットカードの存在があったからのようです。
そして、1960年に丸井がクレジットカード導入してから3年後、本家本元であるダイナースクラブが日本でのクレジットカードの発行を開始しました。ダイナースが生まれたのは1950年ですが、日本での発行まで時間がかかったのは、このような理由があったといわれています。
アメリカのダイナースがクレジットを誕生させたのは1950年にも関わらず、1960年になってようやく日本にダイナースが設立された背景には、1964年に控えた東京オリンピックへの配慮があったという説もあります。
オリピックに合わせて海外からの観光客が増えることに対して、クレジットカードという制度を利用できる基盤を整え、国際観光が可能な日本としての基盤を築く目的があったようです。
日本ダイナースの設立は1960年ですが、実際のカード発行は1963年なので、オリンピックに間に合わせたという印象もあります。
確かに、東京オリンピックは海外からの観光客も多く、クレジットカードを使う機会も頻繁に訪れることが予想できます。
クレジットカードの誕生について見てきましたが、ここからはクレジットカードの未来について考えてみようと思います。まずは、日本とアメリカのクレジットカードに対する考え方の違いがこちらです。
日本人のクレジットカード所有率は80%超で、しかも世代が高くなるほど所有率が高くなる。つまり、若い世代ほどクレジットカードをもっていない。しかも、平均所有枚数は2.7枚で、90%以上の支払いは1枚のカードで行っている。
(中略)
ところが米国では事情が違う。カード所有率は90%超と高く、しかも平均7枚のカードを所有している。米国では1回払いではなく、リボルビング払い(定額分割支払)がクレジットカードの基本となった歴史があるため、1枚の支払限度額を低く抑え、その代わりにたくさんのカードをもち、複数のカードにわけて支払いをする習慣が定着している。これはかなり面倒な作業で、レジのところで、カードを次々とだしては店員に、枠残高を照会させ、どのカードで支払うのかを決めなければならない。これがすべてのカードがApplePayとしてiPhoneの中に入ってしまえば、枠残高が一目見ればわかるようになり、どのカードで支払うのかをすぐに決めることができるようになる。米国人にとっては、ApplePayは「もうこれなしには生きていけない」ほど便利なサービスなのだ。
引用:THEZEROONE
Apple Payは、アメリカ人にとってクレジットカードの使い方を劇的に効率よくするツールとなっているようです。しかし日本ではクレジットカードの使い道が特殊であるため、アメリカのようなApple Payの使用方法はされないだろうという判断のもと、交通カードや電子マネーなどに対応する形に変更されました。日本のみが、そのような特殊な設定にすることをアップルが決めたということは、やはり日本人のクレジットカードに対する価値感は他の国とやや異なっているようです。
943社もの会員を持つ業界団体「日本クレジット協会」の調査統計によると、クレジットカードショッピング信用供与額(1年間の利用額)は、
2013年41兆7,915億円
2014年46兆2,663億円
2015年49兆8,341億円
と増加傾向にあります。
もともと日本の個人消費におけるクレジットカード利用率は12〜14%程度で、韓国の60%やアメリカの24〜25%などに比べ低いと言われてきました。これは、日本では「クレジットカードを使うと借金になる」という概念が強いことや、消費者金融系の企業が多くイメージが悪い、といったことが影響しています。
ところが、2010年の改正貸金業法により大きな転換が起きました。グレーゾーン金利(利息制限法の上限金利20%と出資法の上限金利29.2%の間で設定する金利)の廃止により、消費者金融の経営が難しくなってきたのです。
引用:キャリタスFINANCE
アメリカより所有率や所有枚数が少ないとはいえ、日本も年々クレジットカードの利用金額は大きくなっています。インターネットなどを活用して買い物をする機会が増え、現金で支払うことが減ってきたためでしょう。このまま日本のクレジットカードの業界も、一昔前の携帯電話のようにガラパゴス化し、独自の進化をするかもしれませんが、基本的にはクレジットカードという文化は発展し続けていく可能性が高いといえるでしょう。
クレジットカードの歴史についておわかりいただけたでしょうか。「これを知って、何かポイントが付くのか」と言われると、特に何もつかないのですが、豆知識として知っておいて損はないのではないでしょうか。
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今月はアップが遅くなってしまい申し訳ございません、たくさんの「クーポンまだですか」メールをいただいてしまいました。。
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6月にイタリア旅行に当たって個人で19泊程度の予約を行いました。
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ぜひ、2017/6/30予約分まで有効ですので、お使いいただければと思います。
ホテルズドットコム(Hotels.com)でのクーポンの利用方法は簡単です、以下に従って進んでいただければ10%オフはすぐです!
①10%オフにはこちらのページから申込ください
②予約したいホテルのページから「予約する」をクリックします
③プランを選択して「予約する」をクリック(ちなみに、キャンセル無料のプランでも割引適用できます)
④右下の見積りを確認(ここで「税およびサービス料」が追加されますので金額にはご注意ください)の上、「割引を適用する」をクリックします。
⑤2017年6月末まで有効なクーポンコード「SCTW1706JP」を入力し、「適用」をクリックします。
⑥これで割引が適用されました!割引額「▲3,958円」(10%)は大きいですよね!!
個人旅行には予約サイトでの予約は不可避です。うまくクーポンを使うと他の方より10%もお得に予約できてしまうんです。
ぜひアメックスプラチナとうまく組み合わせて活用してみてください!
]]>皆さん、ステータスマッチというシステムをご存知ですか?
SPGアメックスカードを持っている方がこのシステムを使えば、本来、年間50泊の宿泊が必要なマリオットリワードとリッツカールトンのゴールド会員の資格を得ることができます。このゴールド会員の特典がかなり豪華なんです。
SPGアメックスカードといえば、様々なメリットと引き換えに「3万1000円+税」、つまり、3万3480円という年会費がかかります。この年会費がネックとなって、申し込みに足踏みをしてしまう人も多いのではないでしょうか?しかし、この記事で紹介するステータスマッチのシステムを含めて考えれば、3万円なんてすぐに元が取れるすごいカードだということがわかっていただけると思います!
ステータスマッチというシステムは、様々なホテルや航空会社で使われているシステムで、利用客側にとっても、ホテルや航空会社側にとってもそれぞれ利益のあるステータスの共有制度です。
「ステータスマッチ」という仕組みを活用すると、マリオット、リッツ・カールトン以外のホテル・エアラインの上級ステータスが得られる場合があります。
ステータスマッチとは、とあるホテルグループや航空会社の上級会員資格があると、他のホテルグループ・航空会社の上級会員資格も得られるシステムです。
ごくまれに特に期限が定められていない場合もありますが、期間を限定したキャンペーンで行われることが多いです。
エアライン・ホテルの上級会員のお試しであり、会社側としては潜在的な上顧客の獲得を企図してステータスマッチを行っています。
数年に一度は取得できる場合もあれば、生涯に一度だけという場合もあります。利用頻度が多い場合など、ここぞという局面での取得が望ましいですね。
一例として、マリオットのゴールドエリートから、ベストウェスタンホテルのダイヤモンドにステータスマッチすることもできました。
引用:The Goal
ホテル側や航空会社側は新規顧客を獲得したいという希望があります。しかも、可能であれば他のホテルや航空会社の上級会員であるハイステータスな人に新規顧客になってほしいと考えています。
そんな時に、このステータスマッチの制度を使えば、他のホテルや他の航空会社の上級会員が自社のサービスを「お試し」のような形で使用してくれる可能性が高くなるので、新規顧客獲得に使えるのです。
私たちユーザー側からすると、1つのサービスの上級会員になっているだけで、本来年会費や条件などが必要な他のサービスの上級会員と同じサービスが受けられるというのは,単純にお得ですよね。
一般的にステータスマッチは期間が限定されていたり、回数制限があったりするシステムですが、今回ご紹介するSPGアメックスカードとマリオットリワード・リッツカールトンのステータスマッチについては、そのような制限がなく、半永久的にステータスマッチの恩恵を受けることができます。
そもそも、SPGアメックスは、シェラトンやウェスティンなど世界的に有名なホテルを展開している。「スターウッドホテル&リゾート」と「アメリカンエキスプレス」が提供したクレジットカードです。
そのため、「スターウッドホテル&リゾート」のホテルに宿泊する際にはレイトチェックアウトや部屋の無料アップグレードなどを中心とした、様々な特典が受けられるほか、毎年提携ホテルに無料で1泊宿泊できる宿泊券もプレゼントされます。
今回の記事のテーマであるステータスマッチがなかったとしても年間3万1000円という年会費の元を取れるだけのメリットは存在しているカードだったのです。
しかし、2016年の4月にSPGアメックスカードは、さらに魅力的なカードに生まれ変わったのです。
2016年4月に「マリオットホテル」を運営する「マリオット・インターナショナル」が「スターウッドホテル&リゾート」を買収したことにより、さらにメリットが拡大しました。この買収によって、「マリオット・インターナショナル」は総客室数が世界最大のホテルチェーンとなり、しかも「マリオット・インターナショナル」と「スターウッドホテル&リゾート」の会員プログラムがつながったのは見逃せません。
エリート会員資格の相互利用特典も追加されています。つまり、「SGPアメックス」を保有していると「スターウッドホテル&リゾート」の「ゴールド会員」資格を取得でき、「マリオット・インターナショナル」のアカウントとリンクすることで、「マリオット リワード」の「ゴールド会員」資格も自動的に取得できるということです。
引用:ZAI ON LINE
ホテル運営会社の買収によってサービスが連携されたということですね。これは私たち宿泊客にとってはメリットばかりです。
では、ステータスマッチを行った上で、マリオットリワードとリッツカールトンに宿泊した場合、どのような特典を受けることができるのでしょうか。
基本的には、マリオットリワードでも、リッツカールトンでも、どちらもゴールド会員と同じ特典を受けることが可能になります。具体的には下記の通りです。
・部屋の無料アップグレード
・午後4時までのチェックアウト無料延長
・客室内インターネット無料アクセス
・宿泊時のホテルポイントが25%アップ
・ホテルラウンジ利用&2名分の朝食無料
そして、マリオットリワードゴールドの最強の隠れメリットは、
JTBやExpedia等のサイトからのホテル予約や、ツアー予約でもゴールド会員の特典を享受できるということです。
実は、SPGのゴールド会員の特典を受けるには、SPGの公式サイトからの予約もしくはホテル公式サイトからの予約が必須です。ツアーでたまたまSPGグループに宿泊した場合や、Expediaからホテル予約をした場合には特典を受けることができません。また、SPGに電話で予約した場合も特典を受けることができません。
が、マリオットリワードの場合は、どこから予約するのかは関係なくゴールド会員の特典を享受できます。(ちなみに、リッツ・カールトンも同様にどこから予約するのか関係なく特典の適用となります。)
引用:すけすけのマイル乞食
ちなみに、リッツカールトンのゴールド会員の場合、朝食2名無料という特典がなくなるそうです。それでもかなり大きい特典ですよね。通常であれば、年間50泊という。週1回ペースの宿泊が必要なサービスを受けられるというのは非常に魅力的です。
SPGアメックスとマリオットリワード、リッツカールトンのステータスマッチの具体的な申請方法は下記の通りです。
SPGアメックスのゴールド会員になったので、早速マリオット、リッツカールトンとのステータスマッチも行おうと思いました。
SPG会員サイトのトップページには「マリオットリワードに連結」という欄があります。そこからステータスマッチが可能です。
スマホアプリですと、アンダーバーの「アカウント」→「会員様特典」と進みます。
次の画面の下の方の「マリオットリワード」の「お客様のアカウントにリンク」から進めます。
アカウントリンク画面に進み、「マリオットリワードにリンク」もしくは「リッツカールトンリワード」を選択します。どちらもまだアカウントを持っていない場合はマリオットリワード会員に登録すればOKです。
マリオットリワードにログインするか新規会員登録すると、以下の画面が表示されます
確認の上、「リンクを完了」を選択すると、SPGゴールド会員とのアカウントリンクが完了します!
引用:The Goal
以上でサービスの連携の手続きは完了です。意外と簡単だったのではないでしょうか。
年会費が高額なカードは、やはりそれに見合うだけのサービスが付いてくるものです。
SPGアメックスカードも、ステータスマッチという制度を活用することによって、年会費など微々たるものと思えるほど、たくさんのサービスを受けることが可能になります。
もし、SPGアメックスカードを持っている場合は、すぐにでもステータスマッチを申し込みましょう。
また、SPGアメックスカードにしようか、他のカードにしようか迷っている方は、ぜひこの制度を参考にした上で検討してみてください。
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突然ですが皆さん、家族カードというものの存在をご存知ですか?
家族カードは、その名前が示すとおり、家族が利用できるカードのことです。携帯電話のプランなどでも、「家族割り」がありますよね。それと同じように、家族だけが受けることができる少しお得なサービスだと考えてください。そして、その家族カードのシステムの中でも、アメックスプラチナの持つ特典は、非常に強力です。そこで今回は、家族カードとは何かという事から、アメックスプラチナで家族カードを利用したときのメリットや特徴をご紹介させていただこうと思います。
はじめに、家族カードとはどのようなものなのかを見てみましょう。
■家族カードとは?
家族カードとはその名の通り、自分の家族が使うことができるクレジットカードのこと。
本来、クレジットカードというのは利用規約上で「名義者本人(自分)」しか使うことが出来ないものと定められているんですが、この家族カードであれば自分の妻や両親、子供にも自分のクレジットカードを使わせることができるようになります。
■家族なら誰でも使えるわけではない:
但し、家族カードを1枚発行すればそのカードを誰でも使えるようになるわけではありません。家族カードであっても親となるクレジットカード同様、その名義人しか使えない規約となっているためです。
親となるクレジットカード:名義人のみが使える
家族カード:名義人のみが使える
そのため、妻と両親に自分のクレジットカードを使わせたいと考えるのであれば、配偶者用に1枚、父親用に1枚、母親用に1枚といったように、合計3枚の家族カードを発行してもらう形になります(親カードと合わせると4枚になる)。
家族3名に家族カードを持たせる場合
親となるクレジットカード:自分用
父親用の家族カード:父親用
母親用の家族カード:母親用
配偶者用の家族カード:妻用
引用:クレジットカードの読み物
以上が家族カードというシステムの基礎知識になります。
この家族カードを利用することで、家族そろって同じ種類のポイントを貯めることができたり、本来は何万円も年会費がかかるカードだったとしても、同じサービスを受けることができる家族カードなら、年会費無料で発行できたりするというメリットがあります。
具体的には、年会費がかかるカードを持っているからこそ利用可能な空港ラウンジなどのサービスや、海外旅行・国内旅行の傷害保険などの加入が、無料で受けられるということです。
また、過去に信用事故があり、カードを持つことができない方でも、家族カードなら入会審査が存在しないため、カードを作ることができます。引き落とし口座は同一なので、同じ口座のお金を共有して使ってもいいという信頼がある家族だからこそ可能なサービスだといえるでしょう。
この家族カードというシステムは、アメックスにも存在します。アメックスカードは、「アメリカンエクスプレス」の略で、多くの方が、一度はそのカードのデザインを見たことがあるでしょう。アメックスカードで家族カードを発行すると、下記のような付帯サービスが付いてきます。
空港ラウンジ
国内28ヵ所、海外2ヵ所の空港ラウンジを年間の利用回数に制限なく無料利用できます。アメックスゴールドカードの家族カードであればプライオリティパスに無料登録でき、世界950ヵ所以上のVIPラウンジを年に2回まで利用することができます。
海外旅行傷害保険
本カード会員より多少補償額が少ないですが、家族カードにも十分な補償額の海外旅行傷害保険が付帯しています。家族カードは旅行代金をクレジットカードで支払うことで保険適用となる「利用付帯」の保険です。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険は、国内旅行中の公共交通機関で事故が起こったり、宿泊先のホテルで火災が発生したりして事故に遭った場合に補償される保険です。クレジットカードで旅行代金を支払ったときに適用される「利用付帯」の保険です。
引用:クレジットカードを知る
アメックスの家族カードの入会条件は、親となるカードの持ち主の配偶者、または両親、または18歳以上のご子息、ご令嬢となっています。ということは、兄弟や姉妹には家族カードを発行することができないということです。また、祖母や祖父、お孫さんにも家族カードの発行はできません。
また、家族カードの年会費は、カードのグレードによって異なります。
一般カードであるアメックスグリーンの場合は家族カードを1枚発行するに当たり6000円の年会費がかかります。
アメックスゴールドカードの場合は、1枚まで年会費無料で発行することができ、二枚目以降は1枚につき1万2000円の年会費がかかります。
アメックスプラチナカードになると、なんと4枚まで年会費無料で発行することができます。アメックスプラチナカードの本来の年会費は14万円です。家族カードも、親カードと同様のサービスを受けられると考えれば、14万円×4枚で、56万円分のサービスが受けられるということになります。もちろん、親カードが受けることのできるサービスをすべて受けられるわけではありませんが、それでもお得すぎる条件です。家族カードの発行に該当する条件の方が4人いるのであれば、(奥様、ご両親、息子など)アメックスプラチナは非常にお勧めです。
アメックスプラチナカードには代表的なものでも下記のような特典が付随します。
■プライオリティ・パス
プライオリティ・パスとは、世界120ヵ国以上の国や地域の1,000ヵ所以上の空港ラウンジを無料で利用できるサービス。
これは、グリーンカードおよびゴールドカードにも付帯されているサービスですが、グリーンカードとゴールドカード会員は“スタンダード会員”。年会費は無料(通常年会費99米ドル)ですが、利用する際は1回27米ドルがかかります。
プラチナカード会員になると、プライオリティ・パスのプレステージ会員(年会費399米ドル)に無料で登録でき、主要空港のVIPラウンジを同伴者1名まで無料で利用できます。
しかも、他社の多くは本会員のみの特典であるのに対して、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの場合は、家族会員もプライオリティ・パスに入会可能です。
■フリー・ステイ・ギフト
毎年カードを更新する毎に、1年に1回「ホテルに1泊できる無料宿泊券(2名までOK!)」が送られてくる「フリー・ステイ・ギフト」サービス。
対象となるホテルは、ハイアットリージェンシー(京都、大阪、福岡)やヒルトン(東京、小田原リゾート&スパ、福岡シーホーク)、横浜ロイヤルパークホテルなどの有名ホテルとなっており、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード会員ならではのとっても嬉しいお得な特典の一つです。
引用:プラチナカードNavi
これだけの会員特典がついてくる上に、その他にもさまざまなシーンで的確なプランを組み立ててくれる「セクレタリーサービス」や、会員限定のディナーコースを2名から4名で予約すると、1名分の料金が無料になる「ダイニング・アクセス」のサービス、さらに、日本を代表する専門医を紹介してくれる「メディカルコンサルテーション」といった医療関係のサービスなど、様々なサービスを受けることができます。
アメックスカードは、家族カードを発行することによって、そのサービスをよりお得に受けることができるようになります。特に、アメックスプラチナカードの4名まで年会費無料という破格のサービスは、権利を持っているのであれば使わない手はありません。
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今月はアップが遅くなってしまい申し訳ございません、たくさんの「クーポンまだですか」メールをいただいてしまいました。。
アメックスとその他のサイトを比較した結果、この方法が一番安いなぁと感じたホテルズドットコムでの予約に使えるマヒログ限定の10%クーポンをGETすることができましたので、ぜひみな様にもご紹介できればと思います。
今回は予約期間が残りわずかとなっていますので、早めにお使いくださいますようお願いします!
はい、早速ですが、2017年7月現在有効な10%オフクーポンです。
クーポンコード | RLSUMMER10 |
適用条件:こちらのページから申込時。予約期間:2017/7/31まで 宿泊期間:2017/8/31まで
6月にイタリア旅行に当たって個人で19泊程度の予約を行いました。
この結果、19泊のうち13泊(68.4%)の確率でホテルズドットコム(Hotels.com)のクーポン適用後価格が最安値になりました。
1泊目 | ホテルズドットコム(クーポン) | 11泊目 | ホテルズドットコム(クーポン) |
2泊目 | ホテルズドットコム(クーポン) | 12泊目 | HIS |
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まひとしては、色々なサイトがある中、もし細かくチェックするのが面倒な場合は、ホテルズドットコム(Hotels.com)の10%クーポン適用でざっと手配してしまうのがおすすめです。
ちなみに、hotels.comは10泊で1泊無料キャンペーン(つまりは10%オフ)を常時行っていますが、圧倒的に10%オフクーポンがおすすめです。
なぜなら、通常10泊を貯めるのには時間がかかるため、予約の瞬間に10%オフが確定できるクーポンの方が圧倒的に有利だからです。
ぜひ、2017/6/30予約分まで有効ですので、お使いいただければと思います。
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