皆さん、ステータスマッチというシステムをご存知ですか?
SPGアメックスカードを持っている方がこのシステムを使えば、本来、年間50泊の宿泊が必要なマリオットリワードとリッツカールトンのゴールド会員の資格を得ることができます。このゴールド会員の特典がかなり豪華なんです。
SPGアメックスカードといえば、様々なメリットと引き換えに「3万1000円+税」、つまり、3万3480円という年会費がかかります。この年会費がネックとなって、申し込みに足踏みをしてしまう人も多いのではないでしょうか?しかし、この記事で紹介するステータスマッチのシステムを含めて考えれば、3万円なんてすぐに元が取れるすごいカードだということがわかっていただけると思います!
ステータスマッチというシステムは、様々なホテルや航空会社で使われているシステムで、利用客側にとっても、ホテルや航空会社側にとってもそれぞれ利益のあるステータスの共有制度です。
ステータスマッチとは
「ステータスマッチ」という仕組みを活用すると、マリオット、リッツ・カールトン以外のホテル・エアラインの上級ステータスが得られる場合があります。
ステータスマッチとは、とあるホテルグループや航空会社の上級会員資格があると、他のホテルグループ・航空会社の上級会員資格も得られるシステムです。
ごくまれに特に期限が定められていない場合もありますが、期間を限定したキャンペーンで行われることが多いです。
エアライン・ホテルの上級会員のお試しであり、会社側としては潜在的な上顧客の獲得を企図してステータスマッチを行っています。
数年に一度は取得できる場合もあれば、生涯に一度だけという場合もあります。利用頻度が多い場合など、ここぞという局面での取得が望ましいですね。
一例として、マリオットのゴールドエリートから、ベストウェスタンホテルのダイヤモンドにステータスマッチすることもできました。
引用:The Goal
ホテル側や航空会社側は新規顧客を獲得したいという希望があります。しかも、可能であれば他のホテルや航空会社の上級会員であるハイステータスな人に新規顧客になってほしいと考えています。
そんな時に、このステータスマッチの制度を使えば、他のホテルや他の航空会社の上級会員が自社のサービスを「お試し」のような形で使用してくれる可能性が高くなるので、新規顧客獲得に使えるのです。
私たちユーザー側からすると、1つのサービスの上級会員になっているだけで、本来年会費や条件などが必要な他のサービスの上級会員と同じサービスが受けられるというのは,単純にお得ですよね。
一般的にステータスマッチは期間が限定されていたり、回数制限があったりするシステムですが、今回ご紹介するSPGアメックスカードとマリオットリワード・リッツカールトンのステータスマッチについては、そのような制限がなく、半永久的にステータスマッチの恩恵を受けることができます。
そもそも、SPGアメックスは、シェラトンやウェスティンなど世界的に有名なホテルを展開している。「スターウッドホテル&リゾート」と「アメリカンエキスプレス」が提供したクレジットカードです。
そのため、「スターウッドホテル&リゾート」のホテルに宿泊する際にはレイトチェックアウトや部屋の無料アップグレードなどを中心とした、様々な特典が受けられるほか、毎年提携ホテルに無料で1泊宿泊できる宿泊券もプレゼントされます。
今回の記事のテーマであるステータスマッチがなかったとしても年間3万1000円という年会費の元を取れるだけのメリットは存在しているカードだったのです。
しかし、2016年の4月にSPGアメックスカードは、さらに魅力的なカードに生まれ変わったのです。
2016年4月に「マリオットホテル」を運営する「マリオット・インターナショナル」が「スターウッドホテル&リゾート」を買収したことにより、さらにメリットが拡大しました。この買収によって、「マリオット・インターナショナル」は総客室数が世界最大のホテルチェーンとなり、しかも「マリオット・インターナショナル」と「スターウッドホテル&リゾート」の会員プログラムがつながったのは見逃せません。
エリート会員資格の相互利用特典も追加されています。つまり、「SGPアメックス」を保有していると「スターウッドホテル&リゾート」の「ゴールド会員」資格を取得でき、「マリオット・インターナショナル」のアカウントとリンクすることで、「マリオット リワード」の「ゴールド会員」資格も自動的に取得できるということです。
引用:ZAI ON LINE
ホテル運営会社の買収によってサービスが連携されたということですね。これは私たち宿泊客にとってはメリットばかりです。
では、ステータスマッチを行った上で、マリオットリワードとリッツカールトンに宿泊した場合、どのような特典を受けることができるのでしょうか。
基本的には、マリオットリワードでも、リッツカールトンでも、どちらもゴールド会員と同じ特典を受けることが可能になります。具体的には下記の通りです。
特典
・部屋の無料アップグレード
・午後4時までのチェックアウト無料延長
・客室内インターネット無料アクセス
・宿泊時のホテルポイントが25%アップ
・ホテルラウンジ利用&2名分の朝食無料
そして、マリオットリワードゴールドの最強の隠れメリットは、
JTBやExpedia等のサイトからのホテル予約や、ツアー予約でもゴールド会員の特典を享受できるということです。
実は、SPGのゴールド会員の特典を受けるには、SPGの公式サイトからの予約もしくはホテル公式サイトからの予約が必須です。ツアーでたまたまSPGグループに宿泊した場合や、Expediaからホテル予約をした場合には特典を受けることができません。また、SPGに電話で予約した場合も特典を受けることができません。
が、マリオットリワードの場合は、どこから予約するのかは関係なくゴールド会員の特典を享受できます。(ちなみに、リッツ・カールトンも同様にどこから予約するのか関係なく特典の適用となります。)
引用:すけすけのマイル乞食
ちなみに、リッツカールトンのゴールド会員の場合、朝食2名無料という特典がなくなるそうです。それでもかなり大きい特典ですよね。通常であれば、年間50泊という。週1回ペースの宿泊が必要なサービスを受けられるというのは非常に魅力的です。
SPGアメックスとマリオットリワード、リッツカールトンのステータスマッチの具体的な申請方法は下記の通りです。
SPGアメックスのゴールド会員になったので、早速マリオット、リッツカールトンとのステータスマッチも行おうと思いました。
SPG会員サイトのトップページには「マリオットリワードに連結」という欄があります。そこからステータスマッチが可能です。
スマホアプリですと、アンダーバーの「アカウント」→「会員様特典」と進みます。
次の画面の下の方の「マリオットリワード」の「お客様のアカウントにリンク」から進めます。
アカウントリンク画面に進み、「マリオットリワードにリンク」もしくは「リッツカールトンリワード」を選択します。どちらもまだアカウントを持っていない場合はマリオットリワード会員に登録すればOKです。
マリオットリワードにログインするか新規会員登録すると、以下の画面が表示されます。
確認の上、「リンクを完了」を選択すると、SPGゴールド会員とのアカウントリンクが完了します!
引用:The Goal
以上でサービスの連携の手続きは完了です。意外と簡単だったのではないでしょうか。
年会費が高額なカードは、やはりそれに見合うだけのサービスが付いてくるものです。
SPGアメックスカードも、ステータスマッチという制度を活用することによって、年会費など微々たるものと思えるほど、たくさんのサービスを受けることが可能になります。
もし、SPGアメックスカードを持っている場合は、すぐにでもステータスマッチを申し込みましょう。
また、SPGアメックスカードにしようか、他のカードにしようか迷っている方は、ぜひこの制度を参考にした上で検討してみてください。
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さて、「ヒルトン」ブランドのホテルを見聞きしたり、利用したりしたことがあるという方は多いと思います。
世界中にある「ヒルトン」ブランドのホテルは、設備が充実しているだけでなく、サービスも洗練されています。
快適にホテルで過ごしたいのなら、ヒルトンのようなラグジュアリーな雰囲気を一度は体験してみたいものです。そして、一度それを体験してしまったら、リピートして利用したいと思うはずです。
そこで、今回は、ヒルトン・ホテル&リゾートの便利なアプリ「ヒルトン・オナーズ・アプリ」と、その代表的な機能である「デジタルチェックイン」をご紹介したいと思います。
「ヒルトン・オナーズ・アプリ」とは、どのようなアプリなのでしょうか?
「ヒルトン・オナーズ・アプリ」とは、オンライン上での予約、予約内容の確認、チェックイン、客室の選択、会員プログラム(例えば、ポイントの獲得状況)の確認、滞在時のリクエスト(例えば、枕の追加の要望)などをすることができる、スマートフォン(スマホ)用のアプリをいいます。
近年、宿泊を希望する側からは予約しやすく、そして、宿泊者を受け入れる側からは業務の効率化・合理化を図ることなどから、このようなアプリを用意しているホテルも増えてきています。なかでも、ヒルトンは、「ヒルトン・オナーズ・アプリ」の開発に相当な費用と手間をかけたとのことであり、利用者からは、使い勝手がよく便利といった声が聞こえてきます。
「ヒルトン・オナーズ・アプリ」は、公式サイトから無料でダウンロードすることができます。2017年5月時点では英語版のみですが、操作はそれほど難しくありません。なお、アプリの機能は拡張されつつあり、今後、日本語版もリリースされる可能性があります。
「ヒルトン・オナーズ・アプリ」には、数々の豊富な機能があります。これらの中から、代表的な機能である「デジタルチェックイン」を次にご紹介します。
「ヒルトン・オナーズ・アプリ」の「デジタルチェックイン(Webチェックイン)」機能を使えば、宿泊の24時間前から、チェックインと客室の選択をすることができます。
お部屋の中も、窓からの景色も。
飛行機の座席を選べるなら、ホテルの客室も選べるはず。チェックインを済ませて、客室を選択してください。グーグルマップ機能を利用して、お部屋からの景色も選べるようになりました。
客室は自分で選ぶことができます。この場合、選択可能なフロアがスマートフォンの画面上に表示されます。そこで、利用者は、宿泊を希望するフロアを選択します。そして、フロアを選ぶと、画面上にフロアマップが現れ、選択可能な部屋が色付きで表示されます。これによって、選択可能な部屋がフロアのどの位置にあるかが一目で分かります。
このように、「デジタルチェックイン」機能では、指先ひとつで素早くチェックインを完了し、客室を自分で選ぶことができます。
デジタルチェックインまでの流れは、以下のとおりです。
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なお、この機能を利用するには、ヒルトン・ホテル&リゾートのオリジナルの会員制度である「ヒルトン Hhonors(Hオナーズ)」に登録済みであることが条件になります。この「ヒルトン Hhonors」につきましては、「マヒログ」でもご紹介しています(「ヒルトンによく泊まる方はぜひ持っていたい「ヒルトンHオナーズ」ダイヤモンド会員の獲得方法」など)。
「ヒルトン・オナーズ・アプリ」の「ゴールド会員」と「ダイヤモンド会員」は、空室状況に応じて、客室のアップグレードが可能です。
「ヒルトン・オナーズ・アプリ」から選択可能な部屋を確認し、希望どおりアップグレードされていたら、その中から部屋を選んでチェックインします。一方、アップグレードされていない場合は、アップグレードされるまで待つ必要があります。
アップグレードされるのは、チェックインまでのタイミングによります。このタイミングは日によって異なり、チェックイン当日になることも、かなりの確率であるようです。画面上に「Upgrade」と表示されていれば、アップグレードされた部屋が自由に選べるようになります。アップグレードを期待する場合は、とにかく待ってみるのがよいでしょう。
なお、いったん「ヒルトン・オナーズ・アプリ」で部屋を選択してしまうと、アプリからは部屋の変更ができませんので、注意が必要です。このため、デジタルチェックイン機能を通常どおり利用して画面上に表示された部屋(アップグレード前のグレードの部屋)を選択してしまうと、アップグレードすることはできません。
アップグレードできるかどうかを確認する手段としては、通常の予約でまず上位グレードの部屋の空き状況を確認することが挙げられます。上位グレードの部屋に空きがある状況であれば、アップグレードされた部屋が割り当てられる可能性が高い、と考えることができます。
一方、上位グレードの部屋に空きがなければ、アップグレードされない可能性があります。このような状況であってもなおアップグレードを希望する場合は、フロントで交渉するなどの手段を取ることになるでしょう。
いかがでしたか? 今回は、「ヒルトン・オナーズ・アプリ」と、その代表的な機能である「デジタルチェックイン」についてご紹介してきました。
ヒルトン系列のホテルを利用される機会の多い方、そして、これから世界中のヒルトンに宿泊したいと考えておられる方には、「ヒルトン・オナーズ・アプリ」は便利なアプリではないでしょうか。
また、「ヒルトン・オナーズ・アプリ」からは、客室のアップグレードも可能です。これには、「ヒルトン・オナーズ・アプリ」の「ゴールド会員」または「ダイヤモンド会員」であることが条件になります。クレジットカードの中には、保有することによって、ゴールド会員の資格を獲得することができ、さらには、通常よりも有利な条件でダイヤモンド会員までなれるものがあります。客室のアップグレードを期待される方は、このようなクレジットカードを利用されるのもよいでしょう。
そして、「デジタルチェックイン」以外に、「ヒルトン・オナーズ・アプリ」には、さまざまな機能があります。アプリを使えば、ヒルトンをさらに便利で快適に利用できそうですね。
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とはいえ、アップグレードするのも安くはないので、できれば無料アップグレードをしてもらいたいですよね。
いい方法はないものでしょうか。
ホテルの部屋のランクはホテルの売上に直結しますが、無料アップグレードはホテルの売上に何の貢献もしません。
にも拘わらずアップグレードする理由として、次の3つが考えられます。
ホテルに限らず常連客は一見客より価値が高いです。
常連客に対する無料アップグレードはある意味当然のことかもしれません。
また、一見客であっても旅行代理店などを通さず直接予約してくれれば、手数料が節約できます。
1割から2割程度の手数料支払なしに宿泊してくれるお客様は優良顧客と言えるでしょう。
常連とは言えないとしても、同じ月に2回程度宿泊してくれた顧客は次回も宿泊のチャンスがあります。
この場合、心変わりをされないために無料アップグレードで気持ちよく帰っていただくことが有効です。
このような理由の他にホテルの事情による無料アップグレードもあり得ます。
例えば、チェックイン時刻丁度にチェックインをするとしましょう。
この場合、部屋の準備ができていないことが少なくありません。
グレードの高いホテル程、こんな場合に「待っててください」とは言わないものです。
このようなケースは無料アップグレードのチャンスです。
間違ってもダウングレードの部屋は準備できません。
必然的にすぐにチェックインさせるためにはアップグレードさせるしかないのです。
もちろんホテル側の事情ですから無料アップグレードになります。
無料アップグレードをしてもらえる理由は考え付きました。
でも、アッグレードしてくれるかどうかを決めるのはレセプション担当者です。
担当者をこちら向きにさせる秘訣はないものでしょうか。
ホテルにも無料アップグレードの条件は内規としてあるはずです。
もちろん公開されていないでしょうし、ある程度は現場の裁量が認められているでしょう。
いつも気持ちのいい態度でレセプション担当者に接していれば、好印象を与えるはずです。
内規に該当すれば、すぐに無料アップグレードしてくれるのではないでしょうか。
日頃から下手にゴマすりするような口調は必要ないでしょうが、高圧的な態度は厳禁でしょう。
また、チェックインの段階で既に部屋の準備が完了し、チェックインの入力がされたら部屋の変更はできません。
それまでの間がある意味「勝負」でしょう。
もっともある程度常連になっているホテルであれば、チェックイン前にちょっとした会話を交わすこともありますよね。
何気なく「広めの部屋が今回の滞在では助かるな」という事を相手に伝えられると効果的だと思います。
とはいえ、そんな微妙な駆け引きができない人も少なくないでしょう。
そんな時はいっそのことストレートに頼んでしまうのも一法だと思います。
しかし、その際には相手の気持ちになって気持ちよくアップグレードしてもらう事が大切です。
あからさまに「いつも利用しているから」と言うのは品がないですし、相手にもいい印象は与えません。
とはいえ、こんな面倒なことをせずに無料アップグレードをしてもらう方法があります。
例えば、アメックス・プラチナ・ホルダーなら、FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾートサービス)です。
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」は、世界900ケ所以上の優雅でスタイリッシュなホテルやリゾート施設が参加する、カード会員様のための特別なプログラムです。「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」参加ホテルでの宿泊をご予約いただくと、数々の魅力ある優待特典とともに、ホテルに到着された瞬間から、洗練されたおもてなしをご堪能いただけます。
【ファイン・ホテル・アンド・リゾート特典】
・チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
・チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード*1
・ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
・客室内のWi-Fi無料*2
・ホテルのチェックアウト時間の延長(16:00まで)
・ホテルのオリジナル特典*3
*1 客室タイプによってはアップグレードを承れない場合がございます。詳しくはプラチナ・コンシェルジュ・デスクにお問い合わせください。
*2客室内のWi-Fi無料特典は、施設によってご利用いただけない場合がございます。詳細は利用規定をご確認ください。
*3特典は宿泊施設によって異なります。詳しくはプラチナ・コンシェルジュ・デスクにお問い合わせください。
引用:http://www.investravel.link/entry/2016/10/04/172547
これを利用して、プラチナ・コンシェルジュ・デスク経由で申込をすれば、アップグレードの可否までわかります。
とはいえ、アメックス・プラチナ・ホルダーならホテル上級会員資格 を無料でもらうことができます。
通常では年間登録料もしくは年間数十泊が必要となるホテルグループの上級メンバーシップまたはVIPプログラムに、無条件で登録可能です。
しかも、そのホテルグループは世界を代表する高級ホテルグループなんですよ。
ホテルグループ | メンバーシップ名 | 通常、会員になるための条件 |
スターウッド・ホテル&リゾート | スターウッド・プリファード・ゲスト・ゴールド会員 | 1暦年内に10回の滞在回数または25泊の宿泊日数 |
カールソン レジドール ホテルズ | クラブ・カールソン ゴールド・エリート | 1暦年内に20回の滞在回数または35泊の宿泊日数 |
アコーホテルズ | LE CLUB ACCORHOTELS プラチナ | 60泊または25,000ポイント獲得 |
ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド | リーダーズクラブ | 年会費150.00米ドル |
見ただけでびっくりするようなホテルグループです。
では、これらの会員になるとどんな特典があるのでしょうか。
メンバーシップ名 | 特典(一部を抜粋) |
スターウッド・プリファード・ゲスト・ゴールド会員 |
|
クラブ・カールソン ゴールド・エリート |
|
LE CLUB ACCORHOTELS プラチナ |
|
リーダーズクラブ |
|
無料アップグレードなど当然という感じの素晴らしい特典が満載ですね。
しかも、これらのホテルチェーンは国内にも対象ホテルがあります。
メンバーシップ名 | 主な対象ホテル |
スターウッド・プリファード・ゲスト・ゴールド会員 | シェラトン、ウェスティン、ル・メリディアン、セントレジス、Wホテル、エレメント他(世界約100ヶ国1,000ヶ所以上にのぼる9ブランドのホテルやリゾート) |
クラブ・カールソン ゴールド・エリート | ラディソン、パークプラザ、パークイン、カントリーイン&スイーツ他(世界1,000ヶ所以上の参加ホテル) |
LE CLUB ACCORHOTELS プラチナ | ソフィテル、プルマン、Mギャラリー、ノボテル、メルキュール他 |
リーダーズクラブ | 帝国ホテル、パレスホテル東京、ホテルオークラ東京他(世界430軒の加盟ホテル) |
海外出張や旅行に何度も行かない人でも、国内で利用できるホテルが多いので会員になる価値は十分です。
アメックス・プラチナの年会費は15万円ですが、この特典を利用するだけで年会費はすぐに取り戻せますね。
ホテルの無料アップグレードなど簡単にできるものではないと思っていました。
日頃利用しているホテルで無料アップグレードをしてもらう事も可能ですが、常連になったりしないと難しいでしょう。
でも、アメックス・プラチナがあればこんなに簡単にできるんですよ。
アメックス・プラチナの年会費は高くないと改めて感じました。
]]>このマヒログの読者の方の中には、「ブラックカード」という言葉を耳にしたことがある方がおられると思います。ブラックカードには、大御所の芸能人や羽振りのいい社長さんが持っている(持たされている?)というイメージがあります。
実は「ブラックカード」という名称のクレジットカードはなく、「ブラックカード」とは、クレジットカードのグレードを指します。
ブラックカードに関しては、カード会社から公式にリリースされている情報が少なく、さまざまな噂や都市伝説が飛び交っており、謎に包まれています。
そこで、今回は、「ブラックカード」につきまして、基本的な事項と特長を含めご紹介します。
「ブラックカード」とは、「ブラック」という言葉にもありますように、「黒色のカード」を指すことがありますが、一般的にはクレジットカードのグレードを指します。
クレジットカードは、各社からさまざまなデザインのものが発行されています。中でも、一部の人だけが持つことができるカードが、「ステータスカード」と呼ばれるものです。このステータスカードには、
・ゴールドカード(金)
・プラチナカード(白金)
・ブラックカード(黒)
の3つがあります。これらのうち、最高峰のグレードに位置するのがブラックカードです。
ブラックカードは、ごく一部の限られた人しか持つことができないステータスカードです。芸能人やタレント、大企業の社長、政治家など、一握りの人しか所有できないともいわれています。
ブラックカードとは、本来、アメリカン・エキスプレスが発行している「センチュリオン・カード」のことを指していましたが、現在では、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」のほかにも、ブラックカードと呼ばれるカードは存在します。代表的なブラックカードは、以下のとおりです。
・「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」
・「ダイナースクラブ プレミアムカード」
・「JCB THE CLASS」
・「ワールド Mastercardカード」
・「Visa Infiniteカード」
次に、ブラックカードの元祖ともいえる、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」についてご紹介したいと思います。
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」の年会費は、35万円(税別)です。これは、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の2倍以上の金額です。また、他社のブラックカードの年会費よりも高く設定されています。これに加えて、初年度には入会金が必要です。
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」の取得には、審査はありません。アメリカン・エキスプレスからのインビテーション(招待)によってのみ、取得が可能です。
このインビテーションを得るには、1ランク下のグレードであるプラチナカードの会員を目指す必要があります。そして、プラチナカードの会員になるには、1ランク下のグレードであるゴールドカードの会員になり、利用実績を地道に積み上げていく必要があります。
したがいまして、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」取得は、「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の会員になることから始まります。
また、当然のことながら、年会費35万円(税別)を支払えるだけの経済力が必要となります。そのためには、相当の年収が安定してあることが必要でしょう。
次に、主な特長をご紹介します。
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」には、高い年会費に見合った価値のある特典が数々用意されています。また、最高峰のグレードのカードだからこそ受けられる、ならではのVIPサービスもあるようです。水戸黄門でいうところの印籠のように、「ブラックカード」という権威にあずかって、付帯サービスを考えてうまく利用すれば、年会費の元は取れるのではないでしょうか。
(1)利用金額に一律の制限なし
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」には、利用限度額がありません。カードで無制限にショッピングができます。
これは、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」が、それだけの利用額を一括で決済するだけの資産のある人のみが持てるカードだからでしょう。
(2)専任コンシェルジュサービス
無料の秘書サービスです。専任の担当者(コンシェルジュ)が、24時間365日サポートをしてくれます。例えば、調べ物をしてもらったり、レストランや航空券の予約をお願いしたりするのに便利です。忙しいビジネスパーソン、旅行をする機会が多い人などには、それなりにメリットがあるでしょう。
なお、専任コンシェルジュには、旅行関係を担当する「トラベルコンシェルジュ」と、日常の買い物や食事を担当する「パーソナルコンシェルジュ」がいます。
(3)レストランやショップでの優待サービス
アメリカン・エキスプレスは、多くの高級レストランやブランドショップと提携しています。「人の紹介がないと入れない」というお店も数多くあります。
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」を持っていれば、「アメックスからの紹介」ということで、いわゆる「一見さんお断り」のお店も利用できます。
予約をとるのが難しいレストランでも、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」会員専用のテーブルがあらかじめ用意されていることがあるようです。
また、ルイ・ヴィトン、ティファニーなど、高級ブランドショップでも優遇されるサービスがあります。このサービスでは、営業時間外でも、会員のためだけにお店を開けてくれ、プライベートで買い物をすることができます。
(4)ホテルのアップグレード
アメリカン・エキスプレスが提携しているホテルへ宿泊すると、スイートルームへ無料アップグレードされます。
さらに、宿泊時には、ギフト券が無料でプレゼントされたり、部屋のテーブルにさりげなくプレゼントが置かれていたり、チェックアウトの時間を無料で延長してくれたりといったVIP待遇のサービスが受けられます。
ブラックカードを持っていることで、ホテル側もこのようなお客を大切にしたいと考えますので、対応も良くなります。
(5)ジェット機のチャーター
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」ならではの特典として、プライベートジェット機のチャーターがあります。
利用料を支払う必要がありますが、電話を一本かけるだけでコンシェルジュがすべての手配をしてくれますので、利用の手続きなどの手間が省けます。
(6)お誕生日プレゼント
毎年、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」の会員に対して、誕生日にプレゼントが送られます。これまでご紹介してきました特典と比べて些細なものではありますが、会員を大切にしようという気遣いが伝わってきます。
今回は、「ブラックカード」について取り上げました。
ここ最近でも、人気芸能人がブラックカードと思われるカードを使って支払いをしているシーンがテレビ番組で放送されたようですが、ブラックカードは、なにも有名人でなければ取得できないというわけではありません。一般の方であっても、取得できるチャンスはあります。
しかしながら、ブラックカードに関する情報が少ないのが現状です。例えば、アメリカン・エキスプレスは、「センチュリオン・カード」の会員以外に対して広告などのマーケティング活動を一切行わない方針であるとのことであり、会員以外には情報が伝わりにくくなっています。
ブラックカードを取得するには、まずゴールドカードからスタートし、プラチナカードを経るというルートをたどります。ブラックカード取得までの過程では、利用実績を地道に積み上げていく必要があります。プラチナカードを保有し、利用実績を重ねて行けば、ブラックカードも決して夢ではなくなってくるのではないでしょうか。
年会費は高いですが、最高峰グレードのカードならではのサービスが付帯しています。最高グレードというカードの権威にあずかり、付帯サービスを考慮してうまく利用すれば、年会費の元は取れるのではないでしょうか。
人生は一度きりです。その人生において日々を漫然と過ごすのは、もったいない限りです。人生の楽しみの一つとして、上位クラスのカードにチャレンジしてみるのも、いいのではないでしょうか。
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