楽天カードというと、よくCMをやっているイメージがありますが、その他のクレジットカード同様、上位版の楽天カードも数種類存在します。
楽天が発行しているクレジットカードは合計9種類あり、その中でプラチナカードに相当するものが「楽天プレミアムカード」です。手ごろな年会費ながら、旅行や出張が多い方にとってはありがたいサービスがたくさん付いてくるので、お勧めのクレジットカードです!
楽天プレミアムカードは、3つのコースからライフスタイルに合わせて1つのコースを選ぶことができます。楽天市場での買い物が、お得になる「楽天市場コース」や、楽天SHOWTIME、楽天ブックスがお得に使える「エンタメコース」、そして旅行や出張が多い人がおすすめの「トラベルコース」の3つです。その内のトラベルコースで利用できるサービスにはこのようなものがあります。
楽天プレミアムカードには、
好みで選べる無料サービスがあり、トラベルコースを選ぶと、
空港と自宅の間で、手荷物を無料宅配してもらえます。
旅行の行き帰りに、
重たいスーツケースを持つ必要がなくなります。
手ぶらで空港を往復できるので、非常に楽です。
疲れない分、旅行を思う存分に満喫できます。
引用:マイルdeマイレージ
飛行機に乗る機会が多い方は、家から空港までの間を大きなキャリーバックを持って移動するのが億劫になる時がありますよね。楽天プレミアムカードなら、お財布と携帯だけを持って手ぶらで空港に行くことができます。
その他にも、楽天トラベルで、オンライン決済をした場合、楽天系のカードで決済をすることによって1%、さらに楽天プレミアムカードの決済によりプラス1%そして、トラベルコースを選んでいることにより、さらに1%がプラスされ、合計3%のポイントが貯まります。6万円分の海外ツアーを楽天トラベルでオンライン決済したとすると、1800ポイントが手に入るということです。日常的に楽天トラベルを利用している人は、かなりお得なサービスなのではないでしょうか。
驚くべきことに、楽天プレミアムカードは、1万円という年会費にも関わらずプライオリティ・パスが無料で付帯します。プライオリティ・パスとは、そのパスを持っている人だけが行使できる空港ラウンジの利用権利です。
プライオリティ・パスとは、空港ラウンジを利用することが出来る会員証です。
このカードを持っていると、世界各国、130カ国500都市以上の空港にあるラウンジを無料で利用できるようになります。
そして、この空港ラウンジでは、飲食はもちろん、アルコールも含めて、全て食べ飲み放題です。
ラウンジによって食事、飲み物(アルコール含)の種類はかわるものの、食事としては十分な種類が提供される場所がほとんどです。また、アルコールもビール、ワインなど揃えてあります。
食事、飲み物だけでなく、専用のWIFIも用意されています。
場所によっては、ビジネススペース、仮眠室、マッサージチェア、シャワールームなどもあります。もちろんプライオリティ・パス所有者は全て無料です。
引用:NEZU.log
つまり、空港での時間を無料で贅沢に使えるということですね。
空港でアルコールを含めて飲んだり食べたりすると、結局数千円の出費になってしまいますよね。それを専用スペースでゆっくり味わうことができるというのは、それだけでも価値の高いものです。年に2~3回空港を利用すれば元は取れてしまいます。
ちなみにプライオリティ・パスで入ることができる空港ラウンジは、ゴールドカードなどに付帯する「カードラウンジ」と呼ばれる場所とはまた別です。カードラウンジは基本的に飲食有料で、利用者も多いので、ゆったりは出来ません。
このプライオリティ・パスに単体で申し込むと、楽天プレミアムカードと同等のランクの場合約4万4000円かかります。楽天プレミアムカードの年会費は1万円ですので、どう考えても安いということがわかるでしょう。
楽天プレミアムカードには、国内・海外ともにカード付帯保険が付きます。それ以外にも、動産総合保険という、車や骨董品、貴金属などの保険も付帯します。それぞれの最高補償額は下記の通りです。
国内旅行傷害保険・・・最高5,000万円
海外旅行傷害保険・・・最高5,000万円
動産総合保険・・・・年間最高300万円
カード盗難保険
引用:楽天公式サイト
旅行や出張が多い人にとって、国内も海外も5000万円までの傷害保険が着くというのは大きな魅力になりますね。
いかがでしたでしょうか。楽天プレミアムカードは、トラベルコースを選ぶことによって、お仕事で出張が多い方や、普段の生活で頻繁に旅行に行く方にとっては魅力の多いカードになります。
手荷物宅配サービスによって、自宅と空港の間を手ぶらで移動することができ、国内旅行も海外旅行も5000万円までの傷害保険がつきます。そして、楽天トラベルを使ってオンライン決済をすれば3%のポイントがつき、空港で時間があれば、本来年会費4万4000円のプライオリティ・パスが必要な空港ラウンジでくつろぐことができます。
今のご自身の仕事の状態や、生活スタイルなどを踏まえて、利用価値がありそうなのであれば一度検討してみてはいかがでしょうか?
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日々生活をしていると、身の回りでさまざまなトラブルに見舞われることがあります。
このような場合に備え、クレジットカードにはさまざまな保険が付帯されていることがあります。
また、クレジットカード会社では、各種の保険を用意しています。カード会社、プランなどによって、補償の種類や内容はさまざまです。
そこで、今回は、私たち個人の日常生活に関わる損害賠償事故全般を補償する「個人賠償責任保険」について、ご説明したいと思います。
そもそも、「個人賠償責任保険」とは、一体どのようなものなのでしょうか? 基本的なことについて、ご説明したいと思います。
「個人賠償責任保険」は、私たち個人が日常生活の中で、第三者の身体や財物に対して法律上の損害賠償責任を負った場合に補償されるものです。損保会社や保険商品によっては、「個人賠償責任補償」、「個人賠償責任特約」、「日常生活賠償責任補償」などと呼ばれることもあります。
個人賠償責任保険は、日常生活に関わる損害賠償事故全般を補償するものですので、補償の範囲はかなり広いといえます。また、家族全員で加入する必要はなく、例えば、その家の生計維持者(年収が最も多い人など)が加入すれば、配偶者や子供、同居の親などまで補償範囲に入ります。
前の項において、「個人賠償責任保険」は、「日常生活に関わる損害賠償事故全般を補償するもの」とご説明しました。
では、「日常生活に関わる損害賠償事故全般」とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか? 以下に、補償の対象となる事故例を挙げます。
<補償の対象となる事故例>
1. 買い物中に陳列商品を落とし破損させた。
2. 飼い犬が他人を噛んでケガをさせた。
3. 子供が駐車場に停めてあった他人の車をキズつけた。
4. 自転車で走行中に歩行者とぶつかり後遺障害を負わせた。
5. マンションの自宅の風呂場からの水漏れにより、階下の戸室の家財に損害を与えてしまった。
6. ガス爆発によって、隣の建物を損壊させた。
7. ベランダの鉢植えが落下して歩行者の頭に当たり死亡させた。
引用:一般社団法人日本損害保険協会の「そんぽ相談ガイド」
また、保険金支払いの対象となる損害や主な費用は、次のとおりです。
<保険金支払いの対象となる損害や主な費用>
1. 被害者に対する損害賠償金(治療費、修理費、慰謝料など)
2. 弁護士費用、訴訟になった場合にそれに要する費用、調停・和解・仲裁の場合にそれに要する費用
引用:一般社団法人日本損害保険協会の「そんぽ相談ガイド」
一方、保険金が支払われない場合は、次のとおりです。主なものを挙げます。
<保険金が支払われない場合(主なもの)>
1. 契約者、被保険者の故意による損害賠償責任
2. 地震・噴火またはこれらによる津波に起因する損害賠償責任
3. 被保険者と同居の親族に対する損害賠償責任
4. 被保険者が所有、使用、管理する財物の正当な権利を有する者に対する損害賠償責任
5. 被保険者の職務遂行に直接起因する損害賠償責任
6. 被保険者の心神喪失に起因する損害賠償責任
7. 航空機・船舶・車両の所有、使用、管理に起因する損害賠償責任
引用:一般社団法人日本損害保険協会の「そんぽ相談ガイド」
なお、保険金支払いの対象とならない場合において、5つ目の「職務遂行に起因する事故」は、例えば、飲食店で料理をお客さんの服にこぼした、というようなものが該当します。この場合は、業務向けの賠償保険によって補償が可能です。また、7つ目の車両の所有や使用・管理により発生した事故についても、基本的には自動車保険の補償範囲です。
また、4つ目の「被保険者が所有、使用、管理する財物の正当な権利を有する者に対する損害賠償責任」には、例えば、他人から借り物を壊した場合の賠償事故が含まれます。他人の物であっても、借りている人の所有・使用・管理下にあれば、補償対象としないことになっています。
ここ数年、交通事故件数に占める自転車事故件数の割合は、2割程度と高い水準で推移しています。特に、東京都内では、交通事故の死者・負傷者に占める自転車運転中の死者・負傷者の割合が、全国と比較して高くなっています。
自動車には「強制保険(自賠責保険)」がありますが、自転車事故に備えるためには、自ら任意で保険に加入する必要があります。
そこで、「個人賠償責任保険」に加入することで、自転車事故に備えることができます。
前の項でご紹介しました「補償の対象となる事故例」の4つ目の例にありますように、「個人賠償責任保険」は、自転車の運転で他人にけがをさせてしまった場合も支払いの対象になります。
自転車の運転では、事故を起こさないように安全運転を心がけることが重要です。しかし、どんなに注意していても、いつ起こるか分からないのが交通事故です。万が一のときに備え、自転車事故を補償する「個人賠償責任保険」に加入しておくとよいでしょう。
クレジットカードの中には、個人賠償責任保険が付帯しているものがあります。
しかし、これらのカードを持っていても、自分が個人賠償責任保険に加入しているのを知らないという方も多いようです。
クレジットカードに付帯しているサービスの場合、補償金額が少なく、実際の損害賠償額を補うには不足することもあります。このため、あくまでも「おまけ」程度に考えておいた方がよいでしょう。「クレジットカードに個人賠償責任保険が付いているから大丈夫」と過度に期待していると、肝心なときに役に立たない可能性があります。
別途保険料を支払って加入できるクレジットカードもあるようです。無料で付帯しているサービスであるか、保険料を別に支払うかによって、補償内容も変わってきます。
自分が持っているクレジットカードに個人賠償責任保険が付帯しているかどうか、そして、付帯していたなら、その補償金額、保険の適用要件・条件などを確認しておきたいところです。
一方、クレジットカードに個人賠償責任保険が付帯していない場合ですが、クレジットカード会社の中には、会員向けに、月数百円程度の保険料で、単体の個人賠償責任保険に加入できるサービスを提供しているところもあります。このようなサービスを検討してみるのもよいでしょう。
今回は、個人賠償責任保険を取り上げ、ご説明してきました。
日常生活においては、自転車を運転中に通行人にぶつかってけがを負わせてしまった、他人から借りた物を壊してしまったなど、トラブルは突然起こるものです。
このため、万が一に備えて、お持ちのクレジットカードに付帯している各種の保険の内容をあらためて確認しておきましょう。また、付帯していない場合であっても、カード会社から提供されている保険に、自分の希望に合致した内容のものがあれば、加入を検討されるのもよいでしょう。
プラチナな人生を送るエリートは、低コストで可能な限りあらゆるリスクを回避したいですよね。ぜひクレジットカード選びには保障の視点を入れてみてください。
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「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」については、この「マヒログ」でもたびたび取り上げており、おおよそのことは知っている、という方もおられると思います。
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の取得をお考えの方もおられるでしょう。なんせ「アメリカン・エキスプレス・カード」のプラチナ・カードですので、テンションが高くなるのも分からなくはありません。
しかし、冷静になって考えていただきたいことがあります。それは、そもそも、「なぜ、プラチナ・カードを持ちたいのか?」ということです。このことに関して、原点に立ち返って検討してみる必要があると思います。
そこで、今回は、あらためて、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を取得する価値についてまとめてみました。
まず、本題に入る前に、「アメリカン・エキスプレス・プ
ラチナ・カード」の基本的な事項について、あらためて簡単に触れておきたいと思います。
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は、アメリカン・エキスプレスが発行するプラチナ・カードです。年会費は、13万円(税別)と高額であり、ゴールド・カードの数倍にもなります。
高額な年会費を含め維持費がかかるだけでなく、後述しますように取得するのも簡単ではなく、カードの取得と維持には高い壁が立ちはだかります。しかし、それだけに、プラチナ・カードの特典とサービスは、ゴールド・カードとは比べものにならないほど充実しています。
また、家族カードは、4枚まで無料で発行可能です。カードの名義人本人だけでなく、家族も同様のサービスを受けることが可能です。
先述したような高い年会費を支払ってでも、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を持つ価値とは一体何なのでしょうか? 以下に、考えられるものを挙げてみたいと思います。
(1)ステータスの向上
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は、年間13万円(税別)もの高額なお金を支払うことができるくらいの、経済力のある人が持てるカードです。
この辺りのことは、支払いを受ける側もよく分かっています。例えば、ホテルでプラチナ・カードを利用して支払いをすると、「このお客さまはただ者ではない。これからも多く利用いただくかもしれない」といった印象を与えることになり、ホテル側は、粗相のないように、丁重な対応をする可能性があります。
もちろん、プラチナ・カードを持っていないからといって、対応が悪いというわけではありません。ですが、接客担当者の目の前にいるお客さまは、「アメリカン・エキスプレス・カード」のプラチナ・カードを持っているのです。「水戸黄門」でいうところの印籠のように、「プラチナ・カード」という権威の象徴から、「最上級のサービスを提供したい」という気持ちが働くのではないでしょうか。
(2)プラチナ・カード会員だけの豊富な特典
(2‐1)プライオリティ・パス
「プライオリティ・パス」は、世界120か国、850か所以上の空港のラウンジを利用できるパス(カード)です。
プライオリティ・パスが利用できるラウンジは、ソフトドリンクだけでなく、アルコール飲料や軽食も無料です。また、飲食以外にも、Wi-Fi、シャワールームなどの設備も無料で利用できますので、プライオリティ・パスさえあれば、搭乗までの待ち時間を有効に活用することができます。
また、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」では、同伴者1名までラウンジを無料で利用することが可能です。
プライオリティ・パス
国内外850ヶ所以上のV I Pラウンジを無料でご利用いただける登録制のサービスです。ゆったりおくつろぎいただけるスペースやお飲み物、電話、FAX、会議室などをご用意しております。追加カード会員様も無料でご登録いただけます。また、ご同伴者様も1名様まで無料でご利用いただけます。
引用:「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」の公式サイト
(2‐2)ファイン・ホテル・アンド・リゾート
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」は、世界900か所の高級ホテルの部屋のアップグレードやアーリーチェックイン、レイトチェックアウト、朝食サービスなどの優待が受けられるサービスです。
日本国内の対象となるホテルは、帝国ホテル、リッツカールトン東京、グランドハイアット東京、コンラッド東京など、有名な高級ホテルが名を連ねています。
さらに上質で、より豊かなひとときを「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」がお届けします。世界900ヶ所以上の優雅でスタイリッシュなホテルやリゾート施設でのご滞在をお楽しみください。各ホテルが特別にご用意した魅力的な特典と洗練されたおもてなしでお迎えします。
「ファイン・ホテル・アンド・リゾート特典」 ・チェックイン時の空室状況につきより、12:00よりチェックイン・チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード・ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)・チェックアウト時間の延長(16:00まで)・客室内のWi-Fi無料・ホテル・オリジナル特典(一例:館内レストラン利用代金100米ドル相当オフ、マッサージ2名様分サービスなど)
引用:「アメリカン・エキスプレス・カード」公式サイトの「アメリカン・エキスプレス・トラベル」のページ
(2‐3)プラチナ・アクセス
日本国内の格式の高い料亭では、いわゆる「一見さんお断り」の方針を貫くお店も少なくありません。紹介者がいない限り、なじみのない人が利用するのには困難を伴います。
「プラチナ・アクセス」とは、カード会員に代わって、アメリカン・エキスプレスがこのようなお店の予約をしてくれるサービスです。食べ物の内容、人数などを伝えることで、要望に沿った的確な手配をしてくれます。プライベートでの利用はもちろん、ビジネスでの接待にも活用できる、非常に価値のある特典です。
また、プラチナ・アクセスでは、通常非公開の文化財の特別拝観などをすることもできます。
(3)プラチナ・コンシェルジュ・デスク
「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」は、24時間365日、通話料無料で対応してくれる「秘書サービス」です。旅行、食事はもちろんのこと、エンターテインメント、ショッピングなど、あらゆるシーンでの予定、特別な体験のプランを提案してくれます。このサービスは、その優れた対応などから、実際に利用したカード会員からも高く評価されているようです。高額な年会費以上の価値があるサービスといえるでしょう。
特に、アメリカン・エキスプレスは、旅行やエンターテイメントに関するコンシェルジュを得意としており、日程や費用、体験したいエンターテイメント(スポーツ観戦・ショーの鑑賞、リゾート地でのオプションツアーに含まれるようなものまで)を伝えれば、的確なプランを提示してくれます。
カード会員様専用窓口「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」では、24時間365日、カード会員様からのご要望をお電話一本で承り、ご旅行をはじめ、お食事やエンターテインメント、ショッピングなど、あらゆるシーンで特別な体験をご提案させていただきます。
プラチナ・カードは、アメリカン・エキスプレスを特別にご愛顧いただいているカード会員様にご案内している一枚です。
まずは、アメリカン・エキスプレスのカードをお持ちいただき、その便利さと快適さをご実感ください。
引用:「アメリカン・エキスプレス・カード」公式サイトの「カードラインアップ(特長)」「プラチナ・カード」のページ
(4)最大1億円の旅行保険
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」には、国内、海外旅行ともに最大1億円が補償される旅行保険が付帯しています。国内旅行は利用付帯であり、海外旅行は最大5,000万円が自動付帯です。海外旅行の場合は、旅行代金を「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」で決済することにより、最大補償額が1億円となります。
なお、「利用付帯」の場合、自宅を出発してから日本を出国するまでに利用した公共交通機関の料金をカードで決済するか、または、旅行代金をカードで事前に決済しておく必要があります。一方、「自動付帯」の場合は、カードの名義人が海外に行きさえすれば、無条件で保険が付帯されます。
旅行傷害保険
旅行中に万一のことが起きた時にもご安心を。ひと回り大きな補償をご用意しております。
カード会員様はもちろん、配偶者様、カード会員様と生計を共にするお子様、ご両親などの親族*1の方についても、補償が適用となります。
【国内旅行の場合】
国内を旅行中における公共交通乗用具*3にご搭乗中の事故、宿泊施設での宿泊中の火災・爆発による事故、宿泊を伴う募集型企画旅行(パッケージツアー)に参加中の事故によって傷害を受けられた場合に補償されます。
※基本カード会員様は、カードのご利用の有無にかかわらず、補償が適用されます。
※追加カード会員様は、公共交通乗用具の料金、宿泊料金、宿泊を伴う募集型企画旅行(パッケージツアー)の料金をカードでお支払いされた場合、補償が適用されます。前記条件を満たさない場合には補償対象外となりますのでご留意ください。
<保険金額>
- 傷害死亡・後遺障害保険金/最高5,000万円*
*会員ご本人様の配偶者様、会員ご本人様と生計を共にするお子様、ご親族は最高1,000万円
- 入院保険金/日額5,000円●通院保険金/日額3,000円
【海外旅行の場合】
基本カード会員様は、海外旅行を目的にご住居(日本国内)を出発されたときから、ご住居にお戻りになるまで(日本出国の前日から入国の翌日まで)の最長90日間・傷害死亡・後遺障害保険金額最高5千万円まで補償いたします。さらに、日本入出国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージツアーの料金をカードでお支払いになられた場合、傷害死亡・後遺障害保険金額最高1億円の補償が適用されます。
<保険金額>
- 傷害死亡・後遺障害保険金/最高1億円まで
※国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージツアーの料金をカードでお支払いされなかった場合は最高5,000万円まで
※基本カード会員様の配偶者様、会員ご本人様と生計を共にするお子様、ご親族は最高1,000万円
- 傷害治療費用保険金/最高1,000万円まで
- 疾病治療費用保険金/最高1,000万円まで
- 賠償責任保険金/最高5,000万円まで
- 携行品損害保険金/1旅行中最高100万円まで年間限度額100万円(免責金額3,000円)
- 救援者費用保険金/保険期間中最高1,000万円まで
(表記は基本カード会員様および基本カード会員様の配偶者様、会員ご本人様と生計を共にするお子様、ご親族の補償額となります。)
引用:「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」の公式サイト
ここまでお読みになって、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」に興味を持たれた方もおられると思います。
では、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は、どのようにして入手するのでしょうか?
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は、「インビテーション」と呼ばれる、カード会社からの招待状が届かないと作れません。このため、作りたいと思っても、自ら申し込んでカードを作ることができません。
既にプラチナ・カードを使っている人から紹介してもらうか、下のランクのカードの利用実績を積んで、アメリカン・エキスプレスからの招待状が届くのを待つしかありません。
例えば、足掛かりとして「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」を取得し、継続してアメリカン・エキスプレスでの利用実績を積み重ねていけば、比較的早い段階で「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の招待状が届く道が開けてきます。
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、審査が比較的緩いとされています。また、ゴールド・カードは、アメリカン・エキスプレス・カードの中では、プラチナ・カードに次ぐランクのカードであり、ステータスが高い一枚といえます。このことから、まずは、ゴールド・カードからアメリカン・エキスプレスの利用を開始し、プラチナ・カードの取得を目指してみてはいかがでしょうか。
なお、「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の年会費は、29,000円(税別)です。カードの特典などの詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
今回は、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を取得する価値について中心にご説明してきました。
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の取得について興味を持たれている方は、比較的多くいらっしゃるのではないでしょうか。
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」には、独自の特典やサービスが数多く用意されています。
また、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」では招待制が採られており、自ら申し込んでカードを作れません。「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を入手するには、それよりも下のランクのカードをまず取得し、利用実績を積み重ねていくことになります。
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を入手して、プライベートをさらに充実させたいものですね。
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旅行や出張時には、さまざまなトラブルに見舞われることがあります。
このような場合に備え、クレジットカード会社では、各種の保険が用意されています。カード会社、プランなどによって、補償の種類や内容はさまざまです。
加えて、カード会社では、オプション保険が提供されている場合があります。
そこで、今回は、代表的なオプション保険の例として、アメリカン・エキスプレスから提供されている「プロテクト You」につきまして、ご紹介したいと思います。
「プロテクト You」は、アメリカン・エキスプレスから提供されている、オリジナルの保険です。
「持ち物まるごと保険」というコンセプトにもありますように、「プロテクト You」は、携行品の盗難はもちろんのこと、置き忘れなどによる紛失であっても補償される、アメリカン・エキスプレス・カード会員限定の保険です。「会員限定」と書きましたが、うれしいことに、カード会員本人のほか、その配偶者など、同居している家族も、「プロテクト YOU」に加入することができます。
なお、「プロテクト YOU」は、アメリカン・エキスプレスの公式ホームページから簡単に申し込みをすることができます。
持ち物まるごと保険「プロテクト YOU」
携行品一式契約国内外補償特約(盗難・紛失のみ補償)付動産総合保険
落とした財布の中の現金まで補償するアメリカン・エキスプレスだけの保険。
盗難はもちろん、置き忘れなどによる紛失でも補償する、カード会員様限定の画期的な保険です。
カード会員様の配偶者様やお子様など、同居されているご家族の方もご加入いただけます。是非、ご家族の方もご一緒にお申し込みください。
引用:アメリカン・エキスプレスの公式ホームページ 「プロテクト You」のページ
次に、「プロテクト You」で補償される対象を種類別にご説明します。
(1)現金の紛失・盗難
例えば、
「財布を帰宅途中に落として紛失してしまい、警察に届け出たものの戻ってこなかった」
「バッグの盗難に遭い、財布も一緒に盗まれてしまった」
というように、外出中に財布を紛失や盗難により失くしてしまった場合、「プロテクト You」に加入していれば、財布の中の現金まで補償されます。
このようなケースは比較的多く発生すると考えられますので、本補償は有用といえます。
(2)携行品の紛失・盗難
「旅先で観光名所を巡っている間に、デジタルカメラを失くしてしまった」とします。このように、携行品の紛失または盗難に遭った場合、「プロテクト You」に加入していれば、再購入費用または時価で補償されます。
本補償の対象となる携行品としては、バッグ、財布、ノートパソコン、ポータブルプレーヤー、メガネ、化粧品、携帯電話、電子辞書、ポータブルゲームなどがあります。なお、携帯式通信機器、コンピューター、携帯式音楽プレーヤー、デジタルカメラ(これらの付属品を含む。)などは、時価での補償となります。
(3)海外での紛失・盗難
「プロテクト You」では、
「海外出張中に、ホテルへ向かう電車の中で、パソコンを入れたバッグを置き忘れてしまった」
「海外旅行中に、財布の入ったバッグをどこかに置き忘れて失くしてしまった」
というように、海外において携行品および現金の紛失・盗難に遭った場合でも補償されます。
海外では、日本国内に比べて、携行品や現金の紛失・盗難が多く発生することが考えられます。海外ではできる限り現金を持ち歩かないことが大事ですが、携行品の場合、そうはいかないことがあります。このため、本補償は、万一の場合に役に立つといえるでしょう。
なお、海外において携行品や現金の紛失・盗難に遭った場合は、発生地域の公的機関に遺失物届または被害届を提出し、その届出が受理されたことを当該公的機関が証明する書類を提出する必要があります。
(4)鍵の紛失・盗難
「プロテクト You」では、自宅または車の鍵の紛失・盗難により、自宅に帰れない場合、ホテルなどでの1泊分の宿泊費、自宅までの交通費(いずれも実費)が補償されます。また、鍵の交換費用も補償されます。
なお、本補償に加えて、「プロテクト You」(プランAを除く。)では、「キーアシスタンスサービス」という鍵の解錠・破錠を行ってくれるサービスも用意されています。
自宅または車の鍵の紛失・盗難の場合、
お電話1本で鍵あけ業者がお伺いし、鍵の解錠・破錠を行います。
【キーアシスタンスサービス】(国内のみ/プランAは対象外)
■鍵の紛失・盗難時に、鍵の解錠・破錠作業に対応するサービススタッフの手配。
■迅速な駆けつけサービス
■自宅玄関の鍵、自動車ドアの解錠・破錠作業。
※キーアシスタンスサービスは保険ではなく、「プロテクト YOU」(プランAを除く)に加入され
た方への無料サービスとして、(株)プレステージ・インターナショナルが提供いたします。
引用:アメリカン・エキスプレスの公式ホームページ 「プロテクト You」のページ
「プロテクト You」の補償内容と月払保険料は、以下のとおりです。
<「プロテクト You」(プランAおよびS)の補償内容と月払保険料>
保険期間中(1年間)の保険金額 |
||
補償内容 | プランA | プランS |
財布内の現金の紛失・盗難(1事故につき免責5,000円) |
50,000円 | 50,000円 |
携行品の紛失(1事故につき免責5,000円) |
100,000円 | 100,000円 |
携行品の盗難(1事故につき免責5,000円) |
100,000円 | 200,000円 |
自宅や車の鍵の紛失・盗難における鍵交換費用※ |
- | 70,000円 |
臨時の宿泊費・交通費※ |
||
月払保険料 |
980円 | 1,850円 |
※「自宅や車の鍵の紛失・盗難における鍵交換費用」と「臨時の宿泊費・交通費」は、合算で保険期間中(1年間)70,000円限度となります(プランAは対象外)。
プランAは、1か月980円という手ごろな金額で加入することができます。
なお、紛失による損害(鍵以外)においては、日本国内の場合は警察に、海外の場合は公的機関に遺失物届を提出した後30日を経過してもなお回収できない場合に補償されます。
また、「プロテクト You」では、クレジットカード自体の紛失・盗難による損害に対する補償はありません。この点については、注意が必要です。
今回の記事では、クレジットカード会社が提供するオプション保険として、アメリカン・エキスプレスの「プロテクト You」について取り上げました。
携行品や現金の紛失・盗難は、誰にでも起こり得ます。海外に滞在する場合はなおさらです。このため、万一に備えて、お持ちのクレジットカードに付帯されている各種の保険の内容をあらためて確認しておきましょう。また、希望に合致した内容のオプション保険があれば、加入を検討されるとよいでしょう。
「備えあれば憂いなし」です。安心して充実した生活を送りたいものです。
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海外でレンタカーを利用する際には、必ず保険に入る必要があります。
海外滞在の際には持っていた方がよいクレジットカードですが、クレジットカードの保有者であれば、レンタカーを利用するときに、付帯する保険で「レンタカー保険」をカバーできれば便利だと考えることもあるかと思います。
そこで、今回は、海外でレンタカーを利用する際に必要な保険の基本的な事項を中心にご紹介します。
海外でレンタカーを借りるときには、必ず保険に入る必要があります。
海外レンタカーの保険の種類と内容について、以下に表にまとめました。ご参照ください。
海外レンタカーの保険の種類と内容
保険の名称 | 内 容 |
LP・PP 自動車損害賠償保険 |
日本の自賠責保険のような対人・対物保険です。レンタル料の中に強制的に含まれます。
ただし、補償額は国や地域(例えば、州)によって異なるので確認が必要です。 |
LDW 車両損害補償制度 |
レンタカーの盗難や破損の修理費が免除される制度です。
ただし、車の鍵を付けたままで盗難にあった場合は対象外です。 |
LSI・SIL・LIS 追加自動車損害賠償保険 |
上のLP(自動車損害賠償保険)の補償額をアップするオプションです。
自動車損害賠償保険の補償額が低い場合に加入します。 |
PAI 搭乗者傷害保険 |
本人や同乗者が、レンタカーの事故で死亡またはけがをしたときの補償です。 |
PEC・PEP 携行品保険 |
車内の所持品の盗難・損害を補償します。 |
海外の「レンタカー保険」には、基本的に、上の表にあるように、5種類があり、そのうち、「自動車損害賠償保険(LP・PP)」は「損賠責任補償」が適用される保険で、レンタカー料金の中に含まれますので、別途加入する必要はありません。
また、海外でレンタカーを借りる場合は、必ず保険に加入する必要がありますが、その保険は、現地で加入する必要はなく、どこで加入しても問題ありません。手順としては、まずレンタカーを借りて、その後保険に加入することになります。
クレジットカードに付帯する保険の中で純粋に「レンタカー保険」として付帯するサービスは、年会費無料のカードはもちろん、ゴールドカードにも存在しません。
クレジットカードに付帯する保険で「レンタカー保険」として適用可能なものは、「海外旅行傷害保険」になります。この海外旅行傷害保険のうち、補償が「レンタカー保険」に該当するものを表にまとめて以下にご紹介します。
補償が「レンタカー保険」に該当する海外旅行傷害保険
補償項目 | 対象内容 |
傷害死亡・後遺障害 | 事故で死亡した場合、または後遺症障害が残った場合の補償 |
傷害治療費用 | 事故でけがをした場合の治療費用 |
携行品損害 | 携行品(身の回りの物)の盗難・破損の補償 |
海外旅行傷害保険のうち、上に挙げた3つの補償が、レンタカー利用時にも適用される保険です。これらの補償はすべて、本人に対しての補償となっています。
さらに、海外旅行傷害保険は、純粋な「レンタカー保険」ではなく、ある程度の補償がカバーされるという性質のものです。海外旅行傷害保険は、上でご紹介した「レンタカー保険」でいえば、「搭乗者傷害保険(PAI)」と「携行品保険(PEC・PEP)」をカバーしているにすぎません(実際は、全範囲をカバーしていません。)。この点については、十分に注意しておく必要があります。
クレジットカードに付帯する保険では、レンタカー保険の補償内容を十分にカバーできないことが分かりました。これでは、万一の事故に対しては不安が残ります。
この記事の冒頭で、海外レンタカーの保険の種類(5つ)とその内容について、ご紹介しました。これらのうち、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険は、「レンタカー保険」でいうところの「搭乗者傷害保険」と「携行品保険」をほとんどカバーしていると考えられます。
そこで、レンタカー保険は、次に挙げる3つの保険には最低でも入っておきたいところです。何かがあったときの備えになり、安心です。
・自動車損害賠償保険(LP・PP)
・車両損害補償制度(LDW)
・追加自動車損害賠償保険(LSI・SIL・LIS)
しつこいようですが、念のため、これらの保険の内容をもう一度掲載しておきます。この機会に、3つの保険の存在だけでも構いませんので、覚えてくださいね。
保険内容
保険の名称 |
内 容 |
LP・PP 自動車損害賠償保険 |
日本の自賠責保険のような対人・対物保険です。レンタル料の中に強制的に含まれます。
ただし、補償額は国や地域(例えば、州)によって異なるので確認が必要です。 |
LDW 車両損害補償制度 |
レンタカーの盗難や破損の修理費が免除される制度です。
ただし、車の鍵を付けたままで盗難にあった場合は対象外です。 |
LSI・SIL・LIS 追加自動車損害賠償保険 |
上のLP(自動車損害賠償保険)の補償額をアップするオプションです。
自動車損害賠償保険の補償額が低い場合に加入します。 |
ちなみに、話は変わりますが、空港でレンタカーを借りると空港サーチャージ(空港使用料)や追加料金を取られるため、空港の外で借りる方が一般に安いとされています。
例えば、アメリカでは、空港の外であっても、市街地の至る所でレンタカーを借りることができますので、不便さはさほど感じないと思います。
万一のために保険にお金をかけた場合、それ以上の費用が発生するのを抑えるために考えられる対策の一つとしては、以上のようなことがあります。
なお、荷物を持って移動するのが面倒という方は、空港で借りる方がよいでしょう。また、海外でレンタカーを初めて借りるという方にとっては、空港で借りる方が、利用方法などの点で分かりやすいと考えられます。
いかがでしたか。今回は、海外でレンタカーを利用する際に必要な保険についてご説明してきました。
クレジットカードに付帯する保険は、レンタカー保険の一部として利用することは可能ですが、万一の事故に対しては一部がカバーされるにすぎません。
このため、上でご紹介しましたレンタカー保険には最低3つ加入しておきたいところです。これらの保険に加入することにより、レンタカー利用時の安心感が増します。
海外でレンタカーを運転する際は、心に余裕を持ってドライブを楽しみたいですね。
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海外で病気にかかったり、けがをしたりして治療をすると、とんでもない金額の治療費を請求されることがあります。このような高額の治療費は、日本人にとって想像を絶するものです。
このような場合、あらかじめ保険に加入していると安心です。
クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯するものが多く存在します。
そこで、今回は、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険についてご説明するとともに、レンタカーを利用される際の保険に関する留意点、そして、付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードについてご紹介したいと思います。
クレジットカードの付帯保険をチェックする際、必ず「傷害・疾病」の項目を見ましょう。この補償金額が高いカードは、良いカードといえます。
傷害によって死亡したり後遺症が発生したりした場合は、複数枚持っているクレジットカードのうち、最も金額の高いものが選ばれ、その金額を限度に支払われます。このため、例えば、「死亡・後遺障害で1億円補償」というプレミアムクラスのクレジットカードを数枚持っていたとしても、補償金は1億円以上出ません。
これに対して、「傷害・疾病治療」、「賠償責任」、「携行品被害」、「救援者費用」の場合は、実際にかかった費用を上限として、加算されていきますので、複数枚のカードを持つ意味があります。例えば、「傷害・疾病治療費の補償金額が200万円」というカードを5枚保有している人は、最高1,000万円の治療費が補償されることになりますので、海外での高額の長期入院治療費も賄うことができます。
海外では、日本円にして300万円や400万円といった治療費はよくあることです。何と1,000万円ということもあります。海外での治療費は、日本人の想像を絶するものです。このような高額の治療費は、保険に加入していなかったら、到底支払えるものではありません。
先の節では、複数枚のカードを保有すると、傷害・疾病治療費の補償金額が加算されていくことをご説明しました。
ただし、これは、付帯条件が「自動付帯」でないと都合が悪いことに留意する必要があります。
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険には、「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。「利用付帯」が条件のカードは、自宅を出発してから日本を出国するまでに利用した公共交通機関の料金をカードで決済するか、または、ツアー代金自体をカードで事前に決済しておく必要があります。このため、複数枚の利用付帯カードの補償金額をすべて加算していくことは難しくなります。
これに対して、「自動付帯」のカードは、カードの名義人が海外に行きさえすれば、無条件で保険が付帯されます。このため、とにかくカードを保有さえしていれば、補償金額が保有枚数に応じて加算されます。
以上のことから、クレジットカードは、海外旅行傷害保険が「自動付帯」のカードを選びたいものです。
海外旅行や出張では、レンタカーを利用するという方もおられると思います。
海外でレンタカーを借りるときには、必ず保険に入る必要があります。
クレジットカードに付帯する保険の中で、純粋に海外レンタカーの保険(「レンタカー保険」)として付帯するサービスは、年会費無料のカードはもちろん、ゴールドカードにも存在しません。さらに、クレジットカードに付帯する保険では、「レンタカー保険」が適用されない場合がほとんどです。
Q:自分の海外旅行傷害保険やクレジットカードの保険は適用されますか?
A:適用されない場合がほとんどです。詳しくは、ご契約の保険会社・カード会社にお問い合わせください。
引用:ハーツレンタカーの公式サイト「初心者でも安心!海外・ハワイドライブパーフェクトガイド」「よくある質問」
これでは、万一の事故に対しては不安が残ります。そこで、ぜひ入っておきたいレンタカー保険3つを以下の表にまとめました。何かがあったときの備えになり、安心です。ご参照ください。
入っておきたいレンタカー保険
保険の名称 | 内 容 |
LP・PP 自動車損害賠償保険 |
日本の自賠責保険のような対人・対物保険です。レンタル料の中に強制的に含まれます。
ただし、補償額は国や地域(例えば、州)によって異なるので確認が必要です。 |
LDW 車両損害補償制度 |
レンタカーの盗難や破損の修理費が免除される制度です。
ただし、車の鍵を付けたままで盗難にあった場合は対象外です。 |
LSI・SIL・LIS 追加自動車損害賠償保険 |
上のLP(自動車損害賠償保険)の補償額をアップするオプションです。
自動車損害賠償保険の補償額が低い場合に加入します。 |
付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードも存在します。その一つが「エポスカード」です。
Visa付きのエポスカードの場合、海外旅行傷害保険が自動付帯されます。海外旅行時のけが、病気、携行品の損害などに対して補償されます。出発前の届け出や手続きは一切不要です。
エポスカードは、年会費無料でありながら、治療を受けるために、実際に支出した金額(治療費、入院費、薬剤費など)に対して、最高270万円の保険金が支払われます。
補償内容
保険の種類
保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円 傷害治療費用 200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額) 賠償責任(免責なし) 2000万円(1事故の限度額) 救援者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) 携行品損害(免責3,000円) 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
引用:エポスカードの公式サイト「海外トラベルサービス」「海外旅行傷害保険」
付帯する保険が優秀なクレジットカードとして、もう一つご紹介したいのが「REX CARD Lite」です。
これは、株式会社ジャックスが発行する年会費無料のカードです。また、ポイント還元率が1.25%と高いこともメリットの一つです。
こちらも、自動付帯される海外旅行傷害保険の内容が厚く、安心感の高いカードです。詳しくは、以下の表をご参照ください。
補償内容と保険金額
補償項目 保険金額 補償する場合 傷害死亡 最高2,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に亡くなられたとき 後遺障害 80~2,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に後遺障害を生じたとき、その程度に応じて 傷害治療費用 最高200万円 事故の日を含めて180日以内に偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けられたとき 疾病治療費用 最高200万円 疾病が原因で旅行期間終了後48時間以内に医師の治療を受けられたとき、または特定の伝染病が原因で14日以内に医師の治療を開始したとき 賠償責任 最高2,000万円 他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負ったとき 携行品損害(免責 3,000円) 1旅行かつ1年間の限度額
最高20万円 携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けたとき 救援者費用 1年間の限度額
最高200万円 捜索救助等が必要になった場合
引用:株式会社ジャックスの公式サイト「トラベルサービス」「海外旅行傷害保険」
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険には2種類あり、「自動付帯」のカードを選ぶことが重要です。
また、海外でレンタカーを利用される方は、クレジットカードに付帯する保険では、「レンタカー保険」をほとんどカバーしないことに留意する必要があります。
そして、付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードも存在します。このようなカードをうまく利用することにより、海外での滞在を安心して楽しむことができます。
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海外の広大な地では、移動にレンタカーを利用したいという場面もあることと思います。そのような場合、現地でレンタカーを借りるというのが最も一般的だと思います。
いつも海外レンタカーにレンタル比較サイトを何時間も調べて無駄な時間を費やすわけでして、そんな私の出した結論をとして、日本のサイトから簡単に予約をすることができる海外レンタカー予約サービスをご紹介するとともに、海外のレンタカーの費用などについてご説明したいと思います!
海外でレンタカーを借りようと考えている方が、出発前に日本に居ながら予約できるサービスがあります。代表的なサービスの一つとして、「H.I.S.海外レンタカー予約」があります。
ここでは、この「H.I.S.海外レンタカー予約」をご紹介します(決して、HISの回し者ではないですよ。)
「H.I.S.海外レンタカー予約」は、日本でもおなじみの旅行会社H.I.S.が提供する、海外のレンタカー会社を一括検索し、レンタカーの予約ができるサービスです。全世界400都市、約1,000の営業所に対応しています。滞在先のホテル、目的地付近の営業所が簡単に探せます。
事前にサービス内容を確認することができ、日本円で支払いが完了します。現地カウンターでの煩わしい手続きも簡略化されますので、非常に便利です。
また、出発日当日も、現地到着後も最大4時間前まで予約が可能です。さらに、利用しなければ、キャンセル手数料もかかりません。
サービスの詳しい内容は、H.I.S.海外レンタカー予約の公式サイトをご覧ください。
海外レンタカーの費用の大まかな内訳は、レンタル料、保険、税金の3つです。これらの3つについて、以下にご説明します。
レンタカーのレンタル料です。基本的に、日数に応じて車を借りるため、距離は無制限になります。1日30ドル程度が目安です。
保険は、次に示すように、いくつかの種類があります。スタンダードプランですと1のみです。2~6はオプションで、これらをフルパッケージにしたサービスが多く存在します。オプションを追加するかどうかで費用が変わってきます。このため、レンタカーの費用では、保険にかかる費用が最も大きく違ってきます。
1.自車両損害補償保険(CDW: Collision Damage Waiver)
いわゆる自賠責です。ミニマムのプランでも付いてきます。
2.追加自動車損害賠償保険(対人・対物)(SLI: Supplimentary Liability Insurance)
任意保険です。EP(Extended Protection)ともいいます。
3.パーソナル事故保険(Personal Accident Insurance)
自損事故のときに、同乗者の補償をする保険です。
4.第三者傷害保険(3rd Party Liability)
事故の当事者でない第三者を補償する保険です。
5.対無保険者傷害保険(UMP: Uninsured Motorist Protection)
事故を起こした相手の車が保険に加入していないときに、その分の費用も保険会社が負担してくれるという保険です。
6.盗難保険(Theft Protection)
車上荒らしにあったときに備えての保険です。
上の2~5の任意保険は、1日30ドル程度かかります。これらの保険に加入せずに事故を起こしてしまった場合、数万ドルの実費がかかることがありますので、忘れずに入っておきたいところです。
以下の2つがあります。
・地方税(Local Taxes)
地域(例えば、州)ごとに定められている税金(Tax)です。地域によっては、ツーリスト税を課しているところもあります。
・空港サーチャージ(Airport Surcharge)
税金と同様の性格があるため、ここでは「税金」のカテゴリーに含めています。「空港使用料」、「空港利用料」などともいわれます。空港内で車を借りるか返すと取られます。空港サーチャージは意外と高額ですので、市街地の営業所で車を借り(そして返し)、空港へはタクシーなどで行った方が安いことがあります。
日本から海外レンタカーを予約できる代表的なサービスは、H.I.S.海外レンタカー予約と、楽天トラベルの海外レンタカー予約です。これらの2つのサービスでは、先にご説明しました保険をフルパッケージとして提供しています。保険がフルパッケージにされたプランの場合、現地で借りるよりもリーズナブルです。
海外の業者に直接予約をすると、スタンダードパッケージは安いのですが、オプションは基本的に現地で精算となります。このため、日本で、フルパッケージで予約した方が安くなります。
H.I.S.海外レンタカー予約では、欧米のHertz、DOLLAR、Alamo、AVIS、Budget、Nationalといったメジャーなレンタカー会社を一括で検索することができます。任意保険は、フルパッケージからスタンダードまで選べます。
また、H.I.S.海外レンタカー予約には、「おまかせ!ナビクーポン」というプランがあります。これは、日本語音声カーナビが付き、任意保険と税金とガソリン満タン1回分が料金に含まれた便利でお得なプランです。必要なものはすべて料金に含まれていますので、現地でのやり取りが簡単です。特に、海外レンタカーに慣れていない方にはおすすめです。詳しくは、H.I.S.海外レンタカー予約の公式サイトをご覧ください。
このようなプランを利用するとさらにお得です。レンタカーを利用するエリアにおいて選択できる場合は、H.I.S.海外レンタカー予約を利用するのが、他のサービスよりも安いことが多いと思います。
楽天トラベルの海外レンタカー予約もご紹介しておきます。このサービスには、欧米のメジャーなレンタカー会社(Hertz, DOLLAR, Alamo, AVIS, Budget, SIXT, Europcar)だけでなく、バンコク、ソウルのレンタカー会社まで、ラインナップがあります。任意保険は、基本的にフルパッケージです。詳しくは、楽天トラベルの海外レンタカー予約の公式サイトをご覧ください。
海外のレンタカー会社は、予約サイトが日本語であっても、現地払いがほとんどです。車種選択の金額はレンタル料金と自賠責のみであるため、オプション追加(任意保険、税金など)でさらに上乗せされたものが合計額になります。
また、現地において英語で追加オプションを勧められることが多くあります。英語の対応に慣れていない方は、日本でフルパッケージを支払えるサービスを利用されるとよいでしょう。
一般的にいいますと、空港でレンタカーを借りると空港サーチャージや追加料金を取られるため、空港の外で借りる方が安いとされています。
例えば、アメリカでは、空港の外であっても、市街地の至る所でレンタカーを借りることができますので、不便さはさほど感じないと思います。
なお、荷物を持って移動するのが面倒という方は、空港で借りる方がよいでしょう。また、海外でレンタカーを初めて借りるという方にとっては、空港で借りる方が、利用方法などの点で分かりやすいと考えられます。
海外旅行や出張では、レンタカーを借りて目的地に行くのが便利な場合があります。ですが、日本とは違って、現地で借りることに抵抗がある方もおられると思います。
しかし、そのような心配は、無用といっていいでしょう。日本でおなじみの企業には、海外レンタカーの予約サービスがあり、日本語のホームページから簡単に予約ができてしまいます。また、現地で借りるよりもお得なことが多くあります。
今回ご紹介しました日本のサービスを利用して、快適な海外滞在を楽しみましょう。
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