「プロパーカード」という言葉を聞いたことがありませんか?
クレジットカードを作るときなどによく見る言葉ですが、その意味を正確に理解している人は実は少ないです。このプロパーカードという言葉は、人によって定義が様々で、厳密な意味で捉えている人もいれば、広い意味で捉えている人もいます。厳密な意味でのプロパーカードは、高いステータスを象徴するカードにもなります。
プロパーカードは、「その言葉を知らないから損をする」という類のものではありませんが、クレジットカードを利用している方であれば、意味がわかっていた方がいい言葉のひとつです。
はじめに、プロパーカードの定義を知っておきましょう。
■プロパーカードは国際ブランドオリジナルのクレジットカード
プロパーカードとは、国際ブランドが発行しているクレジットカードになります。
国際ブランドについては、後日改めて記事を作成しますが、簡単にいうとVISAやJCBなどが国際ブランドであり、お店に貼ってある次のようなシールが国際ブランドになります。
VISA、JCB、Master、American Express、Diners Club
普通は、上記のような国際ブランドと提携した会社がクレジットカードを発行するのですが、プロパーカードは国際ブランドが直接発行しているカードになります。
ちなみに、国際ブランドと提携した会社が発行しているクレジットカードを提携カードと言います。
引用:すごいカード相談所
少し難しい書き方をされていますが、プロパーカードとは「国際ブランドが直接発行しているカード」ということです。
反対の意味の言葉に提携カードがあります。提携カードというのは、「ファミマTカード」や「ANA VISA カード」などです。「ファミマTカード」の場合は、ファミリーマートがJCBと提携して発行しているクレジットカードです。「ANA VISA カード」の場合は、ANA がVISAと提携して発行しているクレジットカードです。こうして対比してみるとなんとなくプロパーカードと提携カードの違いがわかってきませんか?
日本で発行されているクレジットカードの中で、厳密な意味でのプロパーカードは3種類しか存在しません。
ここでは厳密な意味で呼ばれるプロパーカードをご紹介しておきましょう!冒頭に説明したとおり厳密な意味で呼ばれるプロパーカードは、次の国際ブランド企業が発行しているカードとなります。
・アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカード
・ダイナースクラブが発行するクレジットカード
・JCBが発行するクレジットカード
上記の各企業とも国際ブランドの企業であり、ブイランドライセンスの発行とクレジットカードの発行の2つの業務を行っている企業で、この3つの企業から発行されるクレジットカードが厳密な意味でのプロパーカードとなります。
引用:クレジットカード大学
このように、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブとJCBの3種類しか日本国内で発行されているプロパーカードは存在しないのです。
世界的にも高いシェアを占めており、日本人も使用者の多いVISAカードやMaster Cardは、プロパーカードを発行していない、提携専門の国際ブランドです。
ここまでの説明を読んでいただいた人の中には「自分の考えていたプロパーカードの意味と違う」という人や、「楽天カードやイオンカードなどもプロパーカードだと聞いたことがある」という人もいると思います。実は、これにはプロパーカードという言葉が持つ曖昧さに原因があります。
冒頭で「プロパーカードには厳密な意味と、広い意味の2種類の捉え方がある」というお話をしました。厳密な意味でのプロパーカードは日本に3種類しか存在しませんが、広い意味でのプロパーカードになると、日本国内にもたくさんの種類が存在します。では、広い意味でのプロパーカードの定義を見てみましょう。
広い意味でのプロパーカードとは、国際ブランドのライセンスを持っていない企業が発行するクレジットカードを含んで呼ばれていて、あくまで発行するクレジットカードに付ける国際ブランドは提供を受けているカードも含まれてしまうのです!
三井住友カード
セゾン
イオン
ライフ
例えば、上記の企業は国際ブランドのライセンスは持っていませんよね。ですがクレジットカード会社であり、自社でクレジットカードの発行を行っています。
ほとんどの方が知っている知名度の高いクレジットカードと言えば、三井住友カードが発行する「三井住友VISAカード」で、国内で発行される「VISAカード」と呼ばれるクレジットカードは、ほとんど「三井住友VISAカード」を指して呼ばれていると言っていいでしょう!
引用:クレジットカード大学
このように、捉え方を変えるだけでプロパーカードの範囲はかなり広くなります。
世間一般では、こちらの広い意味でのプロパーカードの方が使用されることが多いようです。
プロパーカードの大きな特徴のひとつは、その高いステータス性です。
広い意味でのプロパーカードの捉え方で見ると、イオンカードやライフカード、楽天カードなどといった流通系で年会費無料のプロパーカードも中に含まれるため、ステータスが高いとは言いにくいです。しかし、厳密な意味でのプロパーカードは、持っているだけでも高いステータスの保障になります。なぜなら、厳密な意味でのプロパーカードは、クレジットカード会社が直接審査をした上で発行しているため、審査の目も厳しくなるのです。
プロパーカードはカードステイタスが圧倒的に高い
では、プロパーカードと提携カードにはどのような違いがあるのでしょうか?
その最大の違いは何と言ってもそのカードステイタスにあります。
一概にプロパーカードだからステイタスが高い、提携カードだからステイタスは低い、というような事は言えませんが、事実上プロパーカードに関してはクレジットカード会社が直接審査の上発行しているカードだけあって、その審査も厳し目です。
しかし、その分だけ申込者に高い社会的な信用力(年収やクレヒスなど)が無いと取得できない=ステイタスが高いという図式が成立します。
またプロパーカードに関しては各種ゴールドカードなどの上級カードの発行も行っており、その最上級であるブラックカードの発行も行っています。
提携カードではゴールドカード止まりな事が多いので、さらにその上を目指すのであればよりステイタスの高いプロパーカードの取得がマストですね。
引用:クレカツ
ということで、ゴールドカードやプラチナカードの取得を目指すのであれば、まずプロパーカード取得することから始めなければいけません。
ただ、逆に提携カードには提携カードのメリットがあります。例えば、特定の店舗やサービスを受ける上で提携カードには様々な特典が付くケースが多いです。普段のライフスタイルの中で利用頻度の高い店舗と提携しているカードはメリットが多いと言えます。一概にどちらの方が優れているという訳ではないのです。
プロパーカードは、アメックス、ダイナース、JCB など国際ブランドが直接発行しているカードのことをいいます。
一般的にはこのプロパーカードの方がステータスが高いと言われています。ただし広い意味でのプロパーカードには、様々な種類があり、中には年会費が無料のクレジットカードなども存在します。プラチナカードを目指すならプロパーカードですが、実際の生活面でのメリットなどを重視すれば提携カードもメリットはたくさんあります。どちらを選ぶかはご本人のライフスタイル次第になるでしょう。
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アメリカン・エキスプレスには、「メンバーシップ・リワード」というポイント・プログラムがあります。
ポイントは、工夫次第でどんどんたまっていき、たまったポイントは、さまざまな商品と交換したり、支払いに充当したり、マイルに移行したりすることができます。
先日、2017年4月から海外提携航空会社へのマイル移行レートが変更されることが、アメリカン・エキスプレスから公式に発表されました。
そこで、今回は、「メンバーシップ・リワード」を取り上げ、海外提携航空会社へのマイル移行の内容変更についてご紹介したいと思います。
アメリカン・エキスプレスでは、「メンバーシップ・リワード」というポイント・プログラムを提供しています。カードの利用金額100円につき、1ポイントがたまります。
また、「ボーナスポイント・パートナーズ」という提携加盟店で利用すると、通常よりも多くのポイント(ボーナスポイント)がたまり、さらにお得です。
さらに、国内最大級の飲食店情報サイト「ぐるなび」で事前にポイント連携設定を行い、行きたいお店をネット予約すると、ポイントがたまります。カード利用分のポイントも加算されますので、一度の食事で二度お得です。
ポイントは一度交換すると、有効期限が無期限になります。これにより、安心してじっくりポイントをためることができます。また、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することでも、有効期限が無期限になります。加えて、ポイントの換算レートもアップします。なお、参加登録費として、年間3,000円+消費税が必要です。
そして、家族カードでも、基本カードと同様にポイントがたまります。このポイントは基本カードに集約(合算)されますので、効率的にためることができます。
ためたポイントは、さまざまな商品と交換できるほか、ヨドバシカメラや高島屋の商品券、提携航空会社のマイレージなどと交換することが可能ですので、使い道には困りません。次の項では、このポイントの利用方法について、もう少し詳しくご紹介したいと思います。
「メンバーシップ・リワード」の詳細なサービス内容につきましては、こちらをご覧ください。
アメリカン・エキスプレスの「メンバーシップ・リワード®」の公式サイト
(1)支払いに充当
「メンバーシップ・リワード」のたまったポイントは、カードご利用後の支払い代金に充当することができます。なお、2017年1月から、ポイントを旅行以外の買い物などの支払いに利用(充当)する際の交換レートが、1ポイント=0.3円から1ポイント=0.5円に引き上げられました。
<レート>
・旅行以外の買い物などに利用 1ポイント=0.5円
・航空会社での利用 1ポイント= 1円
・ホテル・旅行代理店などの加盟店での利用 1ポイント=0.8円
(2)店頭での支払いに利用
「ポイントフリーダム®」のサービスを利用すれば、ヨドバシカメラや高島屋の対象店舗において、ポイントをその場で使える商品券に交換して利用することができます。
<レート>
3,000ポイント=1,000円分の商品券
また、買い物の際、Eクーポンに交換して利用することも可能です。
<レート>
3,000ポイント=1,000円分
(3)オンライン・ショッピングでの支払いに利用
対象加盟店のオンライン・ショッピングでの支払いに、ポイントを利用することができます。
<レート>
1ポイント=0.5円
(4)500以上のアイテムに交換
ポイントを、「体験型アイテム」、「季節限定アイテム」、「厳選された500以上のアイテム」といった、アメリカン・エキスプレスのオリジナルアイテム、日常で使えるアイテムなどに交換することができます。
(5)マイルへの移行
たまったポイントを、ANAや海外提携航空会社(14社)のマイルへ移行することができます。
<レート>
1,000ポイント=1,000マイル
(6)旅行代金に利用
ウェブサイト内でポイントを利用し、ホテル、レンタカー、海外航空券のオンライン予約ができます。
<レート>
・「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」での利用 1ポイント= 1円
・「H.I.S.アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」での利用 1ポイント=0.8円
・「日本旅行の対象店舗」での利用 1ポイント=0.8円
上でご紹介しましたように、「メンバーシップ・リワード」でためたポイントは、さまざまな使い道があります。これらのうち、海外提携航空会社へのマイル移行については、レートが2017年4月1日(土曜日)から変更されます。具体的には、1,000ポイント=1,000マイルのレートが、1,250ポイント=1,000マイルになります。海外旅行や出張をする機会が多い人にとっては、この「改悪」は残念でしょう。
「メンバーシップ・リワード・プラス」ご登録の方へ、一部サービス改訂のご案内
ポイント・プログラム「メンバーシップ・リワード」のサービスが、2017年より一部改訂となります。今回の改訂では、海外提携航空パートナーへのマイル移行レートの変更を行います。
引用:アメリカン・エキスプレスの「メンバーシップ・リワード®」の公式サイト
マイル移行レート変更の詳細につきましては、こちらのPDF資料をご覧ください。
なお、ANAのマイルへの移行については、1,000ポイント=1,000マイルのレートのままであり、変更はありません。
いかがでしたか?
今回は、アメリカン・エキスプレスのポイント・プログラム「メンバーシップ・リワード」を取り上げ、海外提携航空会社へのマイル移行の内容が変更されることについてお伝えしました。
この海外提携航空会社へのマイル移行の変更では、レートが低くなりますので、海外旅行や出張をする機会が多い方にとっては、「改悪」といえる内容ではないでしょうか。
アメリカン・エキスプレス・カードを利用されている方は、今後、マイルのため方について検討が必要になるでしょう。例えば、マイルの移行レートが高いカードを検討するということがその一つに挙げられます。
海外提携航空会社へのマイル移行以外にも、今後、サービスの内容が変更される可能性があります。提携企業の事情もありますが、基本的には利用者あってのカード会社です。サービスが「改善」されないとも限りません。カード会社から発表される情報には、日頃から注意を払うようにしておきましょう。
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「ゴールドカード」といえば、一般カードと比較してお得な特典も多く、空港ラウンジが利用できたり、保険が充実していたりするのが魅力の一つです。
ゴールドカードは、「プラチナカード」よりもグレードが劣りますが、年会費などの運用コストを考えると、お得な特典がついているなど、コストパフォーマンス(コスパ)の高いカードもあります。
そこで、今回は、「プラチナカード保有者が選ぶ年会費1万円までのゴールドカード5選」と題して、コスパの高いゴールドカードをご紹介します。
「ANA VISAワイドゴールドカード」は、「ANAのマイルをためて、特典航空券でお得に旅行したい」という方におすすめのカードです。
年会費は14,000円(税別)ですが、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細サービス」を併用すると、年会費が9,500円(税別)にまで割り引かれます。
また、毎年入会・継続ボーナスマイルとして2,000マイルがもらえます。1マイル=1.5円の価値と考えると、実質負担は年6,500円となります。
ANA一般カードと「ワイドカード」の場合、カードでためたポイントを1ポイント=10マイルという交換レートにするためには、1年に6,000円(税別)のマイル移行費用がかかります。しかし、「ANA VISAワイドゴールドカード」の場合、マイル移行費用が無料になりますので、これも考慮すると、ANA一般カードとの年会費の差は2,000円程度しかありません。
そのほか、ANA一般カードと比べて、搭乗ボーナスマイルが2.5倍の25%になったり、50万円以上の利用で適用されるステージ特典でもらえるポイントが2倍になったり、ポイントの有効期限が2年から3年へ延長になったりするなど、さまざまな特典が用意されています。
また、空港ラウンジや、国際線のビジネスチェックインカウンターの利用も可能です。そして、保険についても、海外・国内旅行傷害保険が最高5,000万円付帯されます。さらに、国内のショッピングでは、1回払いで最高300万円のショッピング補償と充実した内容になっています。
「ANA VISAワイドゴールドカード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「dカードGOLD」は、株式会社NTTドコモが発行するカードであり、すべてのドコモユーザーにおすすめです。
年会費は10,000円(税別)で、初年度から発生しますが、新規入会キャンペーンをうまく活用すれば、年会費の1年分程度は取り戻せるでしょう。
「dカードGOLD」の最大の特長は、ドコモのケータイ利用料金、「ドコモ光」の利用料金に対して、10%ポイント還元になるdポイントクラブのゴールドステージが保証されている点です。これによって、ドコモのケータイと「ドコモ光」の料金が常時、10%ポイント還元の恩恵を受けます。
さらに、事故、紛失、盗難、破損でスマートホンなどが修理不能なときに、同一機種の購入費用を負担してくれる「dカードケータイ補償」も付帯していますので、万一の際にも安心です。
「dカードGOLD」は、共通ポイントの「dポイント」を最もお得にためることができます。マクドナルド、ローソンなどのお店でも、お得にためることができます。また、「dマーケット」や「dケータイ払いプラス」、「dポイントアップモール」を利用すれば、ネットショッピングのポイント還元率も大幅にアップすることができます。
このようにしてたまった「dポイント」は、ローソンのお試し引換券をはじめ、お店(実店舗)やネットショッピング、ドコモのケータイ料金の支払いなどに有効に利用することができますので、使い道に困るということはないでしょう。
これらのほかにも、ドコモポイントクラブのゴールドステージでは、抽選で高級ホテルやレストランの招待券が当たるといった特典もありますので、楽しみも増えます。
さらに、海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行障害保険も5,000万円の補償と十分な内容です。そして、空港ラウンジや、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のドコモラウンジも利用することができます。
「dカードGOLD」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「楽天プレミアムカード」の最大の特長は、何といっても、「プライオリティ・パス」を無料で利用できるという点です。「プライオリティ・パス」とは、世界120か国、850か所以上の空港のラウンジを利用できるパス(カード)です。
年会費が通常399ドルかかる「プライオリティ・パス」が、年会費10,000円(税別)を支払えば、カードの特典として利用できますので、これだけでも相当お得といえます。
また、楽天市場が常時1%ポイントアップ、そして、選べるコースで「楽天市場コース」を選べば、火曜と木曜はさらに1%ポイントアップ、誕生月なら、さらに1%ポイントアップと、楽天市場などの楽天グループもかなりお得に利用できます。これらから得られるポイントも考えると、楽天ユーザーはぜひ持ちたいカードといえるでしょう。
「楽天プレミアムカード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費10,000円(税別)のゴールドカードとして、最高5,000万円補償の海外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスを受けることができます。
また、航空機のフライト遅延などのトラブルによる損害を補償する保険として、「保険航空機遅延費用・乗継遅延費用補償」と、「航空機寄託手荷物遅延費用補償」が自動付帯する点が大きな特長です。このような保険は通常、プラチナカードでないと付帯しておらず、ゴールドカードで付帯しているケースは極めてまれです。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、これらの保険を付帯しているだけでなく、その補償額は、「三井住友VISAプラチナカード」(年会費50,000円+税)や、「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」(年会費35,000円+税)といった年会費の高いプラチナカードを凌駕しています。特に、「航空機寄託手荷物遅延費用補償」は最高10万円補償となっており、いざというときに非常に安心です。
さらに、独自の特典として、「海外利用分ポイント2倍」や、「セゾン手荷物無料宅配サービス」(海外旅行からの帰国時に、空港からスーツケース1個を自宅など送りたい所まで無料宅配)を備えています。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイト
オリコカードのうち、最もおすすめするのが、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカードザポイントプレミアムゴールド)」です。
年会費1,950円(税別)とリーズナブルな設定ですが、海外旅行傷害保険(最高2,000万円補償)が自動付帯されています。
このカードのメリットとしては、ポストペイ(後払い式)電子マネーのiD・QUICPayが付帯しており、iD・QUICPay支払いの場合、ポイントが0.5%分プラスされますので、電子マネー利用時は1.5%還元になります。コンビニなどでは、便利にお得に利用することができます。
また、オリコモール経由の利用では、特別加算ポイントが1%プラスされますので、ネットショッピングもお得に利用することができます。
さらに、入会6か月間は、ポイント還元率が2.0%という特典もあります。
「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の公式サイト
いかがでしたか。今回は、おすすめのゴールドカードを5つご紹介してきました。5つといっても、特典の内容はさまざまです。
普段よく利用されるサービスやお店をお得に利用したい、マイルを効率的にためたい、ワンランク上のサービスをお得に受けたいなど、目的に応じて、ご自身に合ったゴールドカードを検討してみるのもよいでしょう。
クレジットカードを上手に活用して、何気ない日常に彩りを添えてみてはいかかがでしょうか。
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飛行機を使って旅行や出張をされることが多い方にとっては、マイルの存在は気になるところです。
「クレジットカードを利用すると、さらにお得にマイルをためられる」というような話を聞いたことがある方もおられるかと思います。
そこで今回は、ANAカードでマイルをためることを想定し、ANAカードの基本的な事項、実質的なコスト、このコスト面からお得な「ANAワイドゴールドカード」を中心に、ご説明したいと思います。
はじめに、ANAカードの基本的なことについてご紹介します。
ANAカードは、グレード(ランク)に応じて、次の4つに分類されます。
ANAカードの選択肢
・ANA一般カード (年会費2,000~7,000円(税別))
・ANAワイドカード (年会費7,250円(税別))
・ANAワイドゴールドカード (年会費14,000~31,000円(税別))
・ANAプラチナカード (年会費70,000~155,000円(税別))
下に行くほどグレードが高くなります。これらのカードのうち、年会費が安い「ANA一般カード」の特徴を次にご説明します。
ポイント有効期限
ANA一般カードのラインナップは、VISA、MasterCard、Suica、TOP&ClubQ、JCB、JCB ZERO、ToMe CARD PASMO JCB(通称ソラチカ)、アメリカン・エキスプレスの8種類です。マイル還元率は、JCB ZEROを除いて、すべて1%です(JCB ZEROは0.5%)。
年会費が7,000円(税別)のアメリカン・エキスプレスは、さらに年間6,000円のポイント移行コースに登録すると、ポイントに有効期限がなくなります。これは大きなメリットといえるでしょう。
年会費の超割引
また、三井住友カードが発行する4種類のカードは、「マイ・ペイすリボ」に登録して1年に最低1回決済に使えば、年会費が、VISAとMasterCardでは1,025円、SuicaとTOP&ClubQでは751円にまでそれぞれ割り引かれます。
なお、「マイ・ペイすリボ」とは、カード利用者があらかじめ指定した毎月の支払い金額を超えた分がリボ払いとなる支払い方法のことです。詳しくは、三井住友カード株式会社の公式ホームページをご覧ください。
三井住友カード株式会社の公式ホームページ「マイ・ペイすリボ」
マイルの稼ぎやすさ
上でご紹介した4種類のカードをすべて発行した場合、年会費は3,552円(税別)です。毎年、継続ボーナスとしてカード1枚につき1,000マイル追加されます。1マイル=0.96円の計算となります。この4種類のカードを決済に使わず所有しているだけでも、毎年4,000マイル追加されることになり、楽にマイルを稼ぐことができます。
移行手数料
継続ボーナスはカードポイントとしてではなく、ANA本体から直接マイル口座にANAマイルが振り込まれますので、マイル移行費用は一切かかりません。新規入会キャンペーンの条件が良いときに、順次発行していくのがよいでしょう。
一方、ANA JCB一般カードには、年会費割引がありません。しかし、年会費は2,000円(税別)で、継続ボーナスが毎年1,000マイル追加されます。1マイル=2円の計算となります。こちらも、新規入会キャンペーンの条件が良いときに、発行していくのがおすすめです。
ANAカードは、年会費だけに注目しても、お得なのかどうかよく分かりません。ここで、そもそも、ANAカードを保有する目的は何であったのか、思い出してみましょう。その目的とは、「マイルをためる」ということではなかったのでしょうか。
このような目的から、ANAカードは、年会費とマイル移行費用のセットで、実質的なコストを考える必要があります。
一例として、ANA VISAカードの各グレードで、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細」を併用して年会費割引を受けた場合の実質的なコスト(年会費+マイル移行費用)の比較を、以下の表にまとめました。ご参照ください。
コスト比較
カードの種類 | 年会費(税別)
(A) |
マイル移行費用(税別)
(B) |
実質的なコスト(税別)[(A)+(B)] |
ANA VISA Suicaカード
(一般カード) |
751円 | 6,000円 | 6,751円 |
ANA VISAワイドカード | 6,275円 | 6,000円 | 12,275円 |
ANA VISAワイドゴールドカード | 9,500円 | 0円 | 9,500円 |
毎年、ポイントをマイルに移行する場合、VISAで「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細」を併用すると、「ワイドゴールドカード」ではマイル移行費用が無料になり、全体的なコストは格下の「ワイドカード」よりも安くなります。また、「ワイドゴールドカード」のコストは、一般カードとわずか2,749円の差です。
さらに、この2,749円という差は、毎年追加される継続ボーナスの1,000マイル、そして、マイル還元率の違い、保険、その他の特典(ベネフィット)を考慮すると、ほとんど誤差の範囲内といえるでしょう。特に、年間決済額が300万円を超える場合は、なおさらです。
上でご説明しましたとおり、「ワイドゴールドカード」の実質的なコストは、一般カードとわずかな差です。このため、「ワイドゴールドカード」についても、ぜひ知っておきたいところです。
そこで、一般カードよりも2ランク上のANAワイドゴールドカードの特徴と、そのメリットについてご説明します。
ANAワイドゴールドカードには、VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースの5種類があります。
新規入会時と毎年の継続ボーナスマイルは、ワイドカードと同じ2,000マイルです。フライトマイル積算率も、ワイドカードと同じです。特典に関しては、ワイドゴールドカードの方がやや良くなっています。
また、一般カードと違い、ショッピング枠の与信が100万円以上ありますので、限度額を過度に気にすることなく利用することができます。なお、使い続ければ、200万円または300万円までショッピング枠の増額も可能です。
ANAワイドゴールドカードの最大のメリットは、カードでたまったポイントのマイル移行費用が無料という点です。特に、三井住友カードが発行する2種類のANA VISA/MasterCardワイドゴールドカードは、先にご紹介しましたとおり、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細サービス」を併用すると、年会費が9,500円にまで割り引かれ、還元率も高くなりますので、非常にコストパフォーマンスが良いといえます。
また、年会費がさらに高いANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドと、ANAダイナースにもメリットがあります。
これらの2種類のカードには、入会キャンペーンでもらえる大量マイル(「入会から○ヶ月以内に○万円利用で○万マイル」というもの)と、ポイントサイト経由の入会でもらえる大量ポイント(「ポイントサイト経由の入会で○万ポイント」というもの)があります。
ポイントサイト経由の入会で数万の大量ポイントをうまく組み合わせると、6~7万マイルもたまる場合があります。3か月で大体30~40万円の決済が目安になりますので、普段から毎月10万円以上のカードの支払いがある人は、これらのカードを検討する余地がありそうです。
なお、入会キャンペーンやポイントサイト経由の大量マイルは、カードを一度発行してしまうと、二度と獲得する機会はありません。時期によって入会キャンペーンの内容が微妙に変わりますので、内容とともに相場を見極め、適切なタイミングで発行するようにしましょう。
そして、ANAワイドゴールドカード保有のメリットで忘れてならないのは、ANAマイルから「ANA SKYコイン」への交換比率アップです。「ANA SKYコイン」は、ANAの公式ホームページ上での航空券や旅行商品の支払いに利用可能な電子クーポンです。ANA一般カードの場合、50,000マイルの交換でその1.5倍の75,000コインになるのに対して、ワイドゴールドの場合は、1.6倍の80,000コインになり、お得です。
ANAマイルからANA SKYコインへの交換についての詳細は、ANAの公式ホームページをご覧ください。
ANAの公式ホームページ「ANA SKYコイン」「ANAマイレージクラブ」
では、ANAカードでは、どの国際ブランドを選ぶとよいのでしょうか。以下に、ANAカードの国際ブランド別の特徴をまとめました。ご参考ください。
これらの国際ブランドのカードは、三井住友カードから発行されています。ANA一般カードからゴールドカードまで、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細サービス」の併用によって年会費が抑えられ、マイル還元率も上げられるのが大きなメリットです。また、世界中に利用できる店舗が非常に多く、決済カードとして万能といえます。
JCBはかつて、マイル移行費用が安く、高額利用におけるボーナスに魅力があったため、低コスト運用を重視する人にとっては、魅力がありました。現在では、これらの特典が改悪されてしまい、ソラチカ以外のJCBの利用価値は、以前よりも低くなりました。
こちらのブランドも、世界の多くの国や地域で利用可能であり、特に、ハワイやグアム、台湾、韓国といった日本人が多く訪れる観光地では、有用といえるでしょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、定期的に魅力的な入会キャンペーンを行っています。このキャンペーン時にカードを発行し、その後、使い勝手、利用状況などに応じて、保有を継続するか、解約するかを決めていくのがよいでしょう。高額の年会費を支払う余裕があれば、ポイント有効期限のないANAカードとしての利用価値があるのではないでしょうか。
(4)ダイナース
これまでご紹介した国際ブランドと比べて、加盟店が少ないのですが、特典は比較的充実しています。
2015年12月以降、発行会社が三井住友トラストクラブ株式会社に代わりました。従来からの顧客層と年会費の高さを考えると、今後、特典は大幅に改悪されないと思われます。大量ポイント、大量マイルなどを伴う入会キャンペーンが行われた場合には、発行を検討してみてもよいでしょう。
いかがでしたか。今回は、ANAカードの選び方について、ご説明してきました。
そもそも、ANAカードを保有する目的は、「マイルをためる」ことです。カードを保有し上手に運用していくには、年会費だけではなく、マイル移行費用とセットで、実質的なコストを考える必要があります。
また、ANAカードには、カードの種類によって、さまざまな特典があります。これらの特典の内容やこれらが得られるタイミングとともに、特典が享受しやすく、また、利用する価値があるものであるかなど、カードの使い勝手を比較・検討することも重要です。
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最近は毎日のようにマイルを意識した生活をしており、以前の記事でも紹介した3ヶ月でマイル12万マイルを貯める方法も活用しながら、この夏のハワイ旅行に向けてコツコツとやっているわけです。
今回はそんなマイル好き&旅行好きな方にぴったりのプラチナカード、ANA VISAプラチナプレミアムカードについて分析してみたいと思います。
ANA VISAプラチナプレミアムカードは三井住友カードが発行している「三井住友VISAプラチナカード」の特典もプラスされているANA系のカードで、マイル交換率の高さが特徴で、交換率は業界最高水準です。
併せて読んでおきたい記事
カードご利用金額に応じて貯まるポイントサービス「ワールドプレゼント※1」1ポイントで、ANAマイル15マイルと交換できます。これは、ANA VISAカード(5マイルコースの場合)の交換率の3倍であり、業界最高水準を誇ります。
引用:「ANA」公式ホームページの「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」誕生
また、入会時、継続時には10000マイル、ANA便搭乗毎に、区間基本マイレージ50%の搭乗ボーナスマイルが貰えますので、マイルの貯めやすいクレジットカードと言えますね。
ちなみに年間で100万円以上の買い物をすると、1000ワールドプレゼントが貯まります。もし、全てマイルに交換すると、15000マイル貯まります。これに入会時特典の10000ボーナスマイルを合計すると、25000マイルになります。
25000マイルあれば、レギュラーシーズンで東京~大阪区間を2往復して、1000マイルほど余ります。帰省などに利用するといいかもしれません。
基本的なカードスペックは以下の通りです。
基本情報
項目 | 備考 | |
年会費 | 8万円 | 家族会員は4000円 |
申し込み対象者 | 原則として、年齢30歳以上で、本人に安定した収入がある。 | |
総利用枠 | 原則300万円~ | |
ショッピング枠 | 原則300万円~ | |
リボ・分割・2回・ボーナス一括払い | 最大200万円 | |
キャッシング利用可能枠 | 0万円~100万円 |
ANA VISAカードを持っている人は、重複して申し込み出来ず、切り替えとしてお申し込み出来ます。(三井住友VISAのWEB明細サービス「VPASS」より切り替え出来ます。)
方法 | 備考 |
インビテーション | 不明 |
インターネット | 当社の公式ホームページから受付しています。 |
郵送 | 当社の公式ホームページから資料請求が出来ます。 |
インビテーション無しで、申し込み可能であることが特徴の為、もしかしたらインビテーションが無いかもしれません。インターネット、郵送方式で当社の公式ホームページから随時受付しているので、敷居の低いプラチナカードと言えるでしょう。
最上級なおもてなしと、エグゼティブな会員さまがご満足いただく様々なプレミアム特典をご案内。
- ワールドプレゼント1ポイントにつき15マイル
ANAカードご入会時にボーナスマイル
- ご入会マイル 10000マイル
- ご継続マイル 10000マイル
- ご搭乗のたびに、ボーナスマイル
ANAグループ便のご搭乗の度に、通常のフライトマイルに加え、区間基本マイレージの+50パーセントを積算いたします。
国内空港の「ANA ラウンジサービス」を無料でご利用いただけます。
ANA VISAプラチナ プレミアムカード会員の方は、ANAグループ便ご利用の際、ご搭乗手続きをお済みの後、ご搭乗時刻まで各国内空港(国内線ターミナル)内にあるANAのラウンジでおくつろぎいただけます。(※本会員に限ります。)
サービス例
ソフトドリンク、新聞、雑誌、ファクス/コピー機/ブロードバンド無線LANサービス、プリントサービス、携帯電話充電サービス
世界120ヵ国850ヵ所以上の空港ラウンジをご利用いただけるプライオリティパスを差し上げます。ラウンジでは、ドリンクサービス、シャワー、パソコンのご利用、TV、新聞の閲覧などができます。
お申し込みいただいた会員さまには、プライオリティパスカードと専用冊子をお届けいたします。
ANAカードマイルプラス提携店のうち、ANA航空券や機内販売などご利用の際、「ANA VISAプラチナ プレミアムカード」でお支払いいただくと、100円につき1マイルが自動積算されるところ、100円につき2マイルが自動積算されます。
楽天Edyでのチャージやお支払いで、200円につき1マイルが貯まります。
貯まったマイルは10,000マイル=1万円分の楽天Edyに交換できます。さらに、交換した楽天Edyでのお支払いでもマイルが貯まります。
個人的には、楽天Edyチャージのみで、マイルが貯まるサービスが嬉しいですね。近時においては、楽天Edyが利用できるお店は増えていますので、うまく利用すれば、更にマイルがお得に貯められますね。
必要な情報のご提供やご旅行のサポートなどをお届けするコンシェルジュサービスをご用意しております。個人的な嗜好や要求に合う旅行を選ぶお手伝いや航空券・ホテル・レストランなどの予約案内を24時間・年中無休で対応いたします。
プラチナカードを持つメリットと言えば、コンシェルジュサービスが充実していることだと思います。24時間対応のサービスは是非、利用するべきですね。
東京・大阪を中心に約80店舗の一流レストランで2名さま以上のコース料理をご利用の際、会員1名さま分が無料となるクーポンを差し上げます。
このサービスは「三井住友プラチナカード」のサービスと同様です。
当社のプラチナ入会案内デスクの案内によると、半年に一回、東京、大阪、神奈川県内などの高級レストランで、利用できる無料クーポンの冊子を自宅に送付するそうです。対象店舗としては、80店舗ほどあり、値段は1人当たり1万円~2万円します。
2名以上の利用で、1名分の食事が無料となります。こちらも年間に5~7回程度利用すれば、年会費分の元は取れますね。
その他にも、プラチナワインコンシェルジュサービス、「特選品」優待、Visaプラチナダイニング、Visaプラチナゴルフなどがあります。詳しくは下記のホームページにてご確認ください。
飛行機を利用した海外、国内旅行、出張などが多い人は、是非、一度検討してもらいたいクレジットカードです。また、楽天EDyのチャージポイントも併用していけば、かなりお得にマイルを貯めることが出来ます。
高級レストランが1名無料となる「プラチナグルメクーポン」サービスがあるのもいい点ですね。マイルサービスと併せて利用して、お得な生活を送ってみては如何でしょうか。
アイキャッチ画像:ANA VISAカード公式より
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