「プロパーカード」という言葉を聞いたことがありませんか?
クレジットカードを作るときなどによく見る言葉ですが、その意味を正確に理解している人は実は少ないです。このプロパーカードという言葉は、人によって定義が様々で、厳密な意味で捉えている人もいれば、広い意味で捉えている人もいます。厳密な意味でのプロパーカードは、高いステータスを象徴するカードにもなります。
プロパーカードは、「その言葉を知らないから損をする」という類のものではありませんが、クレジットカードを利用している方であれば、意味がわかっていた方がいい言葉のひとつです。
はじめに、プロパーカードの定義を知っておきましょう。
■プロパーカードは国際ブランドオリジナルのクレジットカード
プロパーカードとは、国際ブランドが発行しているクレジットカードになります。
国際ブランドについては、後日改めて記事を作成しますが、簡単にいうとVISAやJCBなどが国際ブランドであり、お店に貼ってある次のようなシールが国際ブランドになります。
VISA、JCB、Master、American Express、Diners Club
普通は、上記のような国際ブランドと提携した会社がクレジットカードを発行するのですが、プロパーカードは国際ブランドが直接発行しているカードになります。
ちなみに、国際ブランドと提携した会社が発行しているクレジットカードを提携カードと言います。
引用:すごいカード相談所
少し難しい書き方をされていますが、プロパーカードとは「国際ブランドが直接発行しているカード」ということです。
反対の意味の言葉に提携カードがあります。提携カードというのは、「ファミマTカード」や「ANA VISA カード」などです。「ファミマTカード」の場合は、ファミリーマートがJCBと提携して発行しているクレジットカードです。「ANA VISA カード」の場合は、ANA がVISAと提携して発行しているクレジットカードです。こうして対比してみるとなんとなくプロパーカードと提携カードの違いがわかってきませんか?
日本で発行されているクレジットカードの中で、厳密な意味でのプロパーカードは3種類しか存在しません。
ここでは厳密な意味で呼ばれるプロパーカードをご紹介しておきましょう!冒頭に説明したとおり厳密な意味で呼ばれるプロパーカードは、次の国際ブランド企業が発行しているカードとなります。
・アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカード
・ダイナースクラブが発行するクレジットカード
・JCBが発行するクレジットカード
上記の各企業とも国際ブランドの企業であり、ブイランドライセンスの発行とクレジットカードの発行の2つの業務を行っている企業で、この3つの企業から発行されるクレジットカードが厳密な意味でのプロパーカードとなります。
引用:クレジットカード大学
このように、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブとJCBの3種類しか日本国内で発行されているプロパーカードは存在しないのです。
世界的にも高いシェアを占めており、日本人も使用者の多いVISAカードやMaster Cardは、プロパーカードを発行していない、提携専門の国際ブランドです。
ここまでの説明を読んでいただいた人の中には「自分の考えていたプロパーカードの意味と違う」という人や、「楽天カードやイオンカードなどもプロパーカードだと聞いたことがある」という人もいると思います。実は、これにはプロパーカードという言葉が持つ曖昧さに原因があります。
冒頭で「プロパーカードには厳密な意味と、広い意味の2種類の捉え方がある」というお話をしました。厳密な意味でのプロパーカードは日本に3種類しか存在しませんが、広い意味でのプロパーカードになると、日本国内にもたくさんの種類が存在します。では、広い意味でのプロパーカードの定義を見てみましょう。
広い意味でのプロパーカードとは、国際ブランドのライセンスを持っていない企業が発行するクレジットカードを含んで呼ばれていて、あくまで発行するクレジットカードに付ける国際ブランドは提供を受けているカードも含まれてしまうのです!
三井住友カード
セゾン
イオン
ライフ
例えば、上記の企業は国際ブランドのライセンスは持っていませんよね。ですがクレジットカード会社であり、自社でクレジットカードの発行を行っています。
ほとんどの方が知っている知名度の高いクレジットカードと言えば、三井住友カードが発行する「三井住友VISAカード」で、国内で発行される「VISAカード」と呼ばれるクレジットカードは、ほとんど「三井住友VISAカード」を指して呼ばれていると言っていいでしょう!
引用:クレジットカード大学
このように、捉え方を変えるだけでプロパーカードの範囲はかなり広くなります。
世間一般では、こちらの広い意味でのプロパーカードの方が使用されることが多いようです。
プロパーカードの大きな特徴のひとつは、その高いステータス性です。
広い意味でのプロパーカードの捉え方で見ると、イオンカードやライフカード、楽天カードなどといった流通系で年会費無料のプロパーカードも中に含まれるため、ステータスが高いとは言いにくいです。しかし、厳密な意味でのプロパーカードは、持っているだけでも高いステータスの保障になります。なぜなら、厳密な意味でのプロパーカードは、クレジットカード会社が直接審査をした上で発行しているため、審査の目も厳しくなるのです。
プロパーカードはカードステイタスが圧倒的に高い
では、プロパーカードと提携カードにはどのような違いがあるのでしょうか?
その最大の違いは何と言ってもそのカードステイタスにあります。
一概にプロパーカードだからステイタスが高い、提携カードだからステイタスは低い、というような事は言えませんが、事実上プロパーカードに関してはクレジットカード会社が直接審査の上発行しているカードだけあって、その審査も厳し目です。
しかし、その分だけ申込者に高い社会的な信用力(年収やクレヒスなど)が無いと取得できない=ステイタスが高いという図式が成立します。
またプロパーカードに関しては各種ゴールドカードなどの上級カードの発行も行っており、その最上級であるブラックカードの発行も行っています。
提携カードではゴールドカード止まりな事が多いので、さらにその上を目指すのであればよりステイタスの高いプロパーカードの取得がマストですね。
引用:クレカツ
ということで、ゴールドカードやプラチナカードの取得を目指すのであれば、まずプロパーカード取得することから始めなければいけません。
ただ、逆に提携カードには提携カードのメリットがあります。例えば、特定の店舗やサービスを受ける上で提携カードには様々な特典が付くケースが多いです。普段のライフスタイルの中で利用頻度の高い店舗と提携しているカードはメリットが多いと言えます。一概にどちらの方が優れているという訳ではないのです。
プロパーカードは、アメックス、ダイナース、JCB など国際ブランドが直接発行しているカードのことをいいます。
一般的にはこのプロパーカードの方がステータスが高いと言われています。ただし広い意味でのプロパーカードには、様々な種類があり、中には年会費が無料のクレジットカードなども存在します。プラチナカードを目指すならプロパーカードですが、実際の生活面でのメリットなどを重視すれば提携カードもメリットはたくさんあります。どちらを選ぶかはご本人のライフスタイル次第になるでしょう。
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本サイト「まひろぐ」は、クレジットカードの情報をお伝えするサイトです。普段は特典やお得な内容などを中心にお伝えしていますが、今回は少し趣向を変えて、クレジットカードというものの歴史についてお伝えしていこうと思います。アメリカでクレジットカードというものが生まれる元となったエピソードから、日本で使われだした頃の話、そしてクレジットカードのこれから先の未来まで考えてみようと思います。
クレジットカードというものが生まれたのは実は20世紀の半ば、1950年です。まだ60年と少ししか経っていません。クレジットカードが産声を上げるきっかけとなったエピソードがこちらです。
昔々、アメリカのとある会社の社長がレストランのお会計のときにあることに気づきました。
社長「むむっ!?財布を忘れてしまった!!」
「どうしよう!?」ととても焦ったことでしょう。
もちろん今のように、町中にATMがあるような時代ではありません。
結局社長は、家にいる妻に連絡をとって、財布を持ってきてもらうことにしました。
そのときに社長はこう思いました。
「うっかり入ったお店で、お金が足りない時もあるだろう」
「財布を忘れて困った人は私だけではないはず・・・」
「お金がなくても食事ができたら・・・」
「こんな惨めな目に合うこともなかったのに・・・」
そんな経験をもとに、「現金を持ち歩かなくてもレストランで支払いができる仕組み」を思いつき、1950年、世界初のクレジット会社「ダイナースクラブ」を設立しました。
その社長こそ、ダイナースクラブの創設者の一人である「F・マクナラ」です。
※上記のエピソードはフィクションという説もあります。
マクナラとその友人たちはまず、「ツケで食事ができるクラブ」を立ち上げました。
そのクラブが「ダイナースクラブ」と名付けられ、その後のサービスに発展していきます。
引用:クレカケッサイNAVI
もしこの時、この社長が財布を忘れていなかったら、クレジットカードというものはこの世界に存在しなかったかもしれません。あるいは、形が大きく違うものになっていた可能性もあります。多くの国際ブランドの中でも、元祖はダイナースクラブだったのですね。
ただ、この頃はクレジットカードといっても単なる紙でできたチケットで、1つの店のツケを管理する方法だったようです。この方法が発展したのは、その1年後でした。
ダイナースの今までにない事業にまず銀行が目を付け、1951年、ダイナースの誕生から1年後に、フランクリン・ナショナル銀行からカードが発行されました。
これが、初めてのカード型のクレジットシステムです。
ここで初めて、今私たち手にしているクレジットカードが誕生したのでした。
この時代では、「あそこの銀行がやっているサービスであれば、私の銀行でもやろう」という考えがあり、数多くの小規模銀行が、クレジットカードを発行していたようです。
今では、VISA・MasterCard・AMEX・Diners・JCBと、世界5大ブランドと呼ばれるクレジットカードがシェアのほとんどを占めていますが、当初は100以上のブランドがあったとか(!)
引用:クレカケッサイNAVI
このようにして、今のクレジットカードの原型となるカードタイプのクレジットシステムが生まれました。VISAの前身であるバンクオブアメリカも、マスターカードの前身となるインターバンクカード協会も、この頃にカードを発行し始めています。
1950年代というのは、とある社長が財布を忘れたことに端を発して、今のクレジットカード業界の原型がハイスピードで形作られていった年代だったのです。
ここまでお伝えしてきたのは全てアメリカでの話です。では日本にクレジットカードがやってきたと時には、どのような形で広まっていたのでしょうか。
1950年にアメリカのダイナースが「クレジット」という言葉を用いて以来、10年遅れて1960年に株式会社丸井が日本に「クレジット」という言葉を取り入れて商品展開をしました。
丸井が日本で初めて割賦支払いをクレジットという名前にしたのです。
それは「クレジット・プレート」「クレジットカード」という名前でしたが、現在のクレジットカードとは少し異なっていたようです。
丸井が発行したクレジットカードは、実は現在繰り返し使えるクレジットカードとは異なり、使用は一回限りのものでした。支払いを割賦払いにできるというだけの、クーポン券のようなものです。
この時点ではこのクレジットカードは現在のようなプラスチックカードでもなく、磁気ストライプも入っていない紙でした。
丸井がアメリカから機器を輸入して導入したクレジットカード、クレジットプレートはそれまで使用されてきた月賦購入、割賦購入の名前が変わっただけのものです。その支払いの方法は従来までの割賦販売の支払い方法と同じでした。
というのは、割賦契約での購入後、後日集金員が回収に回る、お店の窓口に支払いに来るといった方式が一般的でした。
ちなみにこの頃は1961年にやっと割賦販売法ができたくらいで、規制も厳しくなかったので、支払いが滞るようなことがあれば、集金員の取立ては一昔前のサラ金の取立てのように荒く、ガラの悪い方々の怖い集金がくるということもままあったようです。
日本で初めてクレジットカードの文化を取り入れたのは、あの有名な丸井でした。しかしその時に使われていた形は現在のクレジットカードの形とは大きく異なったようです。ただし、日本国内で「クレジット」という言葉が急速に広まったのはこの特殊な形のクレジットカードの存在があったからのようです。
そして、1960年に丸井がクレジットカード導入してから3年後、本家本元であるダイナースクラブが日本でのクレジットカードの発行を開始しました。ダイナースが生まれたのは1950年ですが、日本での発行まで時間がかかったのは、このような理由があったといわれています。
アメリカのダイナースがクレジットを誕生させたのは1950年にも関わらず、1960年になってようやく日本にダイナースが設立された背景には、1964年に控えた東京オリンピックへの配慮があったという説もあります。
オリピックに合わせて海外からの観光客が増えることに対して、クレジットカードという制度を利用できる基盤を整え、国際観光が可能な日本としての基盤を築く目的があったようです。
日本ダイナースの設立は1960年ですが、実際のカード発行は1963年なので、オリンピックに間に合わせたという印象もあります。
確かに、東京オリンピックは海外からの観光客も多く、クレジットカードを使う機会も頻繁に訪れることが予想できます。
クレジットカードの誕生について見てきましたが、ここからはクレジットカードの未来について考えてみようと思います。まずは、日本とアメリカのクレジットカードに対する考え方の違いがこちらです。
日本人のクレジットカード所有率は80%超で、しかも世代が高くなるほど所有率が高くなる。つまり、若い世代ほどクレジットカードをもっていない。しかも、平均所有枚数は2.7枚で、90%以上の支払いは1枚のカードで行っている。
(中略)
ところが米国では事情が違う。カード所有率は90%超と高く、しかも平均7枚のカードを所有している。米国では1回払いではなく、リボルビング払い(定額分割支払)がクレジットカードの基本となった歴史があるため、1枚の支払限度額を低く抑え、その代わりにたくさんのカードをもち、複数のカードにわけて支払いをする習慣が定着している。これはかなり面倒な作業で、レジのところで、カードを次々とだしては店員に、枠残高を照会させ、どのカードで支払うのかを決めなければならない。これがすべてのカードがApplePayとしてiPhoneの中に入ってしまえば、枠残高が一目見ればわかるようになり、どのカードで支払うのかをすぐに決めることができるようになる。米国人にとっては、ApplePayは「もうこれなしには生きていけない」ほど便利なサービスなのだ。
引用:THEZEROONE
Apple Payは、アメリカ人にとってクレジットカードの使い方を劇的に効率よくするツールとなっているようです。しかし日本ではクレジットカードの使い道が特殊であるため、アメリカのようなApple Payの使用方法はされないだろうという判断のもと、交通カードや電子マネーなどに対応する形に変更されました。日本のみが、そのような特殊な設定にすることをアップルが決めたということは、やはり日本人のクレジットカードに対する価値感は他の国とやや異なっているようです。
943社もの会員を持つ業界団体「日本クレジット協会」の調査統計によると、クレジットカードショッピング信用供与額(1年間の利用額)は、
2013年41兆7,915億円
2014年46兆2,663億円
2015年49兆8,341億円
と増加傾向にあります。
もともと日本の個人消費におけるクレジットカード利用率は12〜14%程度で、韓国の60%やアメリカの24〜25%などに比べ低いと言われてきました。これは、日本では「クレジットカードを使うと借金になる」という概念が強いことや、消費者金融系の企業が多くイメージが悪い、といったことが影響しています。
ところが、2010年の改正貸金業法により大きな転換が起きました。グレーゾーン金利(利息制限法の上限金利20%と出資法の上限金利29.2%の間で設定する金利)の廃止により、消費者金融の経営が難しくなってきたのです。
引用:キャリタスFINANCE
アメリカより所有率や所有枚数が少ないとはいえ、日本も年々クレジットカードの利用金額は大きくなっています。インターネットなどを活用して買い物をする機会が増え、現金で支払うことが減ってきたためでしょう。このまま日本のクレジットカードの業界も、一昔前の携帯電話のようにガラパゴス化し、独自の進化をするかもしれませんが、基本的にはクレジットカードという文化は発展し続けていく可能性が高いといえるでしょう。
クレジットカードの歴史についておわかりいただけたでしょうか。「これを知って、何かポイントが付くのか」と言われると、特に何もつかないのですが、豆知識として知っておいて損はないのではないでしょうか。
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オリコカードといえば、クレジットカードの初心者の方でも申し込みやすい広く使われているカードというイメージがあるのではないでしょうか。このオリコカードには、「オリコカード・ザ・ポイント・プレミアムゴールド」という、いわゆるゴールドカードや「オリコカード・ザ・プラチナ」といういわゆるプラチナカードが存在します。これらのカードは、他の有名カードに引けを取らないほど様々な特典を持った優秀なカードです。今回はこのオリコのゴールドカードやプラチナカードが、どのようなものなのかを解説していきます。
オリコカードは、通常のクレジットカードのポイントとは別に2種類のポイントが貯まります。
1つ目が、オリコポイントです。
オリコポイントは、オリコモールを経由したインターネットでの買い物や各種キャンペーンなどで溜まり、Amazonギフト券やTポイントなどの使いやすいポイントと交換することができます。
オリコモールに参加しているショップは約600ショップあり、ネットショッピングの大手サイトであるAmazonや楽天、ヤフーショッピングも、もちろん加盟しています。つまり、ほとんどのインターネット上の買い物はオリコモールを経由することができるので、ポイントがたまるということです。
さらに、オリコカードは、様々な方法で「スマイル」と呼ばれるポイントを貯めることもできます。
- 魅力1 日々のお支払いでポイント(スマイル)がたまる!
さまざまなお支払いをオリコカードで決済すれば、ポイント(スマイル)がどんどんたまります!
公共料金などのお支払い、高速道路でのETCのご利用、また、チャージ不要の電子マネーなど、日ごろのお支払いはポイント(スマイル)をためるチャンスです!
- 魅力2 使えば使うほどポイント(スマイル)がたまる!ステージアップもしやすい!
年間のご利用累計金額次第で、翌年のポイント(スマイル)加算倍率が最大2倍になります!
家族カードでのご利用分も合算されるので、お支払いをまとめてステージアップをめざしましょう!
月々4~5万円(年間50万円以上)をご利用の方 翌年ステージ50に 翌年の加算倍率 1.5倍月々8~9万円(年間100万円以上)をご利用の方 翌年ステージ100に 翌年の加算倍率 1.7倍月々16~17万円(年間200万円以上)をご利用の方 翌年ステージ200に 翌年の加算倍率 2.0倍
※ ポイント(スマイル)加算倍率は、ノーマルステージで獲得できるポイント(スマイル)を基に算出しています。
- 魅力3 ためたポイント(スマイル)は、250以上のアイテムと交換可能!
ためたポイント(スマイル)は、さまざまなアイテムと交換できます。また、会員さま向けWebサービス「eオリコサービス」なら、限定アイテムとの交換も可能です。
引用:オリコカード公式サイト
公共料金の支払いやETCの支払い、そして電子マネーなど日常的に必要になるお金はほとんどオリコカードで決済することができ、これらはスマイルのポイント加算の対象となります。そしてスマイルは、様々な限定アイテムとの交換に使うことができるほか、前述のオリコポイントと交換することもできますので、無駄になる事がありません。年間のクレジットカード利用額によってステージが上がっていき、ステージによってスマイルの加算倍率も上がっていくので、よりお得にオリコカードを使うことができます。
「オリコカード・ザ・ポイント」という一般的なオリコカードの上位版にあたるのがこの「オリコカード・ザ・・ポイント・プレミアムゴールド」です。基本的なスペックは下記の通りとなります。
大きな特徴としては、ゴールドカードにも関わらず、年会費が税別1805円と、非常に安いということです。家族会員の年会費もかからず、ETCも無料です。そのため、「ゴールドカードを保有したいけど年会費が払えるか不安」という人はこの「オリコカード・ザ・ポイント・プレミアムゴールド」がお勧めです。
また、入会後半年間は最大3.5%という高い還元率を持っているということや、国内旅行の保険が最高1000万円、海外旅行の保険は最高2000万円が自動付帯する保険のサービスも大きなメリットになります。
通常のカード利用であれば1%の還元率ですが、電子マネーを利用すると還元率が1.5%となりますので、電子マネーが使える場所では少額利用でも積極的に使っていきたいところです。そのため、今話題のApple Payとの相性も良いカードになっています。
年会費 1,950円(税込) ポイント 100円につき1オリコポイントがたまります。 申込資格 原則として年齢20歳以上 安定した収入がある方 国際ブランド Mastercard ブランド Visa ブランド
JCB ブランド
電子マネー ID QUICPay
追加カード ETCカード 家族カード ETCカードや家族カードのご利用分にもオリコポイントがついておトク! 付帯保険 自動付帯 海外旅行傷害保険(最高2,000万円) 利用付帯 国内旅行傷害保険(最高1,000万円) ショッピングガード(最高100万円) ご返済日・ご返済方法 原則として、当月より当月末日のご利用分が翌月27日のお支払い(返済方法は口座自動振替) 27日が土・日・祝の場合、お支払日は翌営業日 ※Mastercard加盟店、海外加盟店などでご利用の場合は翌々月以降の請求となる場合があります。
引用:オリコカード公式サイト
オリコカードには、プラチナカードも存在します。
こちらは、非常にコストパフォーマンスが高く、プラチナカードながら年会費が2万円とプラチナカードの中ではかなり手頃な年会費となっています。
そして、当然空港ラウンジの利用やコンシェルジュサービスの利用、高級レストランのコース料理一名無料など、プラチナカードならではのサービスを受けることができます。そのほかの機能面では、ゴールドカードと変わらないサービスを受けることができます。
基本的なスペックは下記の通りです。
年会費 本人会員:20,000円(税込) ポイント 100円につき1オリコポイントがたまります。 申込資格 原則として年齢20歳以上 安定した収入がある方 国際ブランド Mastercard ブランド 電子マネー ID QUICPay
追加カード ETCカード 家族カード ETCカードや家族カード年会費永年無料。家族カードは3名まで無料です。 ご利用可能枠 最高300万円 当社の審査基準によりご利用可能枠を決定させていただきます。
ご返済日・ご返済方法 原則として、当月より当月末日のご利用分が翌月27日のお支払い(返済方法は口座自動振替) 27日が土・日・祝の場合、お支払日は翌営業日 ※Mastercard加盟店、海外加盟店などでご利用の場合は翌々月以降の請求となる場合があります。
引用:オリコカード公式サイト
もともと.ポイントが貯まりやすいことで有名なオリコカードですが、比較的手を出しやすい価格帯の年会費でゴールドカードやプラチナカードが発行されています。いずれも黒いデザインで見た目もかっこよく、付帯するサービスもオリコの特徴であるポイント関係を中心に充実しています。20代から持つゴールドカードやプラチナカードとして良いのではないでしょうか?
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海外旅行をしたいけれども、料金が高いのが悩みの種という方もおられると思います。確かに、海外旅行代は一般に高くなりがちです。
しかし、あきらめないでください。今回ご紹介する「Expedia(エクスペディア)」を利用すれば、お得に旅行をすることができます。
まず、「Expedia」について、簡単にご説明したいと思います。
「Expedia」は、ホテルの予約、航空券の販売など、旅行に関する業務をオンライン上で行うサイトです。サイトは、日本語にも対応しています(URL: https://www.expedia.co.jp/)。サイトの運営会社Expedia社は、米国ワシントン州のベルビューに本社を置き、同州のほか米国内のいくつかの州で登録された旅行販売業者です。
次に、Expediaの主なサービスである、ホテルの予約と航空券の販売について、ご説明します。
(1)ホテル予約
24時間リアルタイムに空席・空室検索ができ、これらを組み合わせたツアーを自動作成して予約することもできます。また、直前の即時予約が可能なだけでなく、空室について直前割引価格が設定される場合もあります。
そして、世界各国3万の都市、13万軒のホテルと一括契約をしており、リーズナブルに提供することが可能です。また、「最低価格保証」をうたい、同一条件でより安い値段が設定されている別のサイトがあれば、差額に加えて1,000円を返金するなど、利用者に安心感を与えています。
(2)航空券販売
サイト上で検索をすると、予約可能な複数の航空会社の便名、時刻、所要時間、乗り継ぎ回数と、空港利用料、税および燃油サーチャージを含めた円建ての価格が表示されます。このため、実際の支払額などが把握しやくなります。
また、直行便だけでなく、航空会社の公式予約サイトで表示されない、乗り継ぎによる割引便や、複数の航空会社を組み合わせた乗り継ぎ案も提示されるため、価格優先で探す場合、直行便がない場所に行く場合、そして各地を周遊したい場合などに適しています。
さらに、座席クラス、オープンジョー、ストップオーバー、払い戻し条件などを指定して検索することも可能で、残席数がわずかな場合は、具体的な数も表示されます。満足のいく条件が見つからない場合は、出発地、目的地周辺の別の空港を表示させて、再検索することも可能です。
「Expedia」から航空券を予約する手順の概要は、以下のとおりです。
①「Expedia」にログインします。
②航空券検索のページ(URL: https://www.expedia.co.jp/air)から、希望する搭乗区間(出発地と目的地)、行きの(往路)出発日と帰りの(復路)出発日、搭乗人数などを入力して検索します。
③予約可能な複数の航空会社の便名、時刻、所要時間、乗り継ぎ回数と、空港利用料、税および燃油サーチャージを含めた円建ての価格が表示されます。
④表示されたフライトから希望するものを選択します。
「ファーストクラスも“夢”じゃない!!~ANASFC会員のマイル呟きブログ~」で紹介されている例では、日本では「シルバーウィーク」期間の往路:2015年9月19日(土)東京発、復路:9月22日(火)ロサンゼルス(LA)発の便を検索したところ、
シンガポール航空 233,430円
ANA 282,990円
という結果が表示されました(2015年6月30日検索)。
さすがに、シルバーウィーク期間中ということで、料金は高めです。とても手が出るような値段ではありません。
しかし、“裏ワザ”を使うことによって、この手が出ない値段を劇的に安くすることができます。
ここでも、「ファーストクラスも“夢”じゃない!!~ANASFC会員のマイル呟きブログ~」で紹介されている方法を示します。
この方法は、海外のExpediaのサイトから検索するというものです。手順の概要を以下に示します。
①日本サイトの一番下にある「各国のサイト」の国旗の中から、日の丸以外を選びます。「ファーストクラスも“夢”じゃない!!…」ブログでは、アメリカ国旗(星条旗)を選んでいます。
②すると、見覚えのある画面が登場します。日本のサイトと基本的なフォーマットは同じで、日本語が英語に置き換わっただけです。
③日本のサイトと同様に、必要事項を入力し、検索(Search)します。
上にある条件と同様に、往路:2015年9月19日(土)東京発、復路:9月22日(火)ロサンゼルス(LA)発の便を検索したところ、
シンガポール航空
157,821円(日本サイト233,430円)▲75,609円
ANA
218,177円(日本サイト282,990円)▲64,813円
なんと、全て30%OFF前後の価格になります!!
引用:「ファーストクラスも“夢”じゃない!!~ANASFC会員のマイル呟きブログ~」
(※1米ドル=123円の換算です。)
詳しくは、「ファーストクラスも“夢”じゃない!!~ANASFC会員のマイル呟きブログ~」をご覧ください。
「Expedia」では、クレジットカード会員を対象に、専用の割引クーポンがあります。このクーポンを使ってExpedia上でホテル、またはホテルと航空券を予約すると、料金が割り引かれます。
このクーポンの発行方法は、Expediaの専用サイトにログインし、クレジットカード番号の上4~6桁を入力し、「クーポン発行」ボタンを押すだけです。決済画面で、クーポンコードを入力すれば、割引が適用されます。
以下に、クレジットカード会員向けのクーポンを国際ブランド別にご紹介します。ぜひご参考にしてください。
(1)JCB会員限定
・海外ホテルが8%OFF、航空券+ホテルが2,500円OFF(※10万円以上(税抜)のご予約に利用可能)
・キャンペーン期間:2017年1月15日まで
・クーポン利用対象旅程期間:2017年6月30日チェックアウト分まで
詳しくは、次のサイトをご覧ください。
(2)MasterCard会員限定
・海外ホテルが7%OFF、航空券+ホテルが2,500円OFF(※10万円以上(税抜)のご予約に利用可能)
なお、期間限定で、さらにお得な海外ホテル9%割引クーポンが利用できます。詳しくは、MasterCardブランド提携サイトをご覧ください。
・キャンペーン期間:2017年1月15日まで
・クーポン利用対象旅程期間:2017年6月30日チェックアウト分まで
クーポンの詳細については、次のサイトをご覧ください。
「マスターカードのカード会員様限定今すぐ使えるお得なクーポン!」
(3)アメリカン・エキスプレス会員限定
・海外ホテルが8%OFF、航空券+ホテルが3,750円OFF(※15万円以上(税抜)のご予約に利用可能)
・キャンペーン期間:2017年1月15日まで
・クーポン利用対象旅程期間:2017年6月30日チェックアウト分まで
詳しくは、次のサイトをご覧ください。
「アメリカン・エキスプレスのカード会員様限定今すぐ使えるお得なクーポン!」
なお、Visaとダイナースには、会員限定のクーポンはありません。
・海外のサイトにもお得なクーポンがあります
また、デジタルクーポンサイトの運営会社クーポンズ・ドット・コム(COUPONS.com)のサイトから、Expedia用の各種のクーポンを利用することが可能です。こちらも、お得なクーポンがそろっています。サイトは平易な英語で記載されており、表示された指示に従って簡単にクーポンを発行・利用できます。詳しい内容は、次のサイトをご覧ください。
いかがでしたか。
今回は、便利なホテル・航空券予約サイト「Expedia」について、ご紹介してきました。
Expediaは、通常の利用方法でも十分使いやすいのですが、“裏ワザ”を使うことによって、さらにお得に航空券が購入できます。これは、試してみないわけにはいかないでしょう。Expediaを利用する楽しみが増えます。
また、クレジットカード会員の方は、会員限定の割引クーポンを利用することができます。こちらも、ぜひ利用したいものです。
「Expedia」とクレジットカードを上手にコラボレーションさせて、海外旅行を楽しみたいですね。
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海外でレンタカーを利用する際には、必ず保険に入る必要があります。
海外滞在の際には持っていた方がよいクレジットカードですが、クレジットカードの保有者であれば、レンタカーを利用するときに、付帯する保険で「レンタカー保険」をカバーできれば便利だと考えることもあるかと思います。
そこで、今回は、海外でレンタカーを利用する際に必要な保険の基本的な事項を中心にご紹介します。
海外でレンタカーを借りるときには、必ず保険に入る必要があります。
海外レンタカーの保険の種類と内容について、以下に表にまとめました。ご参照ください。
海外レンタカーの保険の種類と内容
保険の名称 | 内 容 |
LP・PP 自動車損害賠償保険 |
日本の自賠責保険のような対人・対物保険です。レンタル料の中に強制的に含まれます。
ただし、補償額は国や地域(例えば、州)によって異なるので確認が必要です。 |
LDW 車両損害補償制度 |
レンタカーの盗難や破損の修理費が免除される制度です。
ただし、車の鍵を付けたままで盗難にあった場合は対象外です。 |
LSI・SIL・LIS 追加自動車損害賠償保険 |
上のLP(自動車損害賠償保険)の補償額をアップするオプションです。
自動車損害賠償保険の補償額が低い場合に加入します。 |
PAI 搭乗者傷害保険 |
本人や同乗者が、レンタカーの事故で死亡またはけがをしたときの補償です。 |
PEC・PEP 携行品保険 |
車内の所持品の盗難・損害を補償します。 |
海外の「レンタカー保険」には、基本的に、上の表にあるように、5種類があり、そのうち、「自動車損害賠償保険(LP・PP)」は「損賠責任補償」が適用される保険で、レンタカー料金の中に含まれますので、別途加入する必要はありません。
また、海外でレンタカーを借りる場合は、必ず保険に加入する必要がありますが、その保険は、現地で加入する必要はなく、どこで加入しても問題ありません。手順としては、まずレンタカーを借りて、その後保険に加入することになります。
クレジットカードに付帯する保険の中で純粋に「レンタカー保険」として付帯するサービスは、年会費無料のカードはもちろん、ゴールドカードにも存在しません。
クレジットカードに付帯する保険で「レンタカー保険」として適用可能なものは、「海外旅行傷害保険」になります。この海外旅行傷害保険のうち、補償が「レンタカー保険」に該当するものを表にまとめて以下にご紹介します。
補償が「レンタカー保険」に該当する海外旅行傷害保険
補償項目 | 対象内容 |
傷害死亡・後遺障害 | 事故で死亡した場合、または後遺症障害が残った場合の補償 |
傷害治療費用 | 事故でけがをした場合の治療費用 |
携行品損害 | 携行品(身の回りの物)の盗難・破損の補償 |
海外旅行傷害保険のうち、上に挙げた3つの補償が、レンタカー利用時にも適用される保険です。これらの補償はすべて、本人に対しての補償となっています。
さらに、海外旅行傷害保険は、純粋な「レンタカー保険」ではなく、ある程度の補償がカバーされるという性質のものです。海外旅行傷害保険は、上でご紹介した「レンタカー保険」でいえば、「搭乗者傷害保険(PAI)」と「携行品保険(PEC・PEP)」をカバーしているにすぎません(実際は、全範囲をカバーしていません。)。この点については、十分に注意しておく必要があります。
クレジットカードに付帯する保険では、レンタカー保険の補償内容を十分にカバーできないことが分かりました。これでは、万一の事故に対しては不安が残ります。
この記事の冒頭で、海外レンタカーの保険の種類(5つ)とその内容について、ご紹介しました。これらのうち、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険は、「レンタカー保険」でいうところの「搭乗者傷害保険」と「携行品保険」をほとんどカバーしていると考えられます。
そこで、レンタカー保険は、次に挙げる3つの保険には最低でも入っておきたいところです。何かがあったときの備えになり、安心です。
・自動車損害賠償保険(LP・PP)
・車両損害補償制度(LDW)
・追加自動車損害賠償保険(LSI・SIL・LIS)
しつこいようですが、念のため、これらの保険の内容をもう一度掲載しておきます。この機会に、3つの保険の存在だけでも構いませんので、覚えてくださいね。
保険内容
保険の名称 |
内 容 |
LP・PP 自動車損害賠償保険 |
日本の自賠責保険のような対人・対物保険です。レンタル料の中に強制的に含まれます。
ただし、補償額は国や地域(例えば、州)によって異なるので確認が必要です。 |
LDW 車両損害補償制度 |
レンタカーの盗難や破損の修理費が免除される制度です。
ただし、車の鍵を付けたままで盗難にあった場合は対象外です。 |
LSI・SIL・LIS 追加自動車損害賠償保険 |
上のLP(自動車損害賠償保険)の補償額をアップするオプションです。
自動車損害賠償保険の補償額が低い場合に加入します。 |
ちなみに、話は変わりますが、空港でレンタカーを借りると空港サーチャージ(空港使用料)や追加料金を取られるため、空港の外で借りる方が一般に安いとされています。
例えば、アメリカでは、空港の外であっても、市街地の至る所でレンタカーを借りることができますので、不便さはさほど感じないと思います。
万一のために保険にお金をかけた場合、それ以上の費用が発生するのを抑えるために考えられる対策の一つとしては、以上のようなことがあります。
なお、荷物を持って移動するのが面倒という方は、空港で借りる方がよいでしょう。また、海外でレンタカーを初めて借りるという方にとっては、空港で借りる方が、利用方法などの点で分かりやすいと考えられます。
いかがでしたか。今回は、海外でレンタカーを利用する際に必要な保険についてご説明してきました。
クレジットカードに付帯する保険は、レンタカー保険の一部として利用することは可能ですが、万一の事故に対しては一部がカバーされるにすぎません。
このため、上でご紹介しましたレンタカー保険には最低3つ加入しておきたいところです。これらの保険に加入することにより、レンタカー利用時の安心感が増します。
海外でレンタカーを運転する際は、心に余裕を持ってドライブを楽しみたいですね。
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「ゴールドカード」といえば、一般カードと比較してお得な特典も多く、空港ラウンジが利用できたり、保険が充実していたりするのが魅力の一つです。
ゴールドカードは、「プラチナカード」よりもグレードが劣りますが、年会費などの運用コストを考えると、お得な特典がついているなど、コストパフォーマンス(コスパ)の高いカードもあります。
そこで、今回は、「プラチナカード保有者が選ぶ年会費1万円までのゴールドカード5選」と題して、コスパの高いゴールドカードをご紹介します。
「ANA VISAワイドゴールドカード」は、「ANAのマイルをためて、特典航空券でお得に旅行したい」という方におすすめのカードです。
年会費は14,000円(税別)ですが、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細サービス」を併用すると、年会費が9,500円(税別)にまで割り引かれます。
また、毎年入会・継続ボーナスマイルとして2,000マイルがもらえます。1マイル=1.5円の価値と考えると、実質負担は年6,500円となります。
ANA一般カードと「ワイドカード」の場合、カードでためたポイントを1ポイント=10マイルという交換レートにするためには、1年に6,000円(税別)のマイル移行費用がかかります。しかし、「ANA VISAワイドゴールドカード」の場合、マイル移行費用が無料になりますので、これも考慮すると、ANA一般カードとの年会費の差は2,000円程度しかありません。
そのほか、ANA一般カードと比べて、搭乗ボーナスマイルが2.5倍の25%になったり、50万円以上の利用で適用されるステージ特典でもらえるポイントが2倍になったり、ポイントの有効期限が2年から3年へ延長になったりするなど、さまざまな特典が用意されています。
また、空港ラウンジや、国際線のビジネスチェックインカウンターの利用も可能です。そして、保険についても、海外・国内旅行傷害保険が最高5,000万円付帯されます。さらに、国内のショッピングでは、1回払いで最高300万円のショッピング補償と充実した内容になっています。
「ANA VISAワイドゴールドカード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「dカードGOLD」は、株式会社NTTドコモが発行するカードであり、すべてのドコモユーザーにおすすめです。
年会費は10,000円(税別)で、初年度から発生しますが、新規入会キャンペーンをうまく活用すれば、年会費の1年分程度は取り戻せるでしょう。
「dカードGOLD」の最大の特長は、ドコモのケータイ利用料金、「ドコモ光」の利用料金に対して、10%ポイント還元になるdポイントクラブのゴールドステージが保証されている点です。これによって、ドコモのケータイと「ドコモ光」の料金が常時、10%ポイント還元の恩恵を受けます。
さらに、事故、紛失、盗難、破損でスマートホンなどが修理不能なときに、同一機種の購入費用を負担してくれる「dカードケータイ補償」も付帯していますので、万一の際にも安心です。
「dカードGOLD」は、共通ポイントの「dポイント」を最もお得にためることができます。マクドナルド、ローソンなどのお店でも、お得にためることができます。また、「dマーケット」や「dケータイ払いプラス」、「dポイントアップモール」を利用すれば、ネットショッピングのポイント還元率も大幅にアップすることができます。
このようにしてたまった「dポイント」は、ローソンのお試し引換券をはじめ、お店(実店舗)やネットショッピング、ドコモのケータイ料金の支払いなどに有効に利用することができますので、使い道に困るということはないでしょう。
これらのほかにも、ドコモポイントクラブのゴールドステージでは、抽選で高級ホテルやレストランの招待券が当たるといった特典もありますので、楽しみも増えます。
さらに、海外旅行傷害保険は最高1億円、国内旅行障害保険も5,000万円の補償と十分な内容です。そして、空港ラウンジや、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のドコモラウンジも利用することができます。
「dカードGOLD」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「楽天プレミアムカード」の最大の特長は、何といっても、「プライオリティ・パス」を無料で利用できるという点です。「プライオリティ・パス」とは、世界120か国、850か所以上の空港のラウンジを利用できるパス(カード)です。
年会費が通常399ドルかかる「プライオリティ・パス」が、年会費10,000円(税別)を支払えば、カードの特典として利用できますので、これだけでも相当お得といえます。
また、楽天市場が常時1%ポイントアップ、そして、選べるコースで「楽天市場コース」を選べば、火曜と木曜はさらに1%ポイントアップ、誕生月なら、さらに1%ポイントアップと、楽天市場などの楽天グループもかなりお得に利用できます。これらから得られるポイントも考えると、楽天ユーザーはぜひ持ちたいカードといえるでしょう。
「楽天プレミアムカード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費10,000円(税別)のゴールドカードとして、最高5,000万円補償の海外旅行傷害保険や空港ラウンジサービスを受けることができます。
また、航空機のフライト遅延などのトラブルによる損害を補償する保険として、「保険航空機遅延費用・乗継遅延費用補償」と、「航空機寄託手荷物遅延費用補償」が自動付帯する点が大きな特長です。このような保険は通常、プラチナカードでないと付帯しておらず、ゴールドカードで付帯しているケースは極めてまれです。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、これらの保険を付帯しているだけでなく、その補償額は、「三井住友VISAプラチナカード」(年会費50,000円+税)や、「SuMi TRUST CLUB プラチナカード」(年会費35,000円+税)といった年会費の高いプラチナカードを凌駕しています。特に、「航空機寄託手荷物遅延費用補償」は最高10万円補償となっており、いざというときに非常に安心です。
さらに、独自の特典として、「海外利用分ポイント2倍」や、「セゾン手荷物無料宅配サービス」(海外旅行からの帰国時に、空港からスーツケース1個を自宅など送りたい所まで無料宅配)を備えています。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の公式サイト
オリコカードのうち、最もおすすめするのが、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカードザポイントプレミアムゴールド)」です。
年会費1,950円(税別)とリーズナブルな設定ですが、海外旅行傷害保険(最高2,000万円補償)が自動付帯されています。
このカードのメリットとしては、ポストペイ(後払い式)電子マネーのiD・QUICPayが付帯しており、iD・QUICPay支払いの場合、ポイントが0.5%分プラスされますので、電子マネー利用時は1.5%還元になります。コンビニなどでは、便利にお得に利用することができます。
また、オリコモール経由の利用では、特別加算ポイントが1%プラスされますので、ネットショッピングもお得に利用することができます。
さらに、入会6か月間は、ポイント還元率が2.0%という特典もあります。
「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の詳細については、カードの公式サイトをご覧ください。
「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の公式サイト
いかがでしたか。今回は、おすすめのゴールドカードを5つご紹介してきました。5つといっても、特典の内容はさまざまです。
普段よく利用されるサービスやお店をお得に利用したい、マイルを効率的にためたい、ワンランク上のサービスをお得に受けたいなど、目的に応じて、ご自身に合ったゴールドカードを検討してみるのもよいでしょう。
クレジットカードを上手に活用して、何気ない日常に彩りを添えてみてはいかかがでしょうか。
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海外で病気にかかったり、けがをしたりして治療をすると、とんでもない金額の治療費を請求されることがあります。このような高額の治療費は、日本人にとって想像を絶するものです。
このような場合、あらかじめ保険に加入していると安心です。
クレジットカードには、海外旅行傷害保険が付帯するものが多く存在します。
そこで、今回は、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険についてご説明するとともに、レンタカーを利用される際の保険に関する留意点、そして、付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードについてご紹介したいと思います。
クレジットカードの付帯保険をチェックする際、必ず「傷害・疾病」の項目を見ましょう。この補償金額が高いカードは、良いカードといえます。
傷害によって死亡したり後遺症が発生したりした場合は、複数枚持っているクレジットカードのうち、最も金額の高いものが選ばれ、その金額を限度に支払われます。このため、例えば、「死亡・後遺障害で1億円補償」というプレミアムクラスのクレジットカードを数枚持っていたとしても、補償金は1億円以上出ません。
これに対して、「傷害・疾病治療」、「賠償責任」、「携行品被害」、「救援者費用」の場合は、実際にかかった費用を上限として、加算されていきますので、複数枚のカードを持つ意味があります。例えば、「傷害・疾病治療費の補償金額が200万円」というカードを5枚保有している人は、最高1,000万円の治療費が補償されることになりますので、海外での高額の長期入院治療費も賄うことができます。
海外では、日本円にして300万円や400万円といった治療費はよくあることです。何と1,000万円ということもあります。海外での治療費は、日本人の想像を絶するものです。このような高額の治療費は、保険に加入していなかったら、到底支払えるものではありません。
先の節では、複数枚のカードを保有すると、傷害・疾病治療費の補償金額が加算されていくことをご説明しました。
ただし、これは、付帯条件が「自動付帯」でないと都合が悪いことに留意する必要があります。
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険には、「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があります。「利用付帯」が条件のカードは、自宅を出発してから日本を出国するまでに利用した公共交通機関の料金をカードで決済するか、または、ツアー代金自体をカードで事前に決済しておく必要があります。このため、複数枚の利用付帯カードの補償金額をすべて加算していくことは難しくなります。
これに対して、「自動付帯」のカードは、カードの名義人が海外に行きさえすれば、無条件で保険が付帯されます。このため、とにかくカードを保有さえしていれば、補償金額が保有枚数に応じて加算されます。
以上のことから、クレジットカードは、海外旅行傷害保険が「自動付帯」のカードを選びたいものです。
海外旅行や出張では、レンタカーを利用するという方もおられると思います。
海外でレンタカーを借りるときには、必ず保険に入る必要があります。
クレジットカードに付帯する保険の中で、純粋に海外レンタカーの保険(「レンタカー保険」)として付帯するサービスは、年会費無料のカードはもちろん、ゴールドカードにも存在しません。さらに、クレジットカードに付帯する保険では、「レンタカー保険」が適用されない場合がほとんどです。
Q:自分の海外旅行傷害保険やクレジットカードの保険は適用されますか?
A:適用されない場合がほとんどです。詳しくは、ご契約の保険会社・カード会社にお問い合わせください。
引用:ハーツレンタカーの公式サイト「初心者でも安心!海外・ハワイドライブパーフェクトガイド」「よくある質問」
これでは、万一の事故に対しては不安が残ります。そこで、ぜひ入っておきたいレンタカー保険3つを以下の表にまとめました。何かがあったときの備えになり、安心です。ご参照ください。
入っておきたいレンタカー保険
保険の名称 | 内 容 |
LP・PP 自動車損害賠償保険 |
日本の自賠責保険のような対人・対物保険です。レンタル料の中に強制的に含まれます。
ただし、補償額は国や地域(例えば、州)によって異なるので確認が必要です。 |
LDW 車両損害補償制度 |
レンタカーの盗難や破損の修理費が免除される制度です。
ただし、車の鍵を付けたままで盗難にあった場合は対象外です。 |
LSI・SIL・LIS 追加自動車損害賠償保険 |
上のLP(自動車損害賠償保険)の補償額をアップするオプションです。
自動車損害賠償保険の補償額が低い場合に加入します。 |
付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードも存在します。その一つが「エポスカード」です。
Visa付きのエポスカードの場合、海外旅行傷害保険が自動付帯されます。海外旅行時のけが、病気、携行品の損害などに対して補償されます。出発前の届け出や手続きは一切不要です。
エポスカードは、年会費無料でありながら、治療を受けるために、実際に支出した金額(治療費、入院費、薬剤費など)に対して、最高270万円の保険金が支払われます。
補償内容
保険の種類
保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円 傷害治療費用 200万円(1事故の限度額) 疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額) 賠償責任(免責なし) 2000万円(1事故の限度額) 救援者費用 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) 携行品損害(免責3,000円) 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
引用:エポスカードの公式サイト「海外トラベルサービス」「海外旅行傷害保険」
付帯する保険が優秀なクレジットカードとして、もう一つご紹介したいのが「REX CARD Lite」です。
これは、株式会社ジャックスが発行する年会費無料のカードです。また、ポイント還元率が1.25%と高いこともメリットの一つです。
こちらも、自動付帯される海外旅行傷害保険の内容が厚く、安心感の高いカードです。詳しくは、以下の表をご参照ください。
補償内容と保険金額
補償項目 保険金額 補償する場合 傷害死亡 最高2,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に亡くなられたとき 後遺障害 80~2,000万円 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に後遺障害を生じたとき、その程度に応じて 傷害治療費用 最高200万円 事故の日を含めて180日以内に偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けられたとき 疾病治療費用 最高200万円 疾病が原因で旅行期間終了後48時間以内に医師の治療を受けられたとき、または特定の伝染病が原因で14日以内に医師の治療を開始したとき 賠償責任 最高2,000万円 他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負ったとき 携行品損害(免責 3,000円) 1旅行かつ1年間の限度額
最高20万円 携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けたとき 救援者費用 1年間の限度額
最高200万円 捜索救助等が必要になった場合
引用:株式会社ジャックスの公式サイト「トラベルサービス」「海外旅行傷害保険」
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険には2種類あり、「自動付帯」のカードを選ぶことが重要です。
また、海外でレンタカーを利用される方は、クレジットカードに付帯する保険では、「レンタカー保険」をほとんどカバーしないことに留意する必要があります。
そして、付帯する海外旅行傷害保険の内容が優れたクレジットカードも存在します。このようなカードをうまく利用することにより、海外での滞在を安心して楽しむことができます。
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海外の広大な地では、移動にレンタカーを利用したいという場面もあることと思います。そのような場合、現地でレンタカーを借りるというのが最も一般的だと思います。
いつも海外レンタカーにレンタル比較サイトを何時間も調べて無駄な時間を費やすわけでして、そんな私の出した結論をとして、日本のサイトから簡単に予約をすることができる海外レンタカー予約サービスをご紹介するとともに、海外のレンタカーの費用などについてご説明したいと思います!
海外でレンタカーを借りようと考えている方が、出発前に日本に居ながら予約できるサービスがあります。代表的なサービスの一つとして、「H.I.S.海外レンタカー予約」があります。
ここでは、この「H.I.S.海外レンタカー予約」をご紹介します(決して、HISの回し者ではないですよ。)
「H.I.S.海外レンタカー予約」は、日本でもおなじみの旅行会社H.I.S.が提供する、海外のレンタカー会社を一括検索し、レンタカーの予約ができるサービスです。全世界400都市、約1,000の営業所に対応しています。滞在先のホテル、目的地付近の営業所が簡単に探せます。
事前にサービス内容を確認することができ、日本円で支払いが完了します。現地カウンターでの煩わしい手続きも簡略化されますので、非常に便利です。
また、出発日当日も、現地到着後も最大4時間前まで予約が可能です。さらに、利用しなければ、キャンセル手数料もかかりません。
サービスの詳しい内容は、H.I.S.海外レンタカー予約の公式サイトをご覧ください。
海外レンタカーの費用の大まかな内訳は、レンタル料、保険、税金の3つです。これらの3つについて、以下にご説明します。
レンタカーのレンタル料です。基本的に、日数に応じて車を借りるため、距離は無制限になります。1日30ドル程度が目安です。
保険は、次に示すように、いくつかの種類があります。スタンダードプランですと1のみです。2~6はオプションで、これらをフルパッケージにしたサービスが多く存在します。オプションを追加するかどうかで費用が変わってきます。このため、レンタカーの費用では、保険にかかる費用が最も大きく違ってきます。
1.自車両損害補償保険(CDW: Collision Damage Waiver)
いわゆる自賠責です。ミニマムのプランでも付いてきます。
2.追加自動車損害賠償保険(対人・対物)(SLI: Supplimentary Liability Insurance)
任意保険です。EP(Extended Protection)ともいいます。
3.パーソナル事故保険(Personal Accident Insurance)
自損事故のときに、同乗者の補償をする保険です。
4.第三者傷害保険(3rd Party Liability)
事故の当事者でない第三者を補償する保険です。
5.対無保険者傷害保険(UMP: Uninsured Motorist Protection)
事故を起こした相手の車が保険に加入していないときに、その分の費用も保険会社が負担してくれるという保険です。
6.盗難保険(Theft Protection)
車上荒らしにあったときに備えての保険です。
上の2~5の任意保険は、1日30ドル程度かかります。これらの保険に加入せずに事故を起こしてしまった場合、数万ドルの実費がかかることがありますので、忘れずに入っておきたいところです。
以下の2つがあります。
・地方税(Local Taxes)
地域(例えば、州)ごとに定められている税金(Tax)です。地域によっては、ツーリスト税を課しているところもあります。
・空港サーチャージ(Airport Surcharge)
税金と同様の性格があるため、ここでは「税金」のカテゴリーに含めています。「空港使用料」、「空港利用料」などともいわれます。空港内で車を借りるか返すと取られます。空港サーチャージは意外と高額ですので、市街地の営業所で車を借り(そして返し)、空港へはタクシーなどで行った方が安いことがあります。
日本から海外レンタカーを予約できる代表的なサービスは、H.I.S.海外レンタカー予約と、楽天トラベルの海外レンタカー予約です。これらの2つのサービスでは、先にご説明しました保険をフルパッケージとして提供しています。保険がフルパッケージにされたプランの場合、現地で借りるよりもリーズナブルです。
海外の業者に直接予約をすると、スタンダードパッケージは安いのですが、オプションは基本的に現地で精算となります。このため、日本で、フルパッケージで予約した方が安くなります。
H.I.S.海外レンタカー予約では、欧米のHertz、DOLLAR、Alamo、AVIS、Budget、Nationalといったメジャーなレンタカー会社を一括で検索することができます。任意保険は、フルパッケージからスタンダードまで選べます。
また、H.I.S.海外レンタカー予約には、「おまかせ!ナビクーポン」というプランがあります。これは、日本語音声カーナビが付き、任意保険と税金とガソリン満タン1回分が料金に含まれた便利でお得なプランです。必要なものはすべて料金に含まれていますので、現地でのやり取りが簡単です。特に、海外レンタカーに慣れていない方にはおすすめです。詳しくは、H.I.S.海外レンタカー予約の公式サイトをご覧ください。
このようなプランを利用するとさらにお得です。レンタカーを利用するエリアにおいて選択できる場合は、H.I.S.海外レンタカー予約を利用するのが、他のサービスよりも安いことが多いと思います。
楽天トラベルの海外レンタカー予約もご紹介しておきます。このサービスには、欧米のメジャーなレンタカー会社(Hertz, DOLLAR, Alamo, AVIS, Budget, SIXT, Europcar)だけでなく、バンコク、ソウルのレンタカー会社まで、ラインナップがあります。任意保険は、基本的にフルパッケージです。詳しくは、楽天トラベルの海外レンタカー予約の公式サイトをご覧ください。
海外のレンタカー会社は、予約サイトが日本語であっても、現地払いがほとんどです。車種選択の金額はレンタル料金と自賠責のみであるため、オプション追加(任意保険、税金など)でさらに上乗せされたものが合計額になります。
また、現地において英語で追加オプションを勧められることが多くあります。英語の対応に慣れていない方は、日本でフルパッケージを支払えるサービスを利用されるとよいでしょう。
一般的にいいますと、空港でレンタカーを借りると空港サーチャージや追加料金を取られるため、空港の外で借りる方が安いとされています。
例えば、アメリカでは、空港の外であっても、市街地の至る所でレンタカーを借りることができますので、不便さはさほど感じないと思います。
なお、荷物を持って移動するのが面倒という方は、空港で借りる方がよいでしょう。また、海外でレンタカーを初めて借りるという方にとっては、空港で借りる方が、利用方法などの点で分かりやすいと考えられます。
海外旅行や出張では、レンタカーを借りて目的地に行くのが便利な場合があります。ですが、日本とは違って、現地で借りることに抵抗がある方もおられると思います。
しかし、そのような心配は、無用といっていいでしょう。日本でおなじみの企業には、海外レンタカーの予約サービスがあり、日本語のホームページから簡単に予約ができてしまいます。また、現地で借りるよりもお得なことが多くあります。
今回ご紹介しました日本のサービスを利用して、快適な海外滞在を楽しみましょう。
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飛行機を使って旅行や出張をされることが多い方にとっては、マイルの存在は気になるところです。
「クレジットカードを利用すると、さらにお得にマイルをためられる」というような話を聞いたことがある方もおられるかと思います。
そこで今回は、ANAカードでマイルをためることを想定し、ANAカードの基本的な事項、実質的なコスト、このコスト面からお得な「ANAワイドゴールドカード」を中心に、ご説明したいと思います。
はじめに、ANAカードの基本的なことについてご紹介します。
ANAカードは、グレード(ランク)に応じて、次の4つに分類されます。
ANAカードの選択肢
・ANA一般カード (年会費2,000~7,000円(税別))
・ANAワイドカード (年会費7,250円(税別))
・ANAワイドゴールドカード (年会費14,000~31,000円(税別))
・ANAプラチナカード (年会費70,000~155,000円(税別))
下に行くほどグレードが高くなります。これらのカードのうち、年会費が安い「ANA一般カード」の特徴を次にご説明します。
ポイント有効期限
ANA一般カードのラインナップは、VISA、MasterCard、Suica、TOP&ClubQ、JCB、JCB ZERO、ToMe CARD PASMO JCB(通称ソラチカ)、アメリカン・エキスプレスの8種類です。マイル還元率は、JCB ZEROを除いて、すべて1%です(JCB ZEROは0.5%)。
年会費が7,000円(税別)のアメリカン・エキスプレスは、さらに年間6,000円のポイント移行コースに登録すると、ポイントに有効期限がなくなります。これは大きなメリットといえるでしょう。
年会費の超割引
また、三井住友カードが発行する4種類のカードは、「マイ・ペイすリボ」に登録して1年に最低1回決済に使えば、年会費が、VISAとMasterCardでは1,025円、SuicaとTOP&ClubQでは751円にまでそれぞれ割り引かれます。
なお、「マイ・ペイすリボ」とは、カード利用者があらかじめ指定した毎月の支払い金額を超えた分がリボ払いとなる支払い方法のことです。詳しくは、三井住友カード株式会社の公式ホームページをご覧ください。
三井住友カード株式会社の公式ホームページ「マイ・ペイすリボ」
マイルの稼ぎやすさ
上でご紹介した4種類のカードをすべて発行した場合、年会費は3,552円(税別)です。毎年、継続ボーナスとしてカード1枚につき1,000マイル追加されます。1マイル=0.96円の計算となります。この4種類のカードを決済に使わず所有しているだけでも、毎年4,000マイル追加されることになり、楽にマイルを稼ぐことができます。
移行手数料
継続ボーナスはカードポイントとしてではなく、ANA本体から直接マイル口座にANAマイルが振り込まれますので、マイル移行費用は一切かかりません。新規入会キャンペーンの条件が良いときに、順次発行していくのがよいでしょう。
一方、ANA JCB一般カードには、年会費割引がありません。しかし、年会費は2,000円(税別)で、継続ボーナスが毎年1,000マイル追加されます。1マイル=2円の計算となります。こちらも、新規入会キャンペーンの条件が良いときに、発行していくのがおすすめです。
ANAカードは、年会費だけに注目しても、お得なのかどうかよく分かりません。ここで、そもそも、ANAカードを保有する目的は何であったのか、思い出してみましょう。その目的とは、「マイルをためる」ということではなかったのでしょうか。
このような目的から、ANAカードは、年会費とマイル移行費用のセットで、実質的なコストを考える必要があります。
一例として、ANA VISAカードの各グレードで、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細」を併用して年会費割引を受けた場合の実質的なコスト(年会費+マイル移行費用)の比較を、以下の表にまとめました。ご参照ください。
コスト比較
カードの種類 | 年会費(税別)
(A) |
マイル移行費用(税別)
(B) |
実質的なコスト(税別)[(A)+(B)] |
ANA VISA Suicaカード
(一般カード) |
751円 | 6,000円 | 6,751円 |
ANA VISAワイドカード | 6,275円 | 6,000円 | 12,275円 |
ANA VISAワイドゴールドカード | 9,500円 | 0円 | 9,500円 |
毎年、ポイントをマイルに移行する場合、VISAで「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細」を併用すると、「ワイドゴールドカード」ではマイル移行費用が無料になり、全体的なコストは格下の「ワイドカード」よりも安くなります。また、「ワイドゴールドカード」のコストは、一般カードとわずか2,749円の差です。
さらに、この2,749円という差は、毎年追加される継続ボーナスの1,000マイル、そして、マイル還元率の違い、保険、その他の特典(ベネフィット)を考慮すると、ほとんど誤差の範囲内といえるでしょう。特に、年間決済額が300万円を超える場合は、なおさらです。
上でご説明しましたとおり、「ワイドゴールドカード」の実質的なコストは、一般カードとわずかな差です。このため、「ワイドゴールドカード」についても、ぜひ知っておきたいところです。
そこで、一般カードよりも2ランク上のANAワイドゴールドカードの特徴と、そのメリットについてご説明します。
ANAワイドゴールドカードには、VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースの5種類があります。
新規入会時と毎年の継続ボーナスマイルは、ワイドカードと同じ2,000マイルです。フライトマイル積算率も、ワイドカードと同じです。特典に関しては、ワイドゴールドカードの方がやや良くなっています。
また、一般カードと違い、ショッピング枠の与信が100万円以上ありますので、限度額を過度に気にすることなく利用することができます。なお、使い続ければ、200万円または300万円までショッピング枠の増額も可能です。
ANAワイドゴールドカードの最大のメリットは、カードでたまったポイントのマイル移行費用が無料という点です。特に、三井住友カードが発行する2種類のANA VISA/MasterCardワイドゴールドカードは、先にご紹介しましたとおり、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細サービス」を併用すると、年会費が9,500円にまで割り引かれ、還元率も高くなりますので、非常にコストパフォーマンスが良いといえます。
また、年会費がさらに高いANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドと、ANAダイナースにもメリットがあります。
これらの2種類のカードには、入会キャンペーンでもらえる大量マイル(「入会から○ヶ月以内に○万円利用で○万マイル」というもの)と、ポイントサイト経由の入会でもらえる大量ポイント(「ポイントサイト経由の入会で○万ポイント」というもの)があります。
ポイントサイト経由の入会で数万の大量ポイントをうまく組み合わせると、6~7万マイルもたまる場合があります。3か月で大体30~40万円の決済が目安になりますので、普段から毎月10万円以上のカードの支払いがある人は、これらのカードを検討する余地がありそうです。
なお、入会キャンペーンやポイントサイト経由の大量マイルは、カードを一度発行してしまうと、二度と獲得する機会はありません。時期によって入会キャンペーンの内容が微妙に変わりますので、内容とともに相場を見極め、適切なタイミングで発行するようにしましょう。
そして、ANAワイドゴールドカード保有のメリットで忘れてならないのは、ANAマイルから「ANA SKYコイン」への交換比率アップです。「ANA SKYコイン」は、ANAの公式ホームページ上での航空券や旅行商品の支払いに利用可能な電子クーポンです。ANA一般カードの場合、50,000マイルの交換でその1.5倍の75,000コインになるのに対して、ワイドゴールドの場合は、1.6倍の80,000コインになり、お得です。
ANAマイルからANA SKYコインへの交換についての詳細は、ANAの公式ホームページをご覧ください。
ANAの公式ホームページ「ANA SKYコイン」「ANAマイレージクラブ」
では、ANAカードでは、どの国際ブランドを選ぶとよいのでしょうか。以下に、ANAカードの国際ブランド別の特徴をまとめました。ご参考ください。
これらの国際ブランドのカードは、三井住友カードから発行されています。ANA一般カードからゴールドカードまで、「マイ・ペイすリボ」と「WEB明細サービス」の併用によって年会費が抑えられ、マイル還元率も上げられるのが大きなメリットです。また、世界中に利用できる店舗が非常に多く、決済カードとして万能といえます。
JCBはかつて、マイル移行費用が安く、高額利用におけるボーナスに魅力があったため、低コスト運用を重視する人にとっては、魅力がありました。現在では、これらの特典が改悪されてしまい、ソラチカ以外のJCBの利用価値は、以前よりも低くなりました。
こちらのブランドも、世界の多くの国や地域で利用可能であり、特に、ハワイやグアム、台湾、韓国といった日本人が多く訪れる観光地では、有用といえるでしょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、定期的に魅力的な入会キャンペーンを行っています。このキャンペーン時にカードを発行し、その後、使い勝手、利用状況などに応じて、保有を継続するか、解約するかを決めていくのがよいでしょう。高額の年会費を支払う余裕があれば、ポイント有効期限のないANAカードとしての利用価値があるのではないでしょうか。
(4)ダイナース
これまでご紹介した国際ブランドと比べて、加盟店が少ないのですが、特典は比較的充実しています。
2015年12月以降、発行会社が三井住友トラストクラブ株式会社に代わりました。従来からの顧客層と年会費の高さを考えると、今後、特典は大幅に改悪されないと思われます。大量ポイント、大量マイルなどを伴う入会キャンペーンが行われた場合には、発行を検討してみてもよいでしょう。
いかがでしたか。今回は、ANAカードの選び方について、ご説明してきました。
そもそも、ANAカードを保有する目的は、「マイルをためる」ことです。カードを保有し上手に運用していくには、年会費だけではなく、マイル移行費用とセットで、実質的なコストを考える必要があります。
また、ANAカードには、カードの種類によって、さまざまな特典があります。これらの特典の内容やこれらが得られるタイミングとともに、特典が享受しやすく、また、利用する価値があるものであるかなど、カードの使い勝手を比較・検討することも重要です。
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スマートフォンの普及に伴い、さまざまなアプリが数多く登場しています。アプリをうまく使いこなし、一日を有意義に過ごされている方も多くおられることと思います。
クレジットカードを利用されている方にとって、ぜひ知っておきたいアプリとは何でしょうか?
その一つは、「資産管理アプリ」ではないでしょうか。
そこで今回は、資産管理アプリについて基本的な事項をご説明するとともに、代表的なアプリを3つご紹介したいと思います。
「資産管理アプリ」とは、一体どのようなアプリなのでしょうか。
資産管理アプリでは、大まかに、次に示すことができます。
・預金、証券などの自分の資産を取り込んで一覧で見る。
・クレジットカードや電子マネーの支出を自動的に取り込む。
・家計簿をつける。
この資産管理アプリを利用することにより、自分が「いつ、どこで、何に、いくらお金を使っているのか」をしっかりと把握し、無駄なお金は極力削るということを簡単に実践できます。
また、家計簿をつけるという行為は、基本的に続かないことが多いです。しかし、このアプリを使うことで、手動でほとんど入力することなく、自動的に家計簿をつけることができ、便利です。
特に、現金よりもクレジットカードや電子マネーを使うことが多いという人は、資産管理アプリによって自動的に家計簿がつけられますので、このアプリを利用・活用する価値があるといえるのではないでしょうか。
次に、代表的な資産管理アプリを3つご紹介していきます。こういうニーズのある方:
これらはすべて無料で利用することができます。ぜひご参考にしてください。
「Moneytree(マネーツリー)」は、家計簿の自動作成はもちろん、ユーザーが銀行口座やクレジットカードのログイン情報を登録すると、複数口座の明細を自動で読み込み、AI(人工知能)が自動判別で項目を分け、それぞれのお金の流れを一括で確認することができる機能があります。
そして、ユーザーは月や週ごとの支出を閲覧したり、過去から現在までの資産状況の推移を見たりすることができます。
ほかにも、nanaco(ナナコ)、SUICA(スイカ)などの電子マネー、さらに、ドコモのdポイント、Amazonポイントなどのポイントカードにも対応しています。
そして、Moneytreeは、資産管理アプリとしては国内で初めて、プライバシー認証機構であるTRUSTeを取得しました。
なお、Moneytreeの詳細については、公式サイトをご覧ください。
「Money Forward(マネーフォワード)」は、金融機関の口座情報やネット通販のアカウントを登録するだけで、複数の口座情報を一括で管理することができ、情報も自動更新されるという便利なアプリです。
登録できる金融機関などの種類も非常に多様であり、主要なものはほとんど網羅されています。およそ2,600もの金融関連サービスに対応しています。Windows、Macではブラウザで利用することができ、iPhoneやAndroidに対応したアプリもあります。
資産管理に関しては、銀行、証券会社、電子マネーなどを集計して、預金、現物株式、信用取引、投資信託、FX、年金などの項目ごとにポートフォリオが作成され、複数の金融機関を統合した資産合計の状況を可視化することができます。
また、調査によると、Money Forwardを利用しているユーザーは、月額平均11,642円の節約を実感したとのことです。節約ポイントがひと目で分かることが大きいと考えられます。
なお、Money Forwardの詳細については、公式サイトをご覧ください。
「Zaim(ザイム)」は、約550万人が利用しているアプリです。調査によると、家計簿に挫折した人の84%がZaimを「続けられる」と回答したそうです。
Zaimでは、自動的に銀行やクレジットカードの明細に接続し、自動で入手金を記録することができます。対応する金融機関は約1,500あり、ユーザーの多種多様なニーズにこたえるために、夫婦の共同収支、ギャンブル収支、お小遣い帳、資産管理など、さまざまな収支に対応しています。
Zaimには、医療費控除の対象を自動抽出する機能、ファイナンシャルプランナーの監修のもと、必要な保障額診断を個人の家計や世帯に合わせた形で、どのくらいの保障が必要かをシミュレーションしてくれる機能(「わたしの保険」)、そして、確定申告の対象であるかどうかを分かりやすくチャートで説明し、簡単にチェックできる機能(「わたしの確定申告」)があることが特長の一つです。
なお、Zaimの詳細については、公式サイトをご覧ください。
クレジットカードを頻繁に利用される方にとって、資産管理アプリは有用なツールと考えられます。
資産管理アプリは、操作がそれほど難しくなく、セキュリティに対してもかなり配慮されています。そして、使い勝手、機能なども年々向上しています。これまで資産管理アプリを使ったことがないという方にも、安心して利用できると思います。
今回ご紹介しました資産管理アプリを参考にされ、ご自身に合ったアプリを探されてはいかがでしょうか。
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