こんにちは、プラチナカードホルダーのまひです。プラチナカードはポイント還元率が低いと言われていますが、本当でしょうか。
実はそうとは限りません。もともと還元率の低いアメックスは別として、ダイナースクラブプレミアムカードはそんな常識を打ち破ります。
年会費がバーゲン価格と思えるのは本当です。
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高級クレジットカードはサービス重視
では、ダイナースクラブプレミアムカードのポイント還元率はどの程度でしょうか。ポイントは100円で2ポイントです。利用代金への還元は100ポイントで30円、つまり0.6%です。プラチナカードでは高い方でしょうが、一般的なクレジットカードから見れば「高還元率」とは言えません。
しかし、これがマイレージへの移行となると話が変わります。
積算マイル
マイル換算
1ポイント=1マイル
(ご利用金額100円=1ポイント)マイル移行単位
1,000ポイント(1,000マイル)単位
マイル移行上限
80,000ポイント⇒80,000マイル/年間
移行手数料
なし
- ※年間参加料(6,480円(税込み)/年間)
積算対象
「ダイナースグローバルマイレージ」にご参加の個人会員(法人カード・提携カードなど一部対象外があります)の方で、ANAマイレージクラブ会員の方
1ポイント1マイルで交換できるのです。しかも、交換可能な航空会社もANAを筆頭に5社あります。
この威力がどのようなものかを調べてみると・・・
必要マイルチャート
必要マイル数を確認
片道(1区間)・往復同区間(2区間)旅程の必要マイル早見表(例)
全旅程の距離※ 対象路線 特典交換必要マイル数 片道:1区間 往復:2区間 0~600マイル区間 東京 ⇔ 秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪 L 5,000
R 6,000
H 7,500L 10,000
R 12,000
H 15,000大阪 ⇔ 萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎 名古屋 ⇔ 新潟、松山 札幌 ⇔ 利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田 仙台 ⇔ 小松 福岡 ⇔ 対馬、五島福江、宮崎 長崎 ⇔ 壱岐、五島福江、対馬 沖縄 ⇔ 宮古、石垣 宮古 ⇔ 石垣 601~1,600マイル区間 (上記・下記以外の往復同区間旅程) L 6,000
R 7,500
H 9,000L 12,000
R 15,000
H 18,0001,601~2,000マイル区間 東京 ⇔ 沖縄 L 7,000
R 9,000
H 10,500L 14,000
R 18,000
H 21,000大阪 ⇔ 石垣 大阪 ⇔ 宮古 静岡 ⇔ 沖縄 名古屋 ⇔ 沖縄 名古屋 ⇔ 宮古 札幌 ⇔ 福岡
引用: ANAの必要マイルチャート
ハイシーズンの羽田那覇間の必要マイルは往復で21,000マイルです。ダイナースクラブプレミアムカードで105万円買い物をすれば一人分達成です。
210万円の利用があれば妻と夏の沖縄を満喫できます。高還元率カードで210万円買い物をしても2万1千円のキャッシュバックでしょう。規模が全然違いますよね。破壊力満点です。
もともと高級クレジットカードはサービス重視でポイントは二の次と考えている人も多いでしょう。
プラチナカード会員になったことにメリットを感じるのは、そのカードに付帯されたサービス・特典を上手に使いこなせるかどうか、がカギを握っています。
年会費が高いがゆえに付帯された特典は、経済力がある方(年収が高い方)向けのものが多く、比較的贅沢な旅行や食事を楽しんだりする機会が多い方にとっては、年会費相当以上の恩恵を感じると思います。
たとえば、いくつか代表的なプラチナカードのサービスを挙げてみましょう。
コンシェルジュ
プラチナカード会員の一番の目玉サービスともいえる、コンシェルジュサービス。
このサービスをどれだけ利用できるかが、プラチナカード会員の年会費を高いと感じるか安いと感じるかの分岐点となるかもしれません。
コンシェルジュデスクでは、希望に応じた旅行プランの組み立てからホテル・航空券等の予約・手配、同窓会で使用するホテルやレストランを紹介して欲しいなどといった要望にも応じてくれます。
そのほか、コンシェルジュを通してホテルの予約をすると部屋がアップグレードになったり、欲しいブランド品をどうしても手に入れたいなどという要望も聞いてくれます。
自分で調べて手配するよりも秘書代わりに利用すれば、空いた時間を別なことに利用することができるのです。有名レストランで1名分が無料
「全国の有名レストランで所定のコース料理を2名以上で予約すると、1名分が無料になる」特典は、多くのプラチナカードに付帯されている特典。
対象となる飲食店は全国にありますが、サービスを提供するカード会社によって対象飲食店は異なります。
カテゴリは、フレンチや中華、和食などさまざまで、どのお店も概ね1〜2万円のコース料理を用意しており、「一般的な収入の方」にとっては利用する機会が少ないですが、会社の接待や友人通し、家族で贅沢な食事をする機会が多い方には非常に魅力的。また、JCB THE CLASSなら、全国の対象飲食店で3割引きとなるサービス「ダイニング30」をも用意。
美味しくてお値段がお手頃なお店を主で構成しているので、非常に利用し甲斐があります。
気の合う仲間同士で3万円のお会計だった場合、「ダイニング30」を利用すれば21,000円。
場合によっては、“1名分無料”のサービスよりもお得です。スイートルームが半額に?
ホテルの優待特典は、ゴールドカードでも付帯していますが、プラチナカードともなると有名ホテルのスイートルームが対象となってきます。
半額で利用できる優待割引を用意しているカード会社が多く、1〜2泊もすれば年会費のもとが取れるケースも稀ではありません。
夫婦や家族で、少々高くても気軽にスイートルームへ宿泊できる経済力がある方なら、プラチナカードを持っていて決して損は無いでしょう。
上記に挙げた特典・サービスのは、プラチナカード会員のほんの一例に過ぎません。
収入が多く、少々贅沢をする機会がよくある方にとっては、プラチナカードは非常にメリットをもたらすものと思われます。
引用: プラチナカードのメリット
ダイナースクラブプレミアムカードもサービス重視であることは間違いありません。
利便性の悪さは多少、付帯サービス・会員特典は質が高い
ダイナースクラブカードは、スタンダードタイプのクレジットカードでもプレミアム性が高く人気がありますが、ダイナースクラブ プレミアムカードはその上を行く非常に高い“ステータス性”を持っています。
“利便性”という視点からみると、「ダイナースクラブ」ブランドは確かにVISAやJCBと比較して劣りますが、百貨店やスーパー、コンビニ、有名なホテルや旅館等で“ダイナースクラブカード”が利用できない場所はほぼありません。
地元で有名な居酒屋などでも使えないお店があったり、レンタルサーバーなどインターネットに関連したサービスでは結構な割合で利用できないなど、確かに利便性は劣ります。
利便性が劣るにもかかわらず多くの富裕層に愛されているのは、付帯する優待サービス・特典の質の高さ、コンシェルジュの対応の良さなど、他のカードにはない魅力が詰まっているからにほかなりません。一般カードである“ダイナースクラブカード”も年会費の割りには優待特典が充実していますが、プレミアムカードになるとホテルや飲食店に関する優待特典が大きくグレードアップ。
さらに、ダイナースクラブカード会員向けに提供される各種イベントもプレミアムカード会員は先行予約ができたり、特別な席を用意してくれたりなど充実。逆に言えば、ホテルやグルメ関連に興味が無い、日本の伝統文芸や文化に興味が無い(ダイナースはこういったイベントが多い)などという方には、あまりメリットをもたらさないと言えるかもしれません。
入会時には、国内空港ラウンジ同伴者無料クーポン2枚のほか、国内の特定の飲食店等で利用できる1万円ご優待券が数枚、プレミアムカードと一緒に届きます。
ポイント還元率にも力を入れ、サービスもプラチナクラスを維持しています。年会費13万円でも、家族会員は年会費無料です。バーゲン価格だと思いませんか?
ダイナースクラブカードって?
こんな破壊的な威力があるダイナースクラブとは何でしょうか。
ダイナースクラブの日本に於ける最上級クレジットカードで、入会にはインビテーション制(招待制)をとる。アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードと同じく、ブラックカードと称されている。
ダイナースクラブは通常のダイナースクラブカードでも「事前に与信枠を設けない」という点において、他のクレジットカードブランドのプラチナカードに該当することや、世界で最初のクレジットカードブランドであることから、格式高い評価を受けている。
通常のダイナースクラブカードに比べ、当カードはコンシェルジュサービス、付帯保険の厚い保障、高いポイント還元率(2倍)等に特徴がある。日本国内における発行主体は、三井住友トラストクラブ株式会社である。
年会費は13万円(税別)である(提携カードの年会費は異なる場合がある)。
招待制のカードですから、申し込んでもダメです。一般カードのダイナースクラブカードを利用し続けることで栄誉に輝くのです。
もともとダイナースクラブはグルメ派御用達と言われていました。
フランス料理界の天才と称され、今なおその地位に君臨し続けるアラン・デュカス氏。ダイナースクラブはアラン・デュカス氏率いるアラン・デュカス・エンタープライズと2010年よりパートナーシップを結び、日本の食文化の保存と発展に寄与してきました。
2017年度も引き続きパートナーシップを継続し、会員様限定の優待サービスやイベントなど、ますます充実の内容をお届けしていきます。ぜひご期待ください。アラン・デュカス氏への取材インタビューはこちらから
パートナーシップ内容
イベント
国内のレストランで様ざまなイベントを開催します。
詳細はイベントページやシグネチャーで随時ご案内します。優待サービス
国内外のレストランで会員様限定の優待をご用意しています。
ご優待期間:2018年3月31日ご利用分まで国内
海外
オーレ デュカス オ シャトー デュ ベルサイユ(べルサイユ)
引用: アラン・デュカス・エンタープライズとのパートナーシップ
また、プラチナカードでは当たり前のように付いている「二人で半額」のレストラン特典は、ダイナースが元祖です。
ご優待期間:2017年4月1日~2018年3月31日
こんなときに
- 同窓会や納会などグループでのお食事に
- お食事にも贈り物にも力を入れたい特別なご会食に
2つのご優待プラン
通常プラン
全店舗対象会員様を含む2名様以上で所定のコース料理をご利用いただくと、1名様のコース料金が無料
- ※会員様同士のご利用や4名様でご利用の場合でも、優待の適用は1予約につき1名様分となります。
- ※同行される方がSuMi TRUST CLUB プラチナカード等の本サービス適用カードを保有していた場合でも、優待の適用は1予約につき1名様分のみとなります。
グループ特別プラン
対象レストランにてアイコンのある店舗対象会員様を含む6名様以上で所定のコース料理をご利用いただくと、2名様のコース料金が無料
- ※キャンセルなどで人数が5名様以下になった場合は1名様分のみ無料とさせていただきます。
- ※一部、8名様以上に限り2名様のご優待をさせていただく店舗もあります。
他のプラチナカードが逆立ちしても真似できないこんなサービスもあります。
ちなみにこの中には、こんな料亭が含まれています。
ダイナースクラブ以外の方は、簡単には予約すらできない料亭です。もちろんグルメだけではありません。週末ゴルファーの方にもメリットがあります。
名門ゴルフ場優待予約
名門ゴルフ場、約90コースを優待価格で
国内屈指の名門ゴルフ場を会員様に代わってご予約。独特の伝統、格式、コース設計などをお楽しみください。
プライベートレッスン優待
プライベートレッスンを最大50%割引で
対象スクールを平日は50%優待、土曜・日曜・祝日は25%優待でご利用いただけます。
ゴルフ練習場優待
練習場を優待価格で
対象のゴルフ練習場で優待をお受けいただけます。
フィッティングサービス優待
「フィッティングサービス」を優待料金で
ご自身にフィットするクラブの選択と調整のご提案をする「フィッティングサービス」を優待料金でご利用いただけます。
ゴルフコンペ/プレープラン
名門ゴルフ場でのオープンコンペ開催やプレープランの情報をご紹介します。
アメックスと互角の勝負ができる数少ないブランドだと言えます。
ちなみにこれらのサービスは、ダイナースクラブプレミアムカード限定のサービスではありません。「普通の」ダイナースクラブカードのサービスです。このカードが年会費2万2千円なんてバーゲン価格ですよね。
まさかの日本一!?
先ほどANAの国内線を挙げました。しかし、国際線の特典航空券を利用するともっとすごいことがわかります。
【必要マイルチャート】 (単位=マイル/往復)
【シーズン】 L(ローシーズン)、R(レギュラーシーズン)、H(ハイシーズン)
【利用クラス】 Y(エコノミークラス)、C(ビジネスクラス)、F(ファーストクラス)日本(Zone 1)発着
発着地 利用
クラス目的地 韓国
(Zone 2)アジア 1
(Zone 3)アジア 2
(Zone 4)L R H L R H L R H 日本
(Zone 1)Y 12,000 15,000 18,000 17,000 20,000 23,000 30,000 35,000 38,000 C 25,000 30,000 33,000 35,000 40,000 43,000 55,000 60,000 63,000 F – – – – – – 105,000 105,000 114,000 発着地 利用
クラス目的地 ハワイ
(Zone 5)北米
(Zone 6)欧州
(Zone 7)L R H L R H L R H 日本
(Zone 1)Y 35,000 40,000 43,000 40,000 50,000 55,000 45,000 55,000 60,000 C 60,000 65,000 68,000 75,000 85,000 90,000 80,000 90,000 95,000 F – – – 150,000 150,000 165,000 165,000 165,000 180,000
引用: ANA国際線の必要マイルチャート
ハワイへはいレギュラーシーズンに旅行すると、エコノミークラスの必要マイルは4万マイルです。妻と行く場合8万ポイントです。「たった」400万円の利用で達成できます。
本当はもっと利用したいのですが、1年間に移行できる上限が8万ポイントと制限されています。
積算マイル
マイル換算
1ポイント=1マイル
(ご利用金額100円=1ポイント)マイル移行単位
1,000ポイント(1,000マイル)単位
マイル移行上限
80,000ポイント⇒80,000マイル/年間
移行手数料
なし
- ※年間参加料(6,480円(税込み)/年間)
積算対象
「ダイナースグローバルマイレージ」にご参加の個人会員(法人カード・提携カードなど一部対象外があります)の方で、ANAマイレージクラブ会員の方
1年に400万円利用することは「普通の人」では少ないでしょう。しかし、ダイナースのポイントは「永久不滅」です。その気になれば2年程度で達成可能でしょう。
ちなみにダイナースはその気になれば車が買えます。
高額のご利用をお考えの方へ
大事なお知らせ セキュリティ上の理由により、高額なカードのご利用時や、ご決済確認までの累積金額が高額な時に、お取引が一時的に保留となることがあります。
高額のご利用を予定の際は、事前にお知らせいただけるとよりスムーズにカードをご利用いただけます。高額利用の事前ご相談サービス
ダイナースクラブ会員様には、ご利用可能枠に一律の制限を設けておりません。
会員おひとり様ごとのご利用状況に応じて、個別にカードのご利用可能枠を設定し、ご利用いただいております。多額な現金を持ち歩く必要がない、というカード本来の機能を生かすために、
高額なお買い物、ご決済確認までの累積のご利用が通常よりも高額になる予定の際は、事前にお知らせいただけるとよりスムーズにカードをご利用いただけます。高額なお買い物の一例
- 長期の海外旅行
- 輸入車のご購入
- 披露宴や会社設立記念パーティ費用のお支払い
- 高級宝飾品のご購入 など
新車購入記念にハワイ旅行なんてやってみたいですね。ダイナースクラブプレミアムカードのポイント還元率はナンバーワンです。
まとめ
プラチナクラスのカードでポイント還元率なんて意識していない人が多いのまではないでしょうか。ポイントよりサービス重視と思っている人も少なくないでしょう。
しかし、ダイナースクラブプレミアムカードは話が違います。調べれば調べるほど年会費がバーゲン価格に思えてくる、素晴らしい1枚です。