外貨両替なんて使ってませんよね?一番安くすむ海外キャッシング基本のキ

こんにちは、プラチナカードホルダーのまひです。

海外旅行では、ショッピングや食事が楽しみの一つです。その料金は、大概の場合、クレジットカードを使って支払うことが可能ですが、交通機関などでは現金でしか受け付けないことがあります。このとき、現地通貨をどのようにして準備するかといった悩ましい問題があります。

そこで、今回は、海外で現金を所持する際の注意点、そして、海外でクレジットカードを利用して現地通貨をキャッシングする方法についてご説明します。

初めての海外キャッシング、現金の下ろし方から返済まで

2016.09.10

スポンサーリンク

基本のキ:海外に行くときには必要最低限の現金だけを持っていく

18af06469cb9a1b7567a05d544cce0f5_s

日本は、世界の他の国に比べて治安が良いと言われています。しかし、治安の良くない国や地域では、旅行者が持っている大量の現金は、窃盗の対象になるので注意が必要です。例えば、飛行機搭乗の際にキャリーバックを預けると、空港検査員によって無断で鍵を開けられ、キャリーバックに入れておいた現金が盗まれた、というとんでもない話を聞くことがあります。

さらに、財布に多額の現金を入れていることが知られてしまうと、銃で脅されるなどの強盗被害に遭う可能性もあります。

外国では、隙さえあれば、旅行者から金品を奪おうとたくらんでいる人が比較的多くいると考えておいてもよいと思います。

したがいまして、海外に渡航する際は、現金はできるだけ持ち歩かないことが重要です。日本円、現地通貨ともに、チップ、交通費などで必要な最低限の現金だけを持って行くのにとどめておきましょう。

 

外貨両替の選択肢

82b29824af2c0243431bbd264d6cc96b_s

海外旅行をするときに、外貨を用意する一般的な方法としては、銀行や空港にある外貨両替所で両替する、現地の両替商で両替するなどの方法があります。しかし、これらの方法では、高い手数料を取られます。

この両替手数料をなるべく安くするには、

(1)チケットショップ・金券ショップを利用する方法、

(2)FX口座を利用する方法、そして、

(3)クレジットカードのキャッシング機能

を利用する方法があります。

しかし、上の(1)の方法では、両替に対応しているチケットショップ・金券ショップが少ないことや、両替可能な通貨の種類がドルやユーロに限られた店舗が多いのがデメリットです。

そして、(2)の方法では、両替手数料自体は安いのですが、現地通貨を受け取るまでに、FXから現地通貨を銀行口座へ引き出す手数料、銀行口座においてFXからの現地通貨を受け取る手数料、さらに、銀行口座から現地通貨を引き出す手数料がかかります。これらの合計は、最終的に、銀行や空港にある外貨両替所の手数料よりも高くなります。

また、FXの口座と銀行の口座との間で入出金を繰り返しますので手間がかかります。

残る(3)のクレジットカードのキャッシング機能を利用する方法について、次にご説明します。

 

クレジットカードの海外キャッシングとは

ad3db87679bade3d85043fb32075d7cd_s

クレジットカードを使って海外で現地通貨をキャッシングする方法を「海外キャッシング」といいます。

具体的には、ATMを利用して現地通貨を引き出します(正確には、クレジット会社から現地通貨を借ります。)。海外にも、日本と同様に、クレジットカードでキャッシング可能なATMは、街の中にたくさんあります。

この海外キャッシングのメリットは、以下のとおりです。

(1)手軽で簡単

暗証番号さえ覚えていれば、どこでも簡単に外貨を下せます。所要時間も30秒程度と短くて済みます。

(2)為替レートがお得

キャッシング利用日の実勢レートで換算されます。上乗せレートがありません。マイナーな通貨になるほど、安心感が増します。

(3)単純で明朗な手数料

ATM利用手数料は、例えば北米では1回の利用で2ドルと安く、それ以外のコストは金利だけです。

(4)返済は自在

キャッシングの返済は、いつでも簡単にできます。

なお、海外キャッシングについては、こちらにも説明されています。ご参照ください。

Visaの公式サイト

でも、これだけは注意したい

e32566e42fddd40cb800788ba92a5181_s

しかし、海外キャッシングはメリットだけでなく、利用に際して注意したい点もあります。それを以下に示します。

(1)キャッシング回数をなるべく抑える

ATMの利用手数料は、1回の利用ごとにかかります。お金がなくなるたびに何回もキャッシングを利用していたのでは、その手数料も馬鹿になりません。ですので、現地で使う金額をあらかじめ想定しておき、キャッシング回数をなるべく抑えるようにするとよいでしょう。

(2)海外のATMではキャッシングできないクレジットカードがある

海外のATMにおいてキャッシングを利用できないクレジットカードがあることも、注意しておきましょう。

なお、Visa、MasterCardなど、海外でメジャーなクレジットカードでキャッシングの利用枠を日本円で設定しておくことにより、海外のATMから外貨を引き出せます。

 

まとめ

海外には、日本よりも治安が悪い国や地域があります。海外に渡航する際には、現金は必要最低限だけを持って行くようにしましょう。もし手持ちの現金が足りなくなったら、海外キャッシングを利用するのがよいでしょう。

しかし、お金がなくなるたびに何回もキャッシングしていると、ATM利用手数料がかさみます。海外キャッシングは、くれぐれも計画的に利用したいものです。

クレジットカードを上手に、そして計画的に利用して、海外での滞在を快適に楽しみたいですね。

 

 

スポンサーリンク